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メタファー-心の物語-  作者: 一月の山羊


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静かな波紋

心は、静かな湖に似ている。

外から見れば穏やかに見えても、底では小さな波が立ったり沈んだりしている。


あなたが今日、誰にも言えなかった不安も、言葉にするほどでもない痛みも、

その湖の底で、ひそやかに揺れているだけだ。


ある日、ふとした瞬間に、心にひとつの“波紋”が生まれることがある。


誰かの何気ない言葉。やわらかい光に照らされた風景。忘れていた記憶の匂い。


それらは湖面に小さく触れる石のように、静かに、しかし確かに心を揺らす。


その波紋は、すぐには消えない。ゆっくりと、やさしく広がっていく。焦らずに、無理強いもせずに。


あなたの心にも今、そんな波紋がひとつ広がっているかもしれない。


悲しみの波紋も、やがて静けさへと融けていく。喜びの波紋は、温度を残しながら、胸へ沁みていく。

大きな変化なんて、いらない。

ただ、そっと広がる波紋があるだけでいい。


あなたの今日が、少しだけ柔らかくなりますように。

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