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武器縛りな地雷原の糸生活!  作者: 1011
第一章 彼の長い一日プレイ
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ガンテツ戦

やっと魔法が活躍できる…(´・ω・`)

「さあ来な!将来有望のヒヨッコ魔法使いよ!先手は譲ってやるぜ!」


ガンテツが両手を広げ、こちらを煽る。これはガンテツが毎回とる行動らしい。


「それじゃお言葉に甘えて…【エア・マテリアル】」

「?なんだ何も起こらないじゃないか。」

「いやいやまだ分からないですよ。それじゃ次です…【魔掌】」


その余裕ふっ飛ばしてやるよ。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(今日はヒヨッコがたくさんだな!)


目の前に居るチェインとかって若造と相対しながらそう思う。何故だが今日は冒険者ギルドに登録したいって奴が随分と多いのだ。


今回のヒヨッコは武器を持たないことから魔法使いなのだろう。そして魔法使いなら持つ筈の杖も無いことからヒヨッコであることも伺える。

ならこちらはその魔法の強さを見て合格か決めようではないか。


「さあ来な!将来有望のヒヨッコ魔法使いよ!先手は譲ってやるぜ!」

「それじゃお言葉に甘えて…【エア・マテリアル】」


ぬ?何も起こらないだと?どうやら創作魔法のようだが失敗か?


「?なんだ何も起こらないじゃないか。」

「いやいやまだ分からないですよ。それじゃ次です…【魔掌】」


そう言いながらもう一つ創作魔法を唱えるがやはり何も出てこな…


ドゴォッ!


「!?!?!?」


その瞬間、いきなり頭にとてつもない衝撃が走った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜



よし、不意打ち成功。しかもガンテツは何が起こったか分からないようだ。


「一体何が…」

「さあね。【魔掌】」

「!」


宣言を聞いた瞬間すごい速さで動き出すガンテツ。確かにこれはろくに当たらないわ。だが無駄だ。


「ガァッ!」


また頭に当たり大ダメージ。一撃毎に3割弱だからあと2発か。これはいけるかと思ったが…


「まだぁっ!」

「なっ!」


頭に当たったのに怯まずこっちに直進してきただと!


「【魔掌】!」


魔法を宣言しながらも相手の振りかぶった剣を避ける、が…


「オラァっ!」

「!」


振り下ろしを無理やり横払いに持っていっただと!?しかも早い!だがっ!


ガキンッ!!


「なぬっ!?」


ガンテツの剣は()()()()()()()に防がれてしまった。そして動きの止まったガンテツの頭に


ドゴッ


3度目の衝撃が来る。


怯んでいるガンテツから距離を取りながら【魔掌】を宣言する。


「くそっぉぁあああ!!!!!【アクセルスラッシュ】!!!!!」


ガンテツは後衛ならば一撃で落とす威力で突進しながら斬りつける【アクセルスラッシュ】を発動。使ったあとは硬直があるが効果時間の間速さと威力が上がるこれでなくてはチェインの魔法には間に合わないと判断。そしていざ突進…となった時、ガンテツは()()()()()()。何かに縛り付けられたように。いや、本当に()()()()()()()()()()()()()()ガンテツを縛り付けられていたのだ。そのことに気づいたとき、ガンテツは目を見開いた。


そしてチェインの「じゃあな。」という言葉と同時に頭に4度目の衝撃が走り、ガンテツは意識を失った…

大体読者はタネがわかったかな?一番のチートは《固定化》と《魔力伝導》だと思う今日この頃。(´・ω・`)

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