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9.仮定の家庭事情・前


 ――ガチャン。


「たっだいまー」


 ……いや、今日こそ死ぬかと思ったんだが?

 今更、冷や汗ダラッダラで息を吐く。真冬なのになんで首筋ビッチャビチャになってんだ俺。


「はあ……」


 イツキだとか時永の手前、絶対表には出さなかった確信はある。が、佐田がまさかあそこまで色々やるとは思わなかったし、なんつーか『タコをマッドサイエンティストに渡してもスーパーヒーローにはならなかろう!』『え、なったわ……』みたいなドン引きした精神状態になるなんて、ついぞ予想もつかなかったんだが。


「……」


 もう一体何が悲しくてこんなことになってんだ。現実っていつも想像を超えてきますよねアホ眼鏡。お前の中身がまだぴちぴちの20代後半とかね。そりゃ不定期にゲロも吐くって寸法よ。俺だってたとえば自分が一夜にしておっさんになってたら不快すぎてゲロゲロするわ。


 ……まあ現実にはおっさんどころか犬だったから、ゲロゲロどころか暫く筋肉痛とフラつきで身動き取れなかったのはさておいて。口も回らんどころか頭フワついてたのはマジさておくとして。


「ええーい……」


 イライラしながら揃えもせず、靴下ごと脱ぎ散らかす。ダウンジャケットをはたいて玄関口に投げ捨てると、ふと気付いた。普段見慣れない女物の靴。あれ、まさか……


(はじめ)ぇー、おかえりー、あがってるわよー」


 気の抜けた声。テレビを前に正座し、勝手にご飯を炊いて勝手に鍋を作って勝手に漬物をつついているその姿に頭を抱え、ため息をつく。……ああ、うん、そういうのも再現されんのね、このミコトの理想世界。前触れのない母親の襲来。勝手に捨てられてる期限切れのバター。おいこれ、まだ使えるぞ!


「……台風みたいなもんだよなこれ……」

「え、私がたいふー? いいじゃないの別に。何か問題でも?」


 ……間違いなく俺の母親だ。何我が物顔でくつろいでるんだ。あたまきた。


「あ・の・ね・え! ――息子の家を勝手に定食屋にしないで頂きたいんだが?」


 持ち込みだろう缶ビールがいくつか転がっているのを避けつつ、一応苦情を付け加える。


「やぁね、そんなに毛嫌いすることないじゃない、あ、そこの豚肉いい色してる」

「いや、毛嫌いはしてないけどね……?」


 うん、意思表示だけしてさっさと諦めよう。

 古今東西オカンというのは最強なのだ。

 愛ゆえに明後日方向。めげない、ニブい、へこたれない。強靭な精神力を兼ね備えた野生のグレートマザー。人っ子一人育て上げた人間なんてわりかしそんなものだ。そしてこいつは2人だ。無敵の二乗である。


 そう、小学校の授業参観で俺たち男子は口を揃えていっていた。女子のオカンの方が絶対オシャレだと。俺たち子ゴリラの相手をしてるからこそ、うちの母ちゃんどもは全員こぞってゴリラ化するのだと!


「元の分も出来てるから、さっさと食べちゃいなさい。あ、カセットコンロ、ガス買い足しといたから」

「へいへい」


 食卓の上でほかほかと湯気を放つ鍋。なんとなく昔の光景が思い起こされた。……学校帰りにはしゃいで友達とファミレス行ってる兄貴、飲み会で遅くなる親父。……残された2人の、食材を取り合うこともない平和な夕飯時。


「……で、今日は何でウチに?」


 幻想を振り払う。『戻らないもの』ほど意味のないものはない。


「いつもの喧嘩よー、家中ぐちゃぐちゃだし。もーやってらんないわ、あったまきた」

「あー、兄貴と親父か」


 豚肉をつまみつつ、とっくみあいの喧嘩をする親父と兄貴の姿をありありと思い出した。

 ……毎回兄貴に突っかかられては要領よくかわすのが俺なら、真正面から大人気なくカウンターをぶっ放すのが親父だ。当然騒がしいどころか、もはや危険地帯の中で平然と飯を食っていたことも勿論ある。

 ――この意外と繊細な母ゴリラには残念ながら、危険地帯で飯をパクパク食べられる耐性はない。こういうのは育ちだ。ゴリラってのは強靭だが暴力装置ではない、繊細なのだ。


「あの頭悪い兄貴は元気か?」


 ……まあ、消しゴムと鉛筆の絡みを描くぐらいには元気だろうが。


「そりゃあもう。家の中でバトルアックス振り回すくらいには元気よ」

「……家ん中で何してんだアレ……?」


 本物の犬飼家はどうだか知らないが――どうやら俺の頭の中では、時を経て危険地帯が悪化しているらしい。母親単体が居場所をなくしておろおろと右往左往する姿を頭に浮かべ、深く息をつく。

 アニメや漫画に出てきた武器の収集や図画工作が趣味の頑固な兄と、強気で不敵な剣道5段の親父。これが正面衝突する様はさすがに一般家庭出身だと胃が痛いだろう。余裕がなければゴリラにもなる。

 慣れはするだろうが耐性がつくかどうかはまた別だ。


 ――というか、確かに客観的に見たら何コレ。


 よくそんな状態でご飯食ってたな中学時代の俺。おかず持ってベランダに行くとか、炊飯器持った母親2階に誘導するとかすげえな。

 ミコトもイツキも馬越さんも食事時大人しくてすっかり忘れてたけども、食事時ってこの家、大概ろくでもねえな。


 ……思わず苦笑した。

 夕飯時に長兄と大黒柱が戦争して朝飯時にケロッと笑い合ってる謎の有様よ。この父子はなんなんだ。母親と次男ほっといて二人でどこの時代生きてんだ。


「元は年末、どうするの?」

「そうだな……できれば帰りたいとは思うが……」


 こんなことを無意識に言って、ふっと気づく。……ああ。それでも帰りたいのか。俺。


「元?」

「……いや」


 確かにそうだ。俺では恐らく、あの中身を見たことのない赤い冊子――そう、『母親の日記帳』を基に違う地球を創って宇宙を創ってしまったミコトを笑えないし、その日記とミコトに執着する時永のことも笑えない。


 人の記憶からできた『仮想の世界』であっても、きっと望郷の念というのは変わらない。どれだけそのひと時が大変で、どれだけ誰かからの嫌悪に溢れてて、ああでも――それでも尚だ。


 少しでも『その頃』が楽しかった自信があるならば。……いつだってそれは、帰りたいどこかになる。俺は、喜んで足を向ける。

 いや、うん。それでも。……それでも。


「……さーて、どうしたもんだろうな」


 チンゲン菜をぶち込みつつ、俺はおどけたように呟く。

 記憶の中の母親に、ゆっくりと。


「もしかしたら、帰れないかも知れん」

「どうして?」

「最近色々面倒ごとが立て続けに起きててな。ごたごたが落ち着くのはいつになるやらだから」


 母親はこちらをじっと見――それから、すいっと目線を外した。


「そう」


 まあそのごたごた。一生スケールで続きそうなので、諦めてほしい。


「……よくわからないけど何にせよ。落ち着いたら早く言ってね。御節(おせち)、あんたがいるといないで用意する量もまったく違うから」

「俺そんなに食ってる?」

「食ってるわよ、カズノコどんだけ漬けてると思ってるの」

「へいへい」

「あとにしんの昆布巻き。あんた好きでしょ?」

「……へいへい」


 内心舌打ちしながら、ご飯を口に運んだ。……ああ。


「……お袋?」

「何よ」


 ……。昆布巻き、食いてえな。


「あー……このシャバッシャバの炊き具合。超うめぇ。おかわり」

「バカにしてるでしょ」

「してる」


 ぱこん、と丸めたチラシではたかれた。




   *   *   *   *   *




 薄暗い電灯のともる河原。……川向こうにみえる都立の高校も、さすがに今しがた、玄関の電気が消えたのが見えた。

 あれ、確かイヌカイの出身校だったっけ。

 そんなことをつらつらと考えながら――ともかくひたすら、河川敷沿いに東へと自転車をとばす。



  ――「これで世界の均衡が崩れるの」



 あの時、ユキ姉ちゃんがいったように「ミコトがこの世界との繋がりを少しずつ失っている」のが事実だとして――このまま帰っていいのかとは、少し悩んだりもしたのだけど。



  ――「……あのなあイツキ。どっかで籠城するにしたって準備がいるさ。とりあえず荷物だけはまとめとけ。食いもんと水を重点的にな。お前、つるをメチャクソに伸ばすのは腹一杯じゃないとできねえんだろ? じゃあ何をするかだよ」



 『時永家の庶民的マイカー』の助手席で――何やら寝言を垂れ流している時永先生を背後に。イヌカイに背中をばすんばすん叩かれつつ思い直したのを、今更ながらに振り返る。

 確かにぐうの音も出ない。


 実際、派手にゴーレムとやり合った後――家でこっそり体重計にのると、どうも結構減ってるわけで。うん、オレ、もしかすると結構な重労働をしてるのかもしれない。

 ならばと素直に思考を切り替える。今、家には今何があっただろう。こっそり貰っても気づかれそうにないものは何かあっただろうか。カップ麺、食パン、非常用乾パン――。


「……あれ」


 ふと思考を断ち切った。……マンション前にいたのは、見慣れたちいさな人影。


「にいちゃん、おーそーい!」

「あずさ、わざわざ待ってて眠くないの」


 妹だ。

 この時間だと普段ならそろそろ、うつらうつらしている頃だろうに。


「ねむくない!」

「……風邪ひくよ? 何その格好」


 当然夕飯も食べた後――多分シャワーも浴びた後だろう。ご機嫌斜めで子供っぽい小学生は、頬をぷくっとふくらませて。それから部屋着にマフラーにビーチサンダルというえらく中途半端な格好で、わざわざ玄関前で待っていたらしい。


「……母さんは?」

「寒いからっておうち入った!」

「ああ、そう」


 ということはもう帰ってるんだな? ――そう思いつつ、自宅のある5階を見上げると、ベランダでタバコを吸っていた巨漢がのっそりと部屋に戻ったのが見えた。


「……今日の担当、松じいちゃんのほうか」


 昔から共働きのオレの家は、父さんはおろか母さんの帰りも大抵遅い。

 オレがまだ小さい頃は母さんがずっと家にいたんだけど、あずさが生まれて少ししてから、元々働いてた会社に戻ったらしい。


 ……だから平日の家には基本、オレとあずさで2人きり。最初は母方父方両方のばあちゃんが代わる代わる手伝ってくれた保育園の送り迎えから、気づけば妹の面倒は『兄ちゃん』であるオレの担当だし、どうしてもという時は父さん経由で、両方のじいちゃんに連絡が行く。


 何せどっちの実家も電車で一駅。

 車だったらものの15分もかからない。

 だから電話で軽い話し合いがあって、一番暇な人が迎えに来るか、こっちが送り出すか。


「松じいちゃん、どっか連れてってくれた?」

「はいたいちょー!」


 徐々にご機嫌に戻った妹のふざけた返しに思わず笑う。


「カラオケ屋さんで、オレンジジュースめっちゃおかわりしたっす!」

「……ひとりでべろべろになってなかった?」

「なってたっす!」

「なってたっすかー……」


 松じいちゃんはラーメン屋ではない方の、ちょっと苦手なじいちゃんだ。

 母さんのお父さん。勿論勝手にオレが苦手にしてるだけであって、あずさからしたらそうでもないらしい。

 無駄に体がデカくて声がデカい。

 今から思えばイヌカイのあつくるしさとちょっと系統似てるかもしれないけど……うん、イヌカイは筋肉質で松じいちゃんはどれかというと肥満、見た目はサンタクロースとか風船に近い。なんか、ふくらんでる感じというか。


「おめえら早く中入れやー、風邪ひくぞぉー」

「きゃー」


 ……ああ、エレベーターで降りてきた。

 ガオー、と上から脅かしてくるので、結果あずさがはしゃいでオレに隠れる。

 そう、この身長差だ。


「じいちゃんいつまでいるのー?」

「はっはっは、あずさが寝てからこっそり帰るわ!」


 イヌカイ含めた【こういう諸々デカい大人】に、昔は変な苦手意識があったように思う。身長だけではなくて度量の広さというか――今思うとそれは嫉妬だったし、憧れのようなものもあったし。

 「きっとああはなれないんだろうな」って……そんな勝手な劣等感とコンプレックスを抱えていたオレよりはともかく。素直で甘えたがりの妹には、なぜかべったべたに好かれていたその人は。

 きっとベランダからタバコを吸うふりして、妹のあずさを注意深く、だまって見守っていたに違いない。


 わざわざ階下まで降りてきては妹の手を持ってビョンビョンと跳ねさせているそれを見たら、昔は『すごく苦手』だったその感情が――今更、薄れていることに気付いたけれど。

 ……たぶん、デカいやつの威圧感に慣れたんだろう。

 どっかの怖い顔の狼のせいで。


「……あのさ。松じいちゃん」

「おうなんだぁ?」


 嫌味ではない。自発的に、普通に心配して声をかけたのは――思えば今が初めてだ。


「母さんとか、『用事がすんだら帰れ』っていつも言ってない?」

「んー? まあな、ウザがられたら帰りたくなくなるタチでなあー!」


 があーっはっはー! と笑っているところにオレは返した。


「で、本音は?」

「え?」


 ニヤッと笑って巨漢は即答した。


「そりゃ、あずさが可愛い」

「だろうね」

「お前も可愛い」

「……それは予想外」


 今になってから色々気づく。

 でも、それを本物に伝えるすべはない。


「……あずさ。エレベーター、ボタン押して」

「うぃ!」

「あと毎回のことだけどビーサン、左右逆」

「ほんとだー」

「他人事かよ」


 ……時永邸で過ごした13年間が、オレに今更、教えてくれた気がする。

 『植苗イツキ』は人間の高校生として、結局十分すぎるほど恵まれていたし。あの頃はきっと、なんだかんだで頼る大人も多かった。

 イヌカイしかいなかったそれと違って。増えても馬越さんしかいなかった、そもそもその他がミコトしかいなかった、それとは違って。


「なぁーに、テキトーな方がでっかくなれるってもんだ!」

「……でっかくなりすぎた人がなんか言ってるよ、あずさ」

「おー、ちっこい兄貴が何か言ってるぞ、あずさ!」


 この巨漢と入るせまいエレベーターも、互いに失礼すぎる冗談も。……ミコトが目を覚ませば終わるのだなと、なんとなく思う。


「……頑張っててきとーになる」

「ならんといて」


 ――チン、とエレベーターが5階で止まった。




  *  *  *  *




「え」


 ……めをさまして、5秒。

 あえての沈黙を通す。


「えっ、えっ――えぇっ!」


 どばん! ――ソファから勢いよくミコトが飛び起きる音がして、その横で居眠りをしていた僕はそそくさと立ち上がる。

 ……まだ正直、身体が怠い。


「ミコト、夕飯温め直すからこっちにおいで?」

「お、お父さん今いつ!?」


 混乱したようにミコトがまくしたてる。


「何時? 何で今家っ……」

「はいはい、まず時刻を答えよう。午後11時だ」


 サイドボードの上にある置き時計を指差せば、ミコトは余計混乱したようだった。


「えっと、演劇が終わって、お父さん用事があるからって残って、私だけ駅に行ってっ、えっとっ……えっと……っ」

「落ち着きなさい。水いるかい?」


 どうやら記憶が途中でとびとびになっているらしいと理解する。谷川さんと出会ったり、ゴーレムを目撃したり。それが要所要所でばっさりと抜けている。

 ……ああ、だとすると雰囲気は分かるぞ。慣れてないと混乱する。


「えっと、えっと、えっと……?」


 ミコトの無意識は意地でも「なかったこと」にしたかった様子で。けれど、明らかに挙動がおかしかった。

 恐らく、全部が抜けているわけではないんだろう。

 一枚絵だとかコマ送りだとか、数カットだとか。

 きっと微妙に、フワフワと覚えている。


「……。うーん、何を言ってるのかな?」


 アワアワしてる様子は可愛らしいが。

 この分だと、真実を伝えても余計混乱するだけだ。


「ミコトは演劇の途中から、いびきかいて寝てたよ?」

「え? うそ、そうだった?」


 仕方がない、一旦フタしておこう。

 とりあえず、いつものように口からでまかせを返す。


「そうだったそうだった。で、その後どうしても起きないから、車まで背負って運んだんだ。でも街中で女子高生を背負って歩くのはかなり勇気が要るね?」

「う……」


 このガセ情報を無条件で鵜呑みにするということは……やはりミコトはあの目撃を記憶から消したがっているのだろう。まあ、本当なら僕が一人で背負って、ではなく両手に一人ずつ担がれてノシノシ歩かれてたんだけど。馬鹿力の犬飼先生に。


「まったく、昨日は何時に寝たんだい? また夜更かししたろう」

「……そういえば、学校で借りた本、暫く寝る前に読み返してたかも……」


 ミコトもミコトで接合性がとれなくて意味が分からないんだろう。あー……その理由付け、幼い頃の僕なら正直わからないでもない。

 なんなら今でもあるある話だ。ミコトもやらかすのだろうか。まったく、変なところだけ似ないでも良いのに。


「何、冬休み前にまた借りたの?」

「そう。休み中に期限が切れるから、一度返しに行かなきゃ……お正月の間、改装で入れなくなるし……」

「改装? 僕、聞いてないけど」


 【()()】が手を入れたな、と速攻で理解する。

 だって職員会議ですらそんなワードは出していないし、メーリングリストにも回ってきてはいない。ミコトの中の認識が、今ここで書き換えられた。今この瞬間が、初出の情報だ。


「リニューアル工事するんだって」

「……じゃあ余計に早いんだね。期限はいつ?」


 ミコトは答えた。


「えっとね……12月30日」


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