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Crazy☆Rabbits!!(クレイジー☆ラビッツ!!) 〜絶望したオレが異世界で勇者を嘲笑うようです〜  作者: 気分屋の黒音くん☆
第1部 第1章 謎の仮面男ジョン=U=スミス
5/9

Episode_04 エルフの少女ティナ

ドーモ=ミナサンおはこんばんちは!

みんな大好き黒音さんだよ!←おいこらやめろ

久しぶりに更新!今回は時間経ってる割にかなり短いです;:(∩´﹏`∩):;

実はうp主、小説は書きだめしない人なのでネタに困ってるんですよorz

というわけでクレイジー・ラビッツ第4話!

今回はタイトルにもある通り新キャラが出ますよ!

※一部修正しますた(・∀・)

〜 黒瀬視点 〜


「イヤッ!やめてっ!離してよ!!」


「うるせぇガキだな!大人しくとっとと来やがれ!!」


「オラぁ!早くしろ!!」


ヴィルヴィント商会直営「ジャッキー商店」で買った武器を一通り使えるようにし銃弾を込め終えて店を後にしたオレが悲鳴を聞いて駆けつけた路地裏で見たものは、チンピラ2人がエルフの少女を連れ去ろうとしている所だった。

ぶっちゃけスルーしてもいいんだよね。後で胸クソ悪くなるのはあまりいい気はしないから助けるけど。


「おいそこの二人組、ちょっちその子から離れてくんねぇかな?大人しく離れてくれりゃアンタらの(オツム)は無傷で済むんだがどうだ?」


『ヒィ!?ス、スミマセンでしたァ!!!』


オレはすかさずM9(ベレッタと呼ばれるハンドガン)をチンピラに向けお話(笑)をしようとすると、チンピラは血相を変えて撤退していった。

うむ、やむ無く殺すようなことにならなくてよかったぜ!


「っと、キミ大丈夫か?怪我とかしてないか?」


「ふぇ!?え、えっと…大丈夫よ。ありがとう」


「そうか、そりゃ良かった。んじゃ気をつけて戻りなよ。」


「あ、待って!」


チンピラも追い払い、一応まだ買ってない物もあるため買い物に戻ろうとしたオレをエルフの少女は呼び止めた。


「ん?なにかなお嬢さん?おじさんは忙しいのだが?」


「た、助けてくれてありがとう!出来ればアナタの名前を聞いてもいいかしら?」


「オレの名前?」


うーむ別に名乗ってもいいか。特に問題はないだろうしな、だがなんと言うかいつまでも黒瀬裕兎ってワケにもいかないような気もするしなぁ。

異世界だしなんか偽名っぽい名前が欲しいよな!!

というわけで少し考えてから名前を名乗った。


「名前ねぇ……オレは、ユート。ユート=K=イルバーナだ。ユートって呼んでくれや」


「分かったわ、ユート。助けてくれてありがとう。私はティナ、ティナ=アルマートよ」


とっさに考えた名前だが案外悪くないな。

これからコッチでの本名はこの名前にしようかね( ・ㅂ・)و ̑̑


「ティナか、イイ名前だ。大切にしろよ?」


「ええ、ありがとう。そうね、手荷物は少ないからちょっとした物しかないけどコレをお礼としてアナタにあげるわ。」


そう言うとエルフの少女…もといティナは持っていたポーチから一つの宝石を取り出しオレに渡した。

その宝石はダイヤモンドのような輝きを放ち、またルビーのように紅く、水晶のように透き通っていた。


「ん?なんだこりゃ?宝石…だよな?」


「ええ、それは私の村で拾った物よ。お礼として受け取ってもらえないかしら?」


「ああ、わかった。ありがたく受け取らせてもらうぜな」


宝石を受け取ったオレは亜空間収納メモリー(アイテムBOXの事)を開き宝石を保存して軍港に戻ろうとしたのだがティナが困っている様なので理由を尋ねた。

ちなみに宝石を拾ったという発言に関しては断固スルーさせてもらおう。


「それでお礼を渡しておいてこんな事言うのもおこがましいのだけれど少し助けていただけないかしら?」


「ほう、分かった。できる範囲でなら助けてやるよ。言ってみ?」


「ありがとう、えっと…実は私、1人で王都まで来たから宛がないのよ。お金も私の村の中のお金しかないから困ってるの…」


どうやら彼女は無一文で飛び出してきたらしい。なんと言うか、元の世界でも年頃の子がちょいちょい家出とかあったし、多分そういうのと同じかもしくはワケありなんだろうな。

まぁ宝石売っぱらえば金くらいどうにでもなると思ったオレなのだが、どうやらティナが居た村は街の辺りからだいぶ離れた場所にあるらしく、いろいろな面において少し情報が遅れてる所がある様だ。

まぁ放ってもおけないしどうすっかねぇ…...。


「うーむ……それならしかたないよなぁ。よしティナ、しばらくウチに来るか?ある程度なら衣食住くらいは保証するぞ?」


「え?…いいの?本当に?」


「ああ、心配すんな。ただし!ウチはちょっち人手が足りてなくてな。ウチにいる間は働いてもらうぞ?」


「ええ、構わないわ!ありがとう!」


結果としてティナはウチで引き取ることにした。

いまさら言うのもなんだが、理由はさっきティナにも言ったようにオレの指揮するラグーン艦隊所属の給糧艦「マミヤ」は、ちょうど人員不足だったためそこで働いてもらうことにした事とティナ自身のためだ。ティナは王都に身寄りが居らず、行くあてもなくさらには金も持っていないと来た。なら元地球の住人かつ日本人のオレは助ける以外にしてやることは無い。

まぁそれは偽善かも知れんがオレには関係ないと思いたいね。

そしてティナを保護することにしたオレは、1週間後の作戦のため残りの買い物をティナと一緒に済ませ基地に戻った。

ん?分かってると思うが何もしないぞ?



〜 ルミナレア王国 ヴィルベール海軍基地 〜


ルミナレア王国海軍本拠地、ヴィルベール基地。

俺とアヤは魔族が新たに配備した艦隊「ラグーン艦隊」を撃退するため、王国海軍の総司令官と対策を練るためにここを訪れたのだ。


「お待ちしておりました、勇者のお二方。ヴィルベール海軍基地へようこそ。私はエドガー=アストレア、階級は大佐です。ここで提督を務めさせて頂いています。」


「どうも、オレはリュウジ=サカモト。コイツはアヤカ=ナツメだ、よろしくな。」


「よっろしくね〜!それにしてもこの基地随分おっきいねぇ〜?」


綾香の言う通り、確かにこのヴィルベール基地はルミナレア王国海軍の最重要拠点だ。

日本でいうなら横須賀基地と同じくらいなのだろう。

とまぁそんなことを思い故郷の事を思い出しつつ基地内を歩きながら司令室に向かっていた。埠頭にさしかかったオレはふと思った。


「…何でこんな旧式の軍艦なんかが停泊してんだ?そもそもコレ、確か2代目神風型駆逐艦1番艦の神風じゃねぇか…?」


その埠頭に繋がれていた軍艦、それはかつて旧日本海軍に所属し数多の激しい戦闘を生き残り戦後の日本の復興の為に解体されたハズの軍艦。2代目神風型駆逐艦1番艦「神風」と同じ姿した軍艦、いや駆逐艦「神風」そのものが停泊していたのだった。


To Be Continued?

いかがでしたか?

ちなみにほとんどやっていない活動報告でも言いましたがこの小説の原点に当たるアナザーストーリーを上げるかアンケートを取っています!

どんなに酷くてもいいからはよ上げろ(迫真)って方は活動報告までコメントお願いします!

そのほかには意見感想など随時募集中なのでコメントして下さると嬉しいです!

それではまた次回をそれとなくお楽しみに!


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