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皇国の海軍将校  作者: Tatsu
序章 兵学校編
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とある休日

海軍兵学校にはなんと週に一日休日がある。月月火水木金金といわれるように海軍では休日は少ないが、どうやら昔多数の生徒が過労で倒れたことから、週に一度の休日が入れられるようになったらしい。

といっても当然休日であっても宿題がだされ、二年になってからは日露戦争などの過去の戦いのレポートが課題として出されたりするので、人によっては休日のほうがつらいらしい。

まあ俺にとっては訓練が無くてうれしいのだが。

今日は『1918年に英国が行ったブルッヘ・ぜーブルッヘ港襲撃の考察』か…

ちなみにぜーブルッヘ港はドイツのUボートの基地なのだが、この襲撃は失敗に終わっている。

旧型の巡洋艦を港の中央水路で沈めて塞ぐという作戦なのだが、要塞化されていて、固定砲台もある港に低速の艦で近づくなんて自殺したいとしか思えないのだが…

他にもイギリスは第二次世界大戦時にドッグに駆逐艦を突撃させて自爆させるとかいう作戦を実行している。さすがブリカス。

トラック空襲やラバウル空襲を見れば艦船での攻撃よりも航空機による港湾施設の破壊のほうが適しているのは考えるまでもないだろう。

陸上砲台と戦艦では陸上砲台のほうが有利なのである。やはり時代は航空機なのだ。

さすがにこのレポートで航空主兵論を唱えるわけにわいかないので俺の提案として書くが。


「先輩、失礼します。」

「あ、有村…それは…紅茶?」

有村が紅茶のカップを持って話しかけてきた。

「はい。親戚が英国から日本に帰国しまして、その方から土産として貰いました!」

「英国から帰国って最近じゃ珍しいな…仕事関係か?」

「はい。海軍のお仕事で一年ほど英国に行かれたようで…」

海軍関係…となるとロンドン海軍軍縮会議か?あれ?もしかして有村の家って名家だったり?

しかもこの紅茶結構いいやつじゃないのか?前世のインスタントの紅茶とは全然違うのだが…

お嬢様で成績優秀とか最強かよ。

なんか伏線入れようとしたらちょうど時期があってた。

年とか結構適当に決めたんですけどね

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