十七話 オッサン若者パワーについて行くのが精一杯
ミーンミンミンミン!
ジワジワジワジワ!
鬱陶しい、蝉の鳴き声を聴きながら、信雄と広子とJK三人娘はギラギラと陽射しの射すなか信雄の畑に来ており、草むしりを麦わら帽子を被りながら汗まみれになりながらやっていた。
しばらく、草むしりを続け太陽が真上にきた時、信雄達は作業を切り上げ、家に入り、大鍋を用意して湯を沸かし、信雄は素麺を茹で、広子とJK三人娘に生姜のすりおろしと麺つゆを準備してもらい茹でた素麺を笊に移しお湯を切り氷水を入れた器に素麺を入れ居間に持って行き、皆で啜り食べはじめた。
「やっぱり、日本の夏は素麺だなぁ!」
信雄がそう言うと、広子が信雄に聞いた。
「そうなんです?私は初めて食べました!」
それに信雄は返した。
「ああ、自分の故郷ではよく食べるよ、麺つゆに生姜と山葵を少し入れ、啜る、これがたまらないんだ!」
その言葉を聞いた真緒達は頷きながら喋る。
「そうですね、つるりとして、ひんやりした食感がたまりません!」
「そうですね!」
「うんうん!」
皆、素麺をたらふく食べ、食後のデザートにスイカも食べて、皆満腹になり、テレビを点け映画のコ○ンドーを見ながら静かな食休みを取っていた。
映画を見たことが無かった広子が板の中に人がいると言ったのを聞き、信雄とJK三人娘は笑っていた。
その後、信雄達がコ○ンドーのセリフの独特な言い回しの日本語翻訳で爆笑したのは言うまでも無かった。
信雄達は午後からも農作業を続け、夕方になる頃には畑全体の手入れが終わった。
その後、信雄は広子とJK三人娘が風呂に先に入ったのを見て、久しぶりに金策を始めた。
信雄は魔導ショップの残金を確認した。
残金:44208500コルン
前の板チョコのパックを売却してから、少し目減りしていた。
正直、あれから金策の転売をしようとしたら、すっかり忘れていた。
信雄は、買取り欄の胡椒買取り停止中の表示が消えている事に気付き、胡椒を1000㎏業務スーパーで購入した。
品名:胡椒
数量:1000㎏
価格:300000コルン
「購入っと!」
信雄が購入ボタンを押すと残金が減る。
残金:43908500コルン
信雄は買取りの項目で胡椒を選択し、売った。
品名:胡椒
数量:1000㎏
買取り価格:1800000000コルン
残金:1843908500コルン
信雄は換金したら、ドカンと増えた金額に眩暈を覚えるが、さらに追加で、砂糖を1000㎏と板チョコレート10枚入りを1000パックを購入する。
品名:砂糖
数量:1000㎏
値段:260000コルン
品名:板チョコレート10枚入り
数量:1000パック
値段:1000000コルン
残金:1842648500コルン
其を更に売る。
品名:砂糖
数量:1000㎏
買取り価格:700000000コルン
品名:板チョコレート10枚入り
数量:1000パック
買い取り額:1200000000コルン
残金:3742648500コルン
信雄の魔導ショップで使用できる金額が30億を越えた。
信雄は稼いだ金で戦力アップを図る為、魔導ショップの魔導書を購入した。
品名:水、火の魔導書中級
値段:各4000000コルン
品名:水、火の魔導書上級
値段:各100000000コルン
品名:雷撃の魔導書 初級、中級、上級
値段:合算705070000コルン
品名:神聖魔術書 初級、中級、上級
値段:合算1580050000コルン
品名:重力の魔導書 初級、中級、上級
値段:合算1150500000コルン
信雄は震える指で購入ボタンを押す。
残金:203028500コルン
残金が凄く減ったのを確認し、かなり凹むが、信雄は気持ちを切り替え、購入した魔導書を見て魔法を覚えた。
信雄はステータスのスキル欄を確認する。
スキル
交通誘導Lv1 計算Lv4 社交Lv2 料理Lv4
地の魔法上級 new水の魔法上級 new火の魔法上級 風の魔法上級 new雷撃魔法上級 new神聖魔法上級 new重力魔法上級
信雄は遂に、前から欲しかった、魔法を手に入れ、ご満悦であった。
信雄が悪役みたいな、嗤い方をして重力魔法を使い、自分の体重を空気より軽くした。
フワリ
信雄は空中に浮いた。
信雄は5分程浮かび、重力魔法を解除し、ステータスのマナを確認した。
マナ:521/471
マナが50減っていた。
信雄は庭に出た。
外は、満月の月明かりで明るかった。
信雄は、先ほどと同じ様に重力魔法を使い、体重を軽くして浮くと、風の魔法を使い、アイアンマンみたいに、足と両手から高圧の風を噴射し、空に舞い上がった。
信雄は風圧をレベルアップにより上がった、フィジカルで耐えようとしたが、流石にキツイので風の魔法で自分の周りに障壁を張り対策し、上空約1000メートルくらいで飛行を10分程行い、信雄の家の庭に着地した。
着地の際の風で家の窓ガラスがガタガタ振動していた。
信雄は再度ステータスを確認した。
マナ:521/321
マナは150減っていた。
信雄は、燃費はともかく、風の魔法と重力魔法を同時使用する事による飛行方法に可能性を感じ思案していると、庭に面した縁側から、信雄に、広子とJK三人娘が驚愕した顔で話し掛けてきた。
「信雄さん!」
「信雄さん、もしかして・・・」
「「おじさん!」」
「「「「空が飛べるの?!」」」」
そんな皆の質問に、照れ臭そうに、信雄は頷いた。
「「凄い!!おじさん、もう一回飛んで!!」」
そんな事ををJK三人娘の内の木崎と小日向の二人が信雄の両腕に身体を擦り付け、無邪気にお願いしてくる。
「おい、信雄さんへの失礼が過ぎるぞ!二人とも!」
そんな二人に杉崎が注意する。
「良いじゃないですか真緒先輩!おじさん嬉しそうだし!」
「そうだ!そうだ!」
「あれ?まさか真緒先輩、おじさんの事!」
「おい、小日向適当な事を言うにゃ!////」
木崎と小日向が真緒の注意を、茶化しながら返し、杉崎はその返しに顔を真っ赤にしながら噛みつつ返していた。
そんな三人の姦しいやり取りに、信雄が今の状況をどうしたものかと考えていたら、太ももに痛みが走る、見たら広子が膨れっ面で信雄の近くにおり、太ももをつねっりながら「楽しそうですね!」と言われた。
オッサンの信雄は終始四人の娘達の元気さに振り回されるばかりだった。
その後、信雄は気を取り直し飛行を行い、木崎と小日向は其を見ながら、キャッキャウフフと騒いでおり、杉崎は赤ら顔で見ており、広子はそんな三人に「信雄さんは私の旦那様ですからね!!譲りませんからね!!」と三人に釘を刺している、そんなカオスな状況がその場に展開していた。
その後、騒ぎ過ぎて疲れたからか、居間に戻り、皆でお菓子と茶を飲み食いしていると、小日向が聞いてきた。
「おじさん!!私もおじさんの使っている術が使えますか?!」
「どうだろう?調べないとわからない、鑑定を使ってもいい?」
小日向の質問に信雄はそんな風に返すと、小日向は簡単に了承した。
信雄は小日向に向かって鑑定を使用した。
名前:小日向 鈴美
レベル:1
称号:タイムスリッパー
ジョブ:JK
体力:15
マナ:20
攻撃力:5
防御力:4
魔法攻撃力:10
魔法防御力:15
速さ:3
次のレベルまで:10
スキル
裁縫Lv3
信雄は、ストレージから紙を取り出し、小日向のステータスを書いて渡し言った。
「初級魔法だったら使えそうだね!」
「本当に?!ヤッター!!ねぇ~おじさん、魔法教えてー手取り足取り!」
そんな事を言い、小日向は信雄の首に手を回し背後から首もとに抱きつき、小さくない胸を信雄の背中に密着させてくる、それを見た木崎も信雄の右腕を無意識に自分の胸で挟み言ってくるのを見て広子も参戦した。
「え~鈴美ちゃんズルイ私も~!!」
「二人とも、信雄さんは私の旦那様です、あまりくっつかないでください!」
「「広子ちゃんが其を言うの?!」」
「良いんです私は、信雄さんの妻ですから!」
「「広子ちゃん、ずっこい!」」
その様子を見た広子は信雄の膝の上に跨がり身体に抱きつき、二人を牽制する。
其を見ていた、杉崎はあまりのやり取りに、どう入ればいいかわからず、顔を赤くし見ていた。
「わかった、わかった、教えるから!!」
その信雄の言葉を聞いた二人が信雄から離れた事で、騒ぎは収まり、皆疲れていたのかすぐに、就寝した。
それからしばらく、木崎と小日向は正気に戻った反動で恥ずかしすぎて、信雄を直視できないのだった。
名前:木崎
レベル:1
称号:タイムスリッパー
ジョブ:JK
体力:17
マナ:15
攻撃力:7
防御力:5
魔法攻撃力:12
魔法防御力:10
速さ:4
次のレベルまで:10
スキル
園芸Lv2
名前:杉崎 真緒
レベル:1
称号:タイムスリッパー
ジョブ:JK
体力:25
マナ:25
攻撃力:11
防御力:9
魔法攻撃力:10
魔法防御力:15
速さ:6
次のレベルまで:10
スキル
剣道Lv4
名前:広子
レベル:1
称号:農家の娘
ジョブ:農民
体力:30
マナ:10
攻撃力:8
防御力:9
魔法攻撃力:9
魔法防御力:9
速さ:5
次のレベルまで:10
スキル
裁縫Lv3 料理Lv5 農業Lv4




