10日目「犬」
十限目「犬」
・・・えっ?犬っすか、これまた意表をつかれましたぞ。
てっきり最終回とか、あがりとかを勝手に思っていましたが・・・予想の斜め上をいっていたぜっ!
では、私もその熱い思い(なんのこっちゃ)に報いなければなりません。
泣いても笑ってもファイナルはオムニバス4本立てっ!
➀「わんわんユートピア」詩
ドーベルマンは強くてりりしい
ダックスフンドは短足で愛らしい
プードルは気品のあるお嬢様系
オールドシープドッグはふさふさおじいちゃん
土佐犬は闘犬で勇ましい
テリアはきゃわいい
ブルドッグはとにかく嬉しい
セント・バーナードは首輪の樽酒を飲んでみたい
そこだっ!
走れっ!
わんわんたちっ!
猫たちも走ればまさに最高潮!
わんわんわんわん
わんわんわんわん
にゃあにゃあにゃあ
銀玉に思いをこめて
越えろ確率という名のボーダーを
フリスビージャンプだっ!
とにかくまずは3匹揃え
そこで待てっ!
おすわりっ!
偶数より
奇数
ボタンバイブ
即ちこれ自然の理なり
わんわんわんわん
わんわんわんわん
にゃあにゃあにゃあ
チンジャララ~
当たれば
嬉しいなったら楽しいな
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
これって「わんパラ」
・・・・・・
パチンコやないかーい
②「犬の思い出」エッセイ
小学生4年のクリスマスの日に家に迷い込んだ子犬はタロ(仮称)と名づけ、家族の一員となりました。
で、いつのまにか子犬を生んで、4匹ぐらいになっていたかな。
ある日、うちの犬たちが脱走しました。
くまなく探しても見つかりませんでした。
ところが、学校(うろ覚え)の駐輪場に、うちの犬たちがいたんですよね。
一目でうちの犬と分かりました。
「どこの犬?」
と周りの子ども達が騒いでいるのかき分け、興奮し感情的になっていた私は、タロ達の前まで走り抱きしめます。
「うちの犬!ぜったい!」
「えー本当」
疑う、みんなに恐怖を感じ、犬をぎゅっと抱きしめて、
「ウチの犬だもん!」
と、泣きながら(たしか)叫んだのを覚えているなあ。
③「悪役令嬢は皇子を犬のようにざまぁする」異世界恋愛?
「ふふふ、フリードリヒ皇子、あなたってとんだおバカさんね。私がこの国の聖女と知らずに数々の悪逆非道の振る舞いを行った事、許せませんわ」
悪役令嬢改め聖女ティモテは、誇らしげに人差し指をフリード皇子の顔へ突き出した。
王子は刹那の勢いで土下座する。
「・・・申し訳ございません。これからはあなた様の犬となって一生ご奉仕いたします。これまでの数々の無礼はボクの愛情の賜物でございます。いわば歪んだ愛・・・そうだ!これからはあなた様がこのボク・・・いや、犬めに愛情を注ぎこんで調教してください。複数土下座は勿論、三遍回ってワン、靴舐め、片足あげてお〇っこの恥辱、夜のバ〇ー犬は勿論、ティモテ様の犬となって這いずり回る所存でございます・・・わん」
「・・・キモっ!」
「ご主人様ご命令をわんわん」
「するか!」
「そんな・・・くぅーん」
「可愛くない」
「・・・・・・」
「捨てられた子犬のような目で見るな」
「わんわん」
「死刑っ!」
④「なろう界において犬と猫のヒエラルヒー」その他
なんとなくですが、なろうでは猫の方が圧倒的に人気ですよね。
有名作家さんのPNには猫がついていますし、私の知っている相互さんや書き手さんも猫のつく方が多いです。
それで猫は出世する名前なのかと、私は勝手に思っています。
調べれば分かるのかな?
で、犬の方は・・・あまりというか、ほとんどいませんよね。
圧倒的猫の勝利です。
たしかにPNに犬はつけづらいですね。
・・・つけづらいことはないけど、猫ほど柔らかい感じはしないし・・・。
社会一般的にはどうなんでしょう?
犬派猫派、おそらく半々いや犬の方が若干優勢かと・・・。
にもかかわらず、なろうでの圧倒的猫の優位性・・・。
結論・・・やっぱ猫ってつけると出世とか縁起がいいのでしょう。
当っている?
どうでもいい?そう・・・。
そっか、今回のお題が猫ではなく犬ということは、一種のアンチテーゼなのかもしれません(違うよ、笑)。
あなたはどの犬(話)が好み?(笑)
なんとか走り切りました~。
やったどー!
読んで頂いた皆様には感謝でございます。
そして、しいな様、素敵な個人企画に参戦させていただき、ありがとうございます。
大変な10日間だったと思います、お疲れ様でした。
もうちと、続くぞい(笑)。