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偽聖女は巡礼中。ーーえ? 護衛が神様ですって?  作者: 絹ごし春雨


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五十一話 浮かぶ聖典

 それは、台座の上に浮かんでいた。


触れていない。

支えられてもいない。


台座とのあいだに、ほんのわずかな空間があり、

そこに淡い光が満ちている。


眩しさはない。

けれど、目を逸らそうとは思わなかった。


ルーナは、その前で立ち尽くした。


これは、書物だった。

けれど、誰かが書いたものではない。


祈る言葉は出てこない。

願う必要もなかった。


ただ――

ここにいることを、拒まれていない。


それが、はっきりと分かった。


(今、そうしなければ)


ルーナは、自然とそう思った。


そして祈りの形に手を組み合わせる。


光が一瞬強くなった。


理が身体に流れ込んでくる。


ルーナは、自分が繋がったと、感じた。

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