表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

映し鏡の恋

高二の夏、人生で初めてできた彼女は、左利きだった。
向き合うとまるで鏡みたいだねと、笑いあった。
けれど彼女は、私に内緒で教師と隠れて会っていた。
二人は付き合っているのだと、噂が流れた。
私は勝手に、黙って身を引いた。

それから七年後。
私は偶然彼女に再会した。
私は思い知った。私はまだ、彼女のことが好きなのだと。
けれど彼女の左手の薬指には、控えめに輝く婚約指輪があって、彼女は笑顔で妊娠したと告げる。
だから、この恋は決して成就してはならない。

けれど、恋心を押し殺して彼女との逢瀬を重ねる私は、気付いていない。
彼女の本当の目的を。

※この作品は「カクヨム」「ステキ文芸」にも掲載しています。
左利きの恋
2020/12/02 10:46
悪足掻きの恋
2020/12/03 18:00
踏み外した恋
2020/12/04 17:00
罰当たりの恋
2020/12/05 17:00
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ