表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/165

10.信じたものへ


 ……どうしたか、なんて正直覚えてない。

 ただ、力任せに暴れまわったのだけは自覚している。俺は触手を力任せに振りほどき、ようやく地面へと投げつけた。


「っ……さすが、俺達と一緒だな、ここまで持つなんて……」


 蹴ったり殴ったりを繰り返したグレイブフィールの頭の形はもうかなり変わっていた。それでも少しよたついているが、まだいけるらしい。

 体にまきついてこようとしたり、思いっきり跳ね飛ばそうとしてきたりする薄気味悪い物体……そんなグレイブフィールの触手相手に殴る蹴るの暴行をとにかく繰り返して牽制していると、時永の言葉が聞こえた。


「……ふ、フフフフッ、だが同じような単調な攻撃ばかり繰り返していると痛い目を見るぞ。少しはこちらにも学習能力というものがあるんだ」


 ああ、うん。わかった。何それショボい。

 ……要するに「アホではないのだよ」的なアピールだろ?


「はいはいワロスワロス。同じ言葉を返して差し上げましょうか時永先生? ……ホントな。お前、ぜんっぜん変わんねえわ……」


 言ってやりたかったことがある。

 それはもう、この姿になってから。それから馬越さんと少しずつ話すようになってから、更にだ。

 ずっと、言ってみてやりたかったことがある。


 ……()()()()()()()()()。運転も育児も罠にはめるのも。


「あんたも重要なことは相変わらず人任せですねー、はいはい司令塔ご苦労様!」


 ……そろそろ時間稼ぎも厳しい。だが、まだらしい!

 そう思いながら腹立ってきたので、投げつけたばかりの触手をグイっと引っ張り、思いっきり噛みついた。


「グオオオォ!?」

「なっ、あがっ、おいっ」


 どさっ、と時永のコケる音。そうそうグレちゃん暴れろ暴れろ! あわよくば振り落としてしまえ。アホほど高いところに上りたがるんだ、地べたに落とせ落とせ! 落とせったら、ああっ、時永ちょっとそれ反則だろ! 何だあれ! 触手がシートベルトみたいになってやがる!


「イヌカイ後ろ!!」


 え! ちょっ、まっ……

 イツキの叫び声に慌てて後ろを見る。触手が絡むように一つにまとまっていた。……それが、まるでパンチするようにこっちに向かってくるのが見えた。

 えええええヤバいんだけど何あれ、クッソ怖い!!


「ぬぐっ!!」


 ――顔面めがけての、多分……強烈なフックだった。さっきとは逆だ。俺が弾きとばされる。だが不思議に、思ったより衝撃は感じなかった。

 ただ少しの浮遊感があっただけだ。


「イヌカイっ」

「おう、なんか知らんが平気だ! 鼻も折れてない! タンコブすらない!」


 イツキの慌てた声に答えれば、チッ、と時永の舌打ちが聞こえた。


「……ゴムまりか何かかお前は……」

「てめえがこういう体にしたんだろうがクソ眼鏡!!」


 まさかの時永本人ですら予想外のスペシャルな頑丈さだった! ……いや要らねえよ誰が俺をスーパーマンにしろって言ったよ。

 と、その時。


 ――ピィーッ!


 笛のような高い音が鳴り響いた。……ああ。うん。了解。締めるわそろそろ。


「……あー、さっきの続きですがね時永さんや」


 立ち上がり、埃を払いながら俺は呟く。……そう。俺はさっき、少しだけ口を滑らせた。時永相手に切り込んだのだ。「重要なことは人任せ」だと。


「例えばですがね。自分 “が” 誰かに力を貸すのが当然、と思っていたのならきっと相手も自分もいい具合に強くなるんでしょ。……人は助けてもらって強くなる。助けてあげて、強くなる。それは弱点を補い合うからだ。だけどよく似てても、間違えちゃいけない」


 いきなり何の話だ、と思っているのだろう。理解不能な顔をした時永の姿が視界に移る。


「逆に自分 “に” 誰かが力を貸すのを当然だと思って生きてきた人間って、結局は弱いわけですよ。誰かに頼らないと生きていけないってことですからね。……この話の意味、わかります?」


 わかっちゃいないな、たぶん。


「そうだそうだ、確か俺があんたに騙されてこんなバケもんのカッコにされちまった時も、後始末は馬越さんだったな? ……んでもって娘の育児も馬越さん、車の手配も馬越さん……今も昔もなんでも馬越さん、確かそうでしたよねー?」

「ハッ、それがどうした! 使用人は主人に仕えるのが当然だ、多少残業があってもそれなりの賃金は払うし元は取れるだろう!?」


 いやアホか。そういうことじゃねえ。いや、もういいか……別にいいや。そもそもあの温厚なミコトが激怒したところからまず手遅れだったわあれ。どうしようもなかったわ。


 そう心の中で呟き、辺りを見回した。さっきの音は犬笛――ちょっとシャクだが、自分にしか聞こえていない音だ。

 ……今はこいつに聞こえていないのがありがたい。俺は笑って両腕を上げ、やれやれのポーズをした。


「……じゃああんた、馬越さんがいなかったら自分ひとりじゃ何もできないな?」

「何?」


 ――ドン。 そう音がしたかと思うと地面が揺れ……肉塊とやつを取り囲むように円が描かれた。……おお。おおぉ? えっ、普通にVFXでありそうなんだけどマジでこうなるの?


「な……!?」


 時永の口がぱくっと動いた。パニックを起こしているのが判る。だってわかるだろう。目の前で……自分を軸に、何をやられようとしているのか。


 そして。

 ……どこからか、馬越さんの声がした。


「wera ag bonya to urus omon aiik on bonman rina」


 何かの呪文のような、傍目には意味不明な言葉の羅列に聞こえるそれ。

 あいにくとうまく聞き取れなかったが、俺はその詠唱の意味を事前に教わっていた。だってそもそもが「これ」の用意に相当な時間がかかるだろうから、なるべく煽って時間を稼げという作戦だったからだ。


 それの出典は……時永の持っていた本。それに載っていた一番初歩的な「ゴミ捨て」の呪文だという。

 曰く、この場所ではないどこかの世界に通じる穴が開くらしい。


 グレイブフィールの見た目は醜悪な肉塊だ。それは確かに奴が食らった人間の肉と血管でできている。だが、実は……その奥。一番奥は違う。

 ガワの「中身」は全然違う別物だったようなのだと、馬越さんは言っていた。

 「軸」になった生き物はずっと昔に時永がそこからこっち側に引っ張り込んできたもの……グレイブフィールのあの外見は、この世界の生き物を食らっていったから目に見えて気持ちの悪い肉塊になったわけで、本来は「透明」だということだ。


 つまり、向こうには「透明な」、「こんなの」がいくらでもいるということ。……うん、多分意味わかんねえまんま死ぬ。向こう行った瞬間に。


 覚えがあるからだろう。それを使って、誰かを最初に消した経験があるからだろう。詠唱を聞きながら時永の顔が青ざめていくのが判った。


「っ! 馬越、やめろ、それは……」


「aiik on amahaz nite muuren omon oy kateo oy」


   ――トン、トントン。


 どこからか……物を叩くような音が聞こえた。

 ……もしかしたらそれは何かの「声」だったのかもしれない。


「wera ah kyauike us bonman oy shii ow kuu monmao in gutus」


 馬越さんはそこで一旦、心を落ち着かせるように息を吸い込んだ。

 ……どうした、これが最後だぞ。


「surette tiet shiohi eiki ag riu nado hiktottie emora nia aduro ak」


 ――区切るように、馬越さんは呟いた。最後だけは日本語だった。



「……連れていってやってくれ」



   ――トン。


 何かが、頷いた。それもきっとニヤリと笑って。

 ……そんな気が、一瞬だけした。思わず毛が逆立ったのが分かる。

 なんかやばいよアレ! マジで死ぬぞ!!


「な……」


 本を閉じる音が聞こえると同時に、円の光が爆発的に増す。

 円の中に光が満ちると同時に、ずぶっと時永の膝が地面にめり込む。


「う、あぁ!!」


 まるで砂地獄に落ちるアリのように、どんどん沈んでいく。

 時永の姿は瞬く間に殆ど見えなくなり……


「ア、アゥォ……!?」


 あの肉塊も、何がなんだかわかっていない様子でずぶずぶと沈んでいった。


「くっ……馬越……裏切っ……」

「裏切った?」


 存外に静かな声がした。……どこかいつもの優しさも残った、震えたそれ。

 時永は確かに、目を見開いてそれを見たらしい。

 怯えるでもない、非難するでもない。……ほんの少し見ようによっては悲しげで、複雑そうで。しかしそれでも大きい決意と意思を秘めた馬越さんの……その、深い表情を。


 ……一瞬だけ見えたその切なげな目線は、やがて少しだけ強さを増した。


「……バカを言うんじゃない」


 馬越さんは少し目を伏せ、そして少しだけ息を吸い込むと……口を開いた。


「裏切る、なんて言葉は信用していた人物にするものですよ。最初から自分を信用なんぞしてなかったんじゃないですか、旦那様?」

「っ!?」


 ――カタン。

 そんな軽い音を残して光は消えた。収束するように。

 いとも簡単に……あっさりと。


「終わっ、た……?」


 思わず、といったようのミコトの声。

 ああ。

 もう、どこにもいない。時永も……あの肉塊も。


 ――とすん。

 へたれこんだように、馬越さんが尻もちをつくのが分かった。




   *  *  *  *




 馬越さんがふらふらと座り込んだ。私は慌てて駆け寄って……それで、見てしまう。その手にあった本の表紙。


 ……『究極の人の苦しませ方』。これは……


「あの人もさぁ」


 私はハッとした。

 ……聞こえたそれは、私が未だかつて聞いたことがないほど刺々しい声で。

 そして、この上なく暗い音だった。

 ふつふつと煮え立つような音。……声の主は、イツキだ。


「まさか、って思ったんだろうなぁ……」


 ……そうだね。


「驚いたかなぁ……?」


 驚いた、だろうね。だってこれ、あの人の持ち物だ。あの人の知っている、やり方。それで馬越さんが……あっ。

 私は今更気づいた。


 あの人……人間が嫌いだと言っていた。


 私に対しても冷たかった。でも、横にはいつも……馬越さんがいた。

 人間嫌いの彼が、最後の最後に言った言葉。


  ――「馬越、裏切っ……」


 あれは……あの、言葉の意味は。

 イツキは尚も、せせら笑うように呟く。


「……自分のよく知った本にかかれた始末方法で、始末されるとは思ってなかった、そう、思いたいね……」


 ここまで暗い音が出せるんだ、と私は思った。いつも優しいイツキに、あんな声が出せるんだと。

 馬越さんは一瞬、苦い笑いを浮かべた。

 イヌカイさんはその様子を見ながら、何故だか面倒臭そうな顔をした。そしてぽりぽりと困ったように首筋をかいて。


「……ていっ」

「あいたっ」


 イツキの頭にチョップをかました。


「なっ、何すんだよ!?」

「……おしまいだわ、バーカ」


 イヌカイさんはぼそりと言った。


「……お前が好きだったやつはさ、いないんだよ……嫌いになったやつも、もういないんだよ。イツキ」

「……あ」

「それでいいだろ。飲み込めよ。ゆっくり少しずつ、現実だって。……なぁ、あえてこう呼ぶぞ()()


 ぴくり、とイツキは体を震わせた。


「お前は自由だよ。……お前、時永いなくなったら、何したいんだよ」


 イツキははっとした顔をして……足元を見た。それから、手を見るみたいに……つるを見た。


「そう、だね……()()()()?」

「おう」

「……どうしよっか?」


 イツキの途方に暮れたような声に、イヌカイさんはニヤッと笑ったらしい。


「勿論どうしようもねえからこっから決めるぞ! 悩んで悩んで、考えて考えて。たまにだああーって叫んで……そうやって決めていくんだよ。これからはずっと自分の手で、頭で、行動で決めてくしかねえのさ!」


 イヌカイさんは少しかがんで、イツキに目線を合わせた。……まっすぐと、真面目な顔で。


「だって自分の人生だろ? ……とりあえず死ぬほどラッキーなことに時間だけはたっぷりあるから、考え放題、無制限だ。目から血ぃ出るぐらい考えろ!! 本当に血ぃ出たら笑ってやるよ!」

「そっか、確かに」


 イツキはクスッと笑った。


「考え放題、無制限だ。……ねえ、いつか決まるよねイヌカイ?」

「ああ、いつか決まる。一緒に考えてやるから覚悟しろイツキ。何せ俺もお前と同じだ」


 なっ、とイツキをぐしゃぐしゃっとしているイヌカイさんを見つつ、私は複雑な気持ちになった。

 馬越さんを見る。……少し、確認したい。


「……馬越さん」

「なん、でしょう」


 息を整えながら言う彼に、私はこう問いかけた。


「……あの人、死んだの?」


 実際に認識がふわふわしていて、目の前で起きた物事が信じられなかったのも事実だった。

 けど、それ以上に私は……馬越さんの言葉で、ちゃんと聞きたかった。


「いえ、どこか別の次元の狭間のような空間に飛ばされただけらしいですよ。まぁ、一生そこから出れないなら、死んだも同然かもしれませんけどね」


 馬越さんが憔悴しきった表情で答える。

 彼は隠し事こそしても、思えば嘘をついた試しはない。きっとここまでくると事実だ……あの男はもう戻ってこないし、多分……もう、命はない。


 ……私が生まれて少しして、馬越さんはこの家にやってきた。

 そう確かに聞いたし、耳にした。

 思えば馬越さんは、あの人とどういうやり取りをしてきたんだろう? どんな毎日を送ってきたんだろう?

 ……どんな思いで馬越さんは、あの人を「飛ばした」んだろう?

 振り返ってみても仲は決してよくなかった。それでも馬越さんはずっと傍にいられたし、置いておかれた。


 ……私は唇をかんだ。情報が足りない、考えても分からない。


 ただ、少しだけ分かることがある。この馬越さんも「考えた」のだと。

 考えて行動を起こした。その結果がこれなんだ、って。


「……あの人もそれだけのことをしたってことだよね」


 単純に考えれば酌量の余地もない。だって彼は踏みにじった。人の尊厳を、人生を踏みにじった。それでも笑っていた。それでも止まらなかった。

 だから……


「反省は……しないだろうな」

「……それこそ一生な」


 イヌカイさんがふっと馬越さんに目を向けた。イツキはもう大丈夫なんだろう、イヌカイさんがてくてくとこっちに来るのがわかった。


「大丈夫か、馬越さん」

「はっははは……いや、常識外の存在との交渉は初めてだったもので」

「そりゃあ気も抜けるでしょ」


 ようやっと落ち着いた様子のイツキがつたで馬越さんの肩をぽんぽん叩く。


「正直よく知らない生き物相手に『ゴミ引き取って帰ってください』って言ったわけだしね」

「ですねえ」

「あっ……それを言ったら俺も充分、常識外のよく知らない生き物ですがね!」


 いきなりふんぞり返って冗談めかした様子になったイヌカイさんに、私は前向きな意味でため息をついた。


「……確かに動物園にはいないよね」


 ……ようやく、こういうノリにのっかる気分になった気がする。


「どーいう意味だそれぇえええ?」

「ちょっ、痛い痛い痛いっ!!」

「やーい、ミコトが不用意な発言したー」


 イツキが混ぜっ返すのが聞こえるけどそれどころじゃない。……いや、本当に痛い。すっごいグリグリされた。


「でもよくそんな本物のオカルト魔術本のしまい場所なんか知ってたなぁ! 馬越さん。すごいよ。別にアレがずっと持ち歩いてたわけじゃないんだろ、それ!」

「ふふっ……だって……何年もあの馬鹿旦那と一緒にいたら、そりゃあわかりますって」

「ぶっ、馬鹿旦那……確かにね」


 今度は陰口にシフトしてきた。思わず苦笑いしてしまう。


「かわいそうにあの人、皆に馬鹿呼ばわりされて」

「ああそりゃそうだ、今からあいつが一体どれだけのことをやったか話してやろう」


 イツキが我に返ったように慌てる。


「あー、ちょっとストップ。あまり生々しい話はやめてやって? あんまやるとミコトのトラウマになりかねないからさ。それにオレもそんなに聞きたくな……」

「イツキは黙って聞いてろって、さぁ聞け、ミコト! 俺たちのトラウマだ。ありがたく生々しく爽やかに受け取れ!」

「いや、誰も受け取りたくないよそんなもん!!」



 ――ふっ、と笑い声が聞こえた。

 今はまだ少し暗いけれど、それでもいつも通り笑えるようにはなった。


 時はきっと、こうやって過ぎていくんだ。

 あの人のことを忘れるぐらいにほっといたら、きっと私たちは多分……もっと笑えるようになっていく。


 不思議なことを体験したとは思う。まるで本の中のような不思議なことを。


 でもそれって気付かないだけで……皆知らないだけで、意外とそこには転がっていることかもしれなくて。

 皆が知らないうちに、きっと世界は……私の周りを普通にただよっている時間は、たくさんの愉快な不思議を残して去っていくんだろう。


 そうやって出会った不思議がきっと、私と彼らみたいに友達になることだってきっとあるはずで……


 だから、私はね。

 漠然とではあるけれど……たまに思うんだ。


 例え本の中じゃなくても、世の中はきっと楽しいことだらけなんだ、って。



【(現時点での)キャラクター紹介】


・時永 誠


死んだ(?)かもしれない。 聖山学園特別教科「説話研究学」講師。

29歳(1話~4話)→41歳(6話以降)。身長179cm。

痩せ型と童顔、眼鏡が特徴の人気者。

一見爽やかなイケメンだが、本当はかなり裏表の激しい性格をしている。

極度の人間嫌いにも関わらず「他人に認められたい」……要するに自己顕示欲や承認欲求が異常に強いという難儀な性格をしており、自分以外の人間全てを見下すため逆に「誰からも認められる完璧な人間」を演じ、誰より優位に立ちたいと考えている節がある。


……なのでミコトに全否定された際には多分頭が真っ白になった挙句、精神的に追い詰められて爆発した。


どうやら彼にとって人間は「とても汚い」生き物であるらしく、「人間嫌い」が強すぎて人間のいない世界を実現しようとしたようなのだが……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ