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プロローグ2

とはいえこの都市が僕がいなかった5年間で随分変わってしまっていたのは紛れもない事実だ。僕が暮らしていた頃の魔法が発表される前のこの都市は、軍事兵器の研究、開発が主な産業の工業都市だった。この都市が魔法研究都市に指定された背景には魔法を軍事活用するための研究も元から軍事兵器を開発している都市の方がしやすいのではという思惑もあったとか。結果として今この都市は魔法研究もで軍事兵器もでどちらもこの国で最先端、それは戦争の勝敗はこの都市にかかっていると言っても過言ではないほど。この国と大陸は数百年間ずっと仲が悪い。何度か戦争もあった。そして今、魔法の発見により、緊張が高まっている。ただどちらも戦争などしたくないというのが本音。だから今は大陸がこちらの情報を、こちらは大陸の動きを探り合っている。まぁ要するに今は膠着状態真っ只中ってわけで。軍事開発や技術はこちらの方が進んでいるけど、大陸より兵が少ない、というか人口自体が少ない。元々面積が狭い国だから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。ここまでで戦力は五分五分だろうけど、それプラスこちら側には魔法だってある。まだ魔法を活用した兵器は発表されていないが兵器と呼べるレベルのものがすでに作られていたとしても何も不思議じゃない。むしろできていない方が不自然なほどに。まぁ今すぐ戦争になるわけでもなければ、僕自身が戦争に関わったりなんてことはもっとないだろう。なんて何の確証があるって訳でもでもないんだけどね。

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