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いつもの世界で、いつもの君と、いつまでも

作者: 早見壮
掲載日:2018/03/01

リハビリ作品です。

オチとか何もないです。

強いて言えば夢オチです。

 また、夢の世界だ。何度も見る夢。


 一度も見たことのない世界。だけど見慣れた世界。


 今日もまた君に会う。名前は知らない。

 夢から覚めればいつものように顔も忘れてしまうのだろう。


 君が僕に気付く。その幼い顔が笑顔に変わる。


 ――こんにちは――


 ――こんにちは――


 お互いに挨拶をかわす。挨拶は大事だ。その人の第一印象がそれで決まる。

 声は出ない。でも、何を言っているのかはわかる。夢だから。


 ――遊びましょう――


 ――いいよ――


 君が僕のほうに手を伸ばす。僕は君の手を取り歩き出す。

 現実では見たことのない森の中。


 君がだれで此処がどこなのか、君はそれを語らない。

 だから僕も聞かない。聞く必要がないから。


 花畑に来た。相も変わらず見たことのない花だ。でも、とてもきれいな花だ。

 おもわず、一本だけ摘んだ花を君の髪に射す。


 うん、青い花が金の髪によく映える。


 ――とても、きれいだよ――


 ――ありがとう――


 そういった君はおもむろに花を摘み、あっという間に花冠を作ってくれた。


 ――お礼よ――


 ――ありがとう、似合うかな?――


 ――ええ、とても――


 そういった君は僕に抱き着いてきた。危うく倒れそうになる。でも何とかこらえる。

 男の意地だ。


 君がとても幸せそうに微笑む。おもわず、僕の頬も緩む。まったく、その可愛さは反則だ。


 ――踊りましょう――


 唐突に僕の手を取り君が回り始める。花畑の中で僕たちは踊りだす。


 二人だけの世界だけど、君がいるから寂しくなんてない。

 この夢には何か意味があるのだろう。だけど、今の僕にはそれが何なのかわからない。


 なら、考えることはやめよう。今は君との時間を存分に楽しもう。


 世界が回る。

 見たことのない花たちや木々たちが回る。


 君は回らない。

 僕に目に映る君は、本当に楽しそう踊っている。


 不安なんてない。君がそうやって笑ってくれるなら、きっとそれが一番いいんだ。

 だから、今は何も考えず踊り続けよう。


 夢の中で回ろう。目が覚めるまで。僕と君は回り続ける。


 いつまでも踊ろう。夜が明けるまで。私とあなたは踊り続ける。


書いていて、作者自身が夢の世界に旅立ちそうになりました。

内容は作者にもちょっと理解不能です。


さて、連載中小説の書き溜めを作らなくては!

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