湾曲空間(わんきょくくうかん)
湾曲空間固定
要約すると…ものすごい量のエネルギーで空間を湾曲させて、その歪みを利用して任意の空間を存在、固定している。
アルシュたちが女神と呼んでいるヒトの技を応用したもの。元の時空間とは別に存在する場所。時のながれも、広さも、ここで起こる事象ですら任意に起こせれる隔絶した空間。
茅姉さんの研究室(異次元な空間)も似たような技術で作られている。これは村の子供たちにも秘密。
蒼溟の人生相談の際に造り上げた湾曲空間。
周囲は、どこまでも果てのない漆黒で、そこに上下左右などの方向性は皆無。
自らが立つ場所ですら何故、とどまっていられるのか、または静止しているのか、判別の出来ない闇。
空間を四角に切り取ったような先に任意の接続空間を見ることが可能。ただし、大きな絵画をかけてあるように立体感は皆無で、テレビ画面をのぞきこんでいるような違和感がある。
相互認識により他者を認識することが可能。
お互いに相手が同じ場所に居ると認識している為に、その姿を捉えれているように感じているだけで、瞳に実際の物質として映しているわけではないとのこと。
その理屈と同じで、通常空間ではテレパシーのような会話だったアオとシュンと普通に会話できるのも、この空間内限定の相互認識によるもの。
アオの小部屋(全然、小部屋ではない広さ)
人生相談の際に作った湾曲空間を基に作られたアオのプライベート空間。
広さは、任意によって変更可能だが今のところ体育館くらいの広さにしてある。そのうちにアリの巣のように色々と面白機能を作成しようと考え中。
普段は蒼溟の圧縮袋の内部に入口を固定してあるが、リンク機能により蒼溟は任意で訪れることが可能である。また、蒼溟の影から荷物などを取り出せれる便利機能付き。
住み心地を改善した後には、雲隠れ用の隠れ家にしようと狙っているがいまのところは計画しているだけで実行に移す気はないようである。
これ以外にも多種多様な機能をもつチート技術ではあるが、その全てはご都合主義により如何様にも変化します(笑)