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宮島の記憶

訓練をしてその後の話をしたいところだがここで読者も気になってるであろう伏線を回収したいと思う。そう、宮島成哉の記憶である。その後アテナの過去、特別な力を持っているリナヒの話をしよう。

それでは宮島よろしく

俺が家から帰るとそこには親の死体があった。話しかけても応答はなく生暖かい体温だけが残っていた。家は荒らされた形跡があり概ね強盗が入ったと言ったところだ。

その後、俺は祖父に引き取られたが、直ぐに孤児院にいった。俺はそこで同じ様な体験をした仲間とつるむようになった。他校ではあったものの同じ地区に住んでいたらしい。

おれは

「なんか引っかからないか?何故俺らの地区だけでこんなことが怒っているのか?」

「確かにそうだが…考えすぎじゃ?」

「つまり、同一人物説?ってことか?」

「恐らく。俺らで犯人を殺さないか?」

この時だった、俺が初めて人をここまで殺そうと思ったのは…。

まさかこれが原因で人を殺すのを躊躇しなくなるなんて思ってもなかったが。

その日から俺らは毎日自分の家の近くを歩いて登下校するようになった。

その夜

「見つかったのか?」

味噌汁を飲みながら話しかけてきた。

「まだ見つかってない」

「見つかってはないがそれらしいのは見つけたぞ」

「ふ〜ん」……。

って

「「おい!」」

「これなんだけどよ」

見せてきたのは手配書?のようなものとスマホで撮った写真。そこには身長180ぐらいの男が2人映っていた。

「俺らじゃ勝てないぞ!どうすんだよ!鉄パイプ、バットなんにも効かなさそうだけど!」

「狙撃するんだよ!スナイパーで!」

こいつはバカなのか?という目線が送られてきた。

「いや、目潰しすればいけるかなぁって」

「それならどうするんだよ」

「明日は雨の予報だ。ゆっくり近ずけばバレないはず、一人ずつ殺そう。」

「明日って、なんでアイツらが明日来るって分かるんだ?」

「なんつーか?感ってやつ?」

次の日…。当たって欲しくなかったと言ったら嘘になるが当たってしまったのだ。

「とりあえず一人殺す所からだ」

俺は後ろから、残りは左右から刺すことにした。

俺は目を瞑りながら突進した。肉に刺さるのがハッキリと分かった…。

たが…そこに居たのは仲間の1人だった。

首根っこを掴まれ死んでいた。

俺らはそいつと共に吹っ飛ばされ地面に倒れた。

アイツらはバットとバールを持ちながら近ずいてきた。

「お前はこの前の家のガキだな?あの親無様に命乞いしながら死んでいったよ!」

ゴロゴロゴロ

「やめ…ろ」

「なんだってー????」

「やめろ!お前らに親を殺された俺達の怒りを思い知れ!」

ごめん…目を瞑らなかったらこんな事にはならなかった。今度は前を見て殺す!

「ガキがァァァ!」

「うわっ!」

「いい加減諦めろよ、無理だってことは分かってるはずだ。今逃げれば見なかったことにしてやる。」

「逃げる?する訳ねぇだろ!」

俺は無様にも再び地面吹き飛ばされた

俺も…終わりか…。いつからだろうな、人を殺そうと思ったのは、神様俺は死んでもいい。だから俺の親とこいつらに殺された親だけは生き返らせてくれ。

隣には死んだ仲間の死体目の前には首を締められている仲間。

相手が…悪かった(笑)。

どのくらい眠っただろう

目の前は見覚えのある天井、そして懐かしい声だった。

傷は完全に治癒していてカレンダーはアイツらが家に来る日の朝だった。

(成哉と言ったな?またあの悪夢、そして被害をこれ以上増やしたくなければ力を取れ)

それは紛れもないゼウスの声。

俺は即答した…力を渡せ!

(承知!)

と、まぁこんな過去が俺にはあったんよ。これで宮島物語は終わり!そんじゃアテ姉の過去でも聞くとしますか!アテ姉よろしく頼むっす!

















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