村上春樹氏のデビュー作「風の歌を聴け」を読んだ際の簡単な感想です
5年前にフェイスブックに着いた、村上春樹氏のデビュー作「風の歌を聴け」を読んだ際の、簡単な感想です。
2017-142 先日、この本(注 村上春樹氏著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」)が鳴尾図書館の棚にあるのを初めて見ました。
出版は2013年。4年経って、ようやく予約待ちの人がいなくなったのかな、と想像しています。
村上春樹は、自分には合わないだろう、そう思っていたので、初めて読んだのは50歳になったあたりではなかったかと思います。
以降いくつかの長編といくつかの短編を読みました。
ハルキストにはなっていないので、彼の作品について何か語ることは難しいです。
デビュー作の「風の歌を聴け」は、実際の地名は出てきませんが、阪神間が舞台になっています。
自分が育ち、住んできた土地が、外国映画のような、そんな異世界的な雰囲気、感覚で描かれていて、リアルと夢幻的な世界の狭間に存在している。そんな気持ちにさせられました。