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⑶『神に聞くのは、俺の行く末』

⑶『神に聞くのは、俺の行く末』



神に聞いてみると良い、そう言われて、昔の俺は、神との対話に必死だった。返答などなかったのだ、しかし、小説を書くにつれ、いつからか、神の声が聞こえる様になった。そうだとしたら、俺の行く末を聞くのは、強ち間違っては居まい。



そういう訳で、この小説も出発したのだが、まあ、問題は山積している。行く末とは、自分で決めることだと、運命論者や宿命論者は言うだろう。俺は訝し気に、小説を書きながら、思うことは沢山ある、という訳である。



所詮、訳の分からない俺の存在は、行く末すら持たないのだろうか。分からないな、しかし、やはり必死に、神の声が降りて来るのを待ち、降りて来た言葉を半ば鵜呑みに、半ば懐疑して、小説を運ぶ、という訳なのである。

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