アテナとの出会い
この世には神がいる。神は人々が信じたから存在したのであり人々が望まなければ存在するはずのない架空のものである。私は人類最後の人間が生み出した最後の神である…。
俺の名前は暁誠碧高校一年生。することが無いので現在進行形で妄想中だ。男子高校生なのだ何も言うな
そんな時「誠碧この問題の意味は?」
殺意を覚えてしまった。至高のひとときを邪魔されたのだ当然である。
ガタッ
「誠碧何処へ行くつもりだ」
俺はバックを持って帰宅することにした
学校から家は近いのですぐ着いた。帰るやいなやPCを付けお気に入りのヘッドホンをする。話題のキーワード検索をしている時PCがフリーズした。教師に殺意を覚えた後だと言うのに神はよくここまで人をイラつかせるものだ
「力が欲しい…。」「なら力を与えようか?」…「貰えるもんなら欲しいよ!」
すると目の前が光った。その光からロリが現れた。性癖にドキュンだ(俺はロリコンじゃない。俺は性犯罪者じゃない。)
俺は冷静に「今回はどのようなご用件で?私がロリ好きだから捕まえに?高校に入ってから性癖がおかしな方に言ったから?それとも学校サボったから?」 落ち着く落ち着かない以前に思い当たる節が多すぎる。
「どれも違うわよ!よくもまあ神様の前でそんな事が言えたものね!?」
神様?今神様って?
「改めて私はあなたの神アテナ。あなたが力を望んだから召喚されたのよ。だいたいこんな誰でも願う願いなのになんであなたが選ばれたのか」僕はとりあえずこう言い放った
「脱いで」「は?」「脱いで」「あなたなにを」「脱いで!」「あなたはおバカさんでちゅか?」「バカって言ったな!目の前に俺好みのロリがいるんだぞ!脱がせる以外の選択肢があるかぁ〜!」「落ち着きなさい!私はあなたの願いを叶えるために来たの!脱ぎに来たんじゃないの!」「ハァハァ」「だいたい神を呼べる人間なんて限られているんですそれがこんな人間のとこに召喚するなんてあの人は最低です」
あの人?あの人って?そんな事より
「限られてるって?」「神は人が望んだから生まれたの」「だったら限られるなんてことあるわけ」「あなたはとことんバカね。そんな事したら世界は滅ぶわよ?」「たから神の間でこう決まったの。神は今いる神の中から選抜される選抜されなかった神は彷徨い続けることになる。つまり神が着いてる人間は限られてるって事。その人間が死んだら神は違う人に着く。現在あなたと私は絶対契約が交わされている。あなたが死ぬまで私はあなたとずっと一緒よ」
だいたい分かった。
「質問したいことが幾つかある。まず一つ目お前のことは俺以外の人間に見えるのか?二つ目俺は他の神を見ることは出来るのか?」「まず一つ目の質問だけど見えないわね。ただし私が人間と生活することは可能よ彷徨い続けてる神がいるって言ったでしょ?実は身近にいるものなのよ?あなたの学校のあの教師も元神ね?神同士で結婚して子供が生まれる。その子供は最強の力を得るなんてこともあるみたいまぁ生まれる子供の殆どは平凡な子供なんだけどね。話が逸れたわね。二つ目の質問よ見ることは出来ないわ。以上よ」
「それとこれだけは覚えておいて。あなたは死ぬまで命を狙われる。」「俺が神の力を得たからだろ?」「あらあなたバカじゃなかったのね?」
こいつバカが好きなの?
「まぁそんなとこだけど正確には違うわね。主には選ばれなかった神達、堕ちた神(BADGOD)バゴって読んでるけどそいつらね。後は神の力を得た限られた人間(LimitNumberHuman)リナヒかしら?」
神の中にも悪魔はいたものだな。ここで俺は考えた(俺はバゴに命を狙われている。それはリナヒ達も同じ。俺らリナヒが力を合わせればバゴを全滅させる事など簡単なのでは?簡単に仲間になるはずはないと分かってはいるが何とかすりか)
こうしてるうちに夜も遅くなってきたとりあえず明日考えよう
「アテナ腹とか減らないのか?」「空くわけないでしょ?私は神なん」グゥゥ〜
「聞いたわね?」「ははは、お腹すいてんだな飯持ってきてやるよ」「いい気にならない事ね!」
なんだ可愛い所もあるじゃん。
次の日
俺は目覚まし時計を壊したこれが神の力!じゃなくて おい!この駄女神アテナ!
「なぁにぃ おはよう誠碧初めて名前で呼んでくれたわね」
そこにはロリの裸があった。クソ!アニメや漫画でよくある謎の光で重要なところが見えない!
「って何焦ってんのよ」「だって貴方様は今裸ですのよでございまする」「裸?ってバカーーーーー」
おれは顔面にアザが1つと鼻血を抑えながら学校へ向かった。と言うより
「なんでお前まで着いてくんだよ。」「だって同じ学校だもの」「後ね隣歩かれると視線が凄いのよ」「当たり前よこんなロリを連れて歩いてるんだから」「おはよう誠碧ってお前裏切ったなぁー!」「待て待て!違うんだ!」「ほら席付けー。紹介しよう今日から転校してきたアテナ・レッシブさんだ。席は誠碧の隣だ」
「アテナ・レッシブです。テレジア学園から来ました!誠碧君とは同居していて朝から裸を見られるような関係です。よろしく」
「誠碧後で生徒指導室に来なさい」「え?」
「誠碧後で覚えてろよ」「あっ…あっ……これは……これは酷くないですかー!」
その日俺は学校中から質問攻めという名の尋問。ロリコンとの罵声。俺と代われ!俺と代われ?それはあなたも犯罪者ですよ?とまぁ色々浴びせられるのだった。
「アテナさんアニメとかだとそろそろ熱い展開が来てもいいような気がするんですが?」
「そうねリナヒ達はともかくバゴ達が襲ってき来てもいい気がするけど…」「まぁ狙われないのはいい事よ?」「そうだがなぁ、お前には神が見えるんだろ?この学校に居ないのかよ?」「居るわよ私を含めれば三人だけど二人ほど居るわ」
何故それを先に言わなかったんだこいつは
「まずはあの生徒会長一ノ瀬沙桐あの子に着いてる神の名前はヘルメス。賭けとか盗みとかの神ね。もう一人は二年の花目愛美香ねあれはヘーリオス&アルテミスよ」
こいつなんで2年の名前知ってんだよ。てか一人の人間に神が2人!?
「なんで神が2人着いてんだよ!」「あの子達はあれで1つなのよ。他にもいるはずよ。でも気をつけてあれはかなりやばい部類よ」「それってどういう」「ヘーリオスは陽アルテミスは闇の神なの。太陽のような熱さをくらった後に闇で視界が見えなくなるなんてたまったもんじゃないわ。」「て事はバゴ達はアイツらに手出ししないのか」「そうね勝ち目のない敵に手出しするほど連中もバカじゃないわ」
クソこれじゃ仲間にしてバゴ全滅作戦が台無しだ。
「まぁあなたも狙われることは無いわ。」
???
「私は戦争の神アテナなんだから襲ってくることはまず無い襲ってきたとしても3秒もあれば全滅出来るわ」
なるほどな
「よしそれじゃ危なくないヘルメスのとこに行って交渉してきますわ!」「ちょっ誠碧!?まだ情報が足りてないでしょうが!」
まずは一人仲間にするとこから始めよう。