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⑷『神に聞くのは、俺の行く末』

⑷『神に聞くのは、俺の行く末』



神こそが、俺の行く末を知って居るのだ、他に知って居るものなどいないだろう。これは推論だが、実に正論だとも思う。結句、俺は、神に聞く、俺の行く末を、という形になるのだが、やはりどうだろう、俺は、どうすれば良い。



毎日、毎日、神の声が降りて来るのを待って、それが一体、何になるんだろう、と不可思議に思いながら、一種の瞑想状態で、街を徘徊するのである。俺はどうすれば良いのか、本当に、心底、分からないのであるから、どうしようもない。



それでも、聞こうとする、意志の姿勢で以って、そんなことを呟きながら、街をうろうろとしている、半ば、狂人の様に映るかもしれないが、これでも、神の声が降ってこない以上、徘徊を止める訳にはいかないのである。

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