2人仲良く永遠に…
暑い中、予約していた「合同墓」への納骨で…
ヨロヨロと力を奪われる程の暑さ。
本州より気温が低いとは言え、やっぱり暑いものは暑いのだよ。
朝っぱらから強すぎる日差しが容赦なく降り注ぐ中、市役所で予約していた「合同墓へ納骨」の為、一旦実家にいつものメンツ集合。
パパとあたし、それに姉の3人。
アベンジャ○ズではなく、メジャーなメンツのジャスティスリ○グで言うところの、スーパ○マンとバ○トマン、そしてワンダ○ウーマンと言った感じでジャーン!と勢揃い。
先ずは実家で先週の四十九日の時の「花」の片付けから。
それが済むと、持って行く父と母のお骨。
大きな骨箱(木の箱)と、喉仏などが収まる小さな骨壷、それぞれ父と母の。
それと納骨にあたっての書類(2枚)に、姉がわざわざ用意してくれた仏花を車に積み込み、いざ出発!の場面で、ニヤニヤこちらに向かって来るおじいさん。
あれ?この人…と思ったら、近所のジジイで、母が生前「除草剤を撒いてもらう」などの小さい仕事を、ちょっと高額でやってもらっていた方で…
悪い人ではないのだろうけど…「後で香典持ってくから、線香あげさせて」と言っていた割に、あたし達が片付け作業で実家にいる時はいくらでもあったにも関わらず、結局、香典は持って来ないは、「ここ、いくらで売るの?貸せばいいのに?借りたいとか、買いたいって人いるんだけど」などと、なんかムカつくことをズケズケと聞いてきて、「ああ、ヤダなぁ」と、あたし達3人心底関わりたくないと思ってるタイミングで、今朝、再び同じことをニヤニヤズケズケ聞いてきたので、パパと姉が笑顔で「不動産屋さんに預けてるから、自分で調べて下さい」と言う様なことを言ってくれた。
そして、そそくさ3人でやっとこ出発できた。
悪気はないのかもしれないけれど、人の気持ちを悟ったり出来ないタイプの人なんだなぁと思った。
火葬場に到着すると、すぐ後ろからついて来ていた大きなバスがブーッと大きくクラクション。
火葬場の方達や、先回りしていた葬儀場の方々への合図のクラクション。
駐車場の端っこに停めた車の中から、その光景を見つめると、ちょっと前はあたし達もああやって葬儀場のバスに乗ってここに来たっけって。
もう遠すぎる昔って感じで、約2ヶ月前のことなのになんて思った。
「合同墓」へ納骨の時間まで少し待った後、お骨を入れる場所へ行くと、あたし達の前の方々がまさにやっている最中で、ちょっと行くのが早かった様だ。
そんなつもりは全くないとは言え、相手には「急かされてる」と思われたに違いない。
本当に申し訳ないことをしちゃったよ。
…で、あたし達の番。
係のおじいさんが炎天下の中、ものすごく親切で丁寧に説明をして下さって、姉とパパとあたしでちょっとづつ、お骨を入れる「穴」の様なところに、代わりばんこで父と母のお骨を入れてった。
それが「泣く」様な場面は一切なく、例えとして適切じゃないかもしれないけれど、箒で集めた塵や埃をちりとりでザザーッとゴミ箱に棄てるのとそっくりな形で…
「そうだよ!合同墓にお骨を収めるって、こういう感じだったよなぁ」と、義父の時を思い出したっけ。
あまりに機械的と言うのか、そっけないので、「やめる」と言い出す人もいそうな気がした。
この間の四十九日にわざわざ来てくれた「ドラマチックチャンピオン」(あたしが命名)こと、母の妹であたし達のおばさんには、これは「酷」な儀式かもしれない。
四十九日の時も、1人、あれこれと母のエピソードを話しては、感情の上がり下がりが激し過ぎて、みんなで宥めたり、ちょっと大変だったのでね。
なので、今日はいつもの3人で十分だったと思う。
2014年に旅立った父のお骨は、ずっと実家の仏壇の傍に置いてあったのだけれど、今日、やっと母と一緒に収まった。
きっと2人共、ほっとしてるんじゃないかなぁ。
本当に穏やかで静かな「儀式」だった。
ただ、あたし達3人が心配だったのは、ずっと外にいた係のおじいさんだ。
暑い中、次から次へとやって来る(あたし達のすぐ後にも、よそのご家族が来てたから)、あたし達の様な人達に親切で丁寧に説明して作業だもん。
熱中症で倒れやしないか、本気で心配だったのよ。
なので、せめて、「合同墓」の辺りに、運動会で使う様な大きいテントでもあれば、係のおじいさんだけじゃなく、「納骨」しに来る方達も日陰でいくらか涼しい中で粛々と行えていいのに…と思ったよ。
その後、一旦パパが毎度の病院を受診中、あたしと姉で病院の近くを散策。
先ずは病院の通りの角っこにある「コ○ル」(確か、そう)で、ソフトクリームを食べた。
あたしは白いミルク、姉は青い塩のやつ。
すっきりした甘さで、美味しいのなんの。
パパの病院の受診の際や、あたしの帯状疱疹や肺炎で受診した際など、何度もそのお店の前を通っていたけれど、なかなか寄れなかったのでね。
今度はパパと寄りたいなと思ったよ。
そして、旧手宮線の辺りやその周辺を歩いて、可愛い小さな雑貨屋さんで、パンダのエコバッグをゲット!
お母さんの死後、片付け作業中なのかわからないうちに、使い倒してたエコバッグを1つ無くしちゃってたので、いいのを買えて本当に嬉しい!
今度、雑貨屋さん巡りをする時は、使いやすくて可愛い「お財布」を買いたい。
何故なら、今使っている「家」のお財布が、前の財布のボタンがキツくて固くて、開けようとしたらボタンは外れず、ビリッと破けちゃった為、仕方なく「急ぎ」で購入したやつなので、気に入ってる訳じゃないからだの。
…色々見て歩き、病院近くの公園のベンチで待った。
そこは大きな木がある素朴な公園で、その木の下のベンチがいい塩梅の木陰で、風がそよそよ涼しくて気持ちいい場所だった。
パパの病院も無事に終わると、3人で「生前、母が好きだった」と言う「菜○な」と言う古民家っぽいカフェへ。
パパの母校や天狗山へ向かう道路の途中にあるそのお店は、ひっきりなしにお客さんが来ていたっけ。
「和洋折衷」建築のそこは、どこか懐かしさを感じる素敵な空間。
縁側から見えるお庭の感じは、ちょっと「サ○エさん」の家っぽい雰囲気。
母は「ドラマチックチャンピオン」のおばさんを「是非連れて来たい」と言っていたそうだ。
それは、そこがかつて暮らしていた「母の実家」に似ているから」なんだとか。
「へ〜え」なんて言いながら、あたしはトマトのオムライスとアイスティー、パパは無加水カレーとアイスコーヒー、姉はなんとか混ぜ蕎麦とアイスフレーバーティーをいただいた。
メニューからの注文が「モバイルオーダー」とか言うので、あたしとパパは出来ないので、全て姉にお願いした。
「白米」と「玄米」のどちらかを選べたので、パパとあたしは「玄米」にした。
本当に美味しくて優しいお味だった。
お店の方もみんな笑顔でとても親切。
素敵なお店だったなぁ。
お腹いっぱいになったので、実家に戻って片付け作業はしなかった。
姉を小樽駅まで送って、笑顔で別れた。
「父と母の納骨をした」ってのが、あたし達3人にはとても大きなことだった。
この間の四十九日もそうだけど、今日の「納骨」は上手く説明できないけれど、あたし達3人にとって本当に大きな「仕事」だった。
元同級生だったと言う父と母。
お互い大好き同士だったから、2人で一緒に合同墓に入れて良かったね。
これから2人、喧嘩することもあるだろうけど、仲良く永遠に一緒にいられるね。
我が家に仏壇あるけども、なんか良かったねって思ったよ。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。




