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ファンタスマ

ファンタスマ［西班牙語］幽霊の意味。

蔑称、天然素材。

注：ネタバレ？な設定も含まれています。

　種族としての容姿特徴

　黒い肌に丸顔、鼻はなく、目の部分にはボンヤリと光る点が二つ。口らしき裂け目が一つ。

　人型をしている。全体に真っ黒だが、きちんと質感はある。

　生殖機能があるのかは不明。

　当の本人たちも気づいたら「生まれていた」という感じなので、よく分かっていない。

　意識としての男女はあるのだが、性欲というものは一切感じない。

　彼らは、死亡すると魔物のように身体が解けてなくなり、その後に黒曜石のような魔石が残される。

　種族としては、この魔石が本人の遺産扱いとなっている。

　多種族では判別つかないのだが、同種であるファンタスマ族にはその魔石から個人特定ができるらしい。

　通常の魔石に黒色は存在しない。また、含有する魔素も多量で希少な属性のためか強盗などの犯罪者から常に狙われている。

　一部の上流階級から希少な宝石として高価で取り引きされている。

　協会の倫理としては、非人道的とされている。その為、各国でファンタスマ族は保護対象とされているのだが、違法行為は一向に減少することはない。

　一説には、幽霊などの亜種ではないかとされている。

　根拠として、ファンタスマ族の成長は遅く。生まれながらにして、知識と成人体形のものも存在するためである。

　あまりにも、多種族との生態が違い過ぎるために迫害の対象となってしまっている。