君に愛されたボクは逃げる事を選択しました。
ボクと、小学校の時から幼馴染の愛世ちゃん。
ボクの事が、愛世ちゃんはずっと好きだったらしく。
小学校4年生の時に、初めて愛世ちゃんから告白される。
『・・・ごめんね、満生くん、こんな所に呼び出したりなんかして。』
『別にいいけど? 話って何?』
『実はね、私! 満生くんの事が好きなの!』
『・・・えぇ!?』
『私と付き合ってください!』
『・・・ご、ごめん、愛世ちゃんとは幼馴染だし! そんな風に見れ
ないよ。ごめんね。』
『分かった、でも、私! 満生くんの事、諦めないから!』
『・・・・・・』
正直ボクは、、、愛世ちゃんの事を、女の子として見た事がない。
気が強くて、口も悪く、性格もキツイ女の子。
ボクよりも、逞しい体格だし。
ボクが、愛世ちゃんを好きになる理由が一つもない。
きっと、これから先も! ボクは愛世ちゃんを好きになる事はない
とそう思っていたんだ。
・・・でも?
愛世ちゃんは、懲りずにまたボクに告白してきた。
『・・・あ、あのね? 私、まだ満生くんの事が好きで諦めきれないの!
だから、私と付き合ってほしいの。』
『・・・ごめん、無理だよ。』
『どうして? 他に好きな女の子でもいるの?』
『いや? そういう事じゃなくて! ごめん、』
『・・・・・・』
これが! 小学5年生の時だった。
小学6年生の時にも、告白されたけど? 即断ったよ。
愛世ちゃんは、一度好きになると? 相当、しつこい!
でも? 中学生の時は、中学1年生の時だけ愛世ちゃんに告白
されただけだった。
どうやら? 他に好きな男子ができたらしく、その男子に告白
していたのだけど? やっぱりフラれていたよ。
ボクも、少しホッとしていたんだ。
愛世ちゃんも、ボク以外の男の子を好きになってくれた事にね!
これで! もう、告白されなくて済むと、、、。
それに、ボク達が高校生になると? 高校は別々になって。
それ以上、ボクと愛世ちゃんは会わなくなったから! 好きと
言われるどころか、顔も合わす事がなくなったんだよ。
だから、ボクも高校に入ると初めての彼女を作る事ができたんだ。
見た目も性格も、愛世ちゃんとは真逆の女の子でね。
凄くいい女の子だったよ。
大学が別々になって、別れてしまったけど、、、。
彼女とは、3年間も付き合ったんだ。
ボクは、大学生になり勉強と彼女を作ると意気込んでいのだけど。
それなのに、、、ボクが入ったバイト先で愛世ちゃんと一緒になる。
『わーあ! 久しぶりだねぇ~満生くん!』
『・・・えぇ!? 愛世ちゃん?』
『どう? 私、綺麗になったかな?』
『・・・まあ、あぁ、ううん、』
『満生くんは? 今は、彼女いるの?』
『・・・い、いや? 今は、いないよ。』
『そうなんだ~良かった!』
『えぇ!?』
『別に、何もないよ。』
『・・・あぁ、ううん、』
・・・ここから、また【恐怖】を感じる日々が続く。
ボクが、愛世ちゃんに好きな人がいないと言った一言から
またはじまったんだ。
しつこい愛世ちゃんは、ボクに何度も何度も“告白”して
くるようになったんだよ。
ボクの新しい生活が、はじまったと喜んでいたのに。
愛世ちゃんに会ったせいで! 地獄の日々に変わった。
ボクは、愛世ちゃんに会ったせいで! 大学でも彼女ができない。
愛世ちゃんの噂が、何故なのか? ボクの通う大学まで広がって
いたからなんだよ。
ボクが、大学に行く日は? 必ずといっていいほど。
大学の前で、愛世ちゃんがボクの帰りを待っようになった。
【恋人】でもないのに。
ボクの彼女のような事をするおかげで、ボクと愛世ちゃんが
付き合っているんだと誤解する女の子が多くなったからだ。
ボクは、このまま一生! 愛世ちゃんに付き纏わられるのか?
【・・・そんなのは、絶対に嫌だ!!!】
ボクは、心に決めた!
愛世ちゃんから、ずっと逃げ続ける事を選択したのです。
愛世ちゃんに、ボクが何を言ってもちゃんと聞いてくれないから。
友達にも協力してもらった事もあるけど、効果はなかった。
なにしろ! 愛世ちゃんは “しつこい!”
・・・ボクは、彼女から逃げるという選択しかなかったんだ。
ボクにもう、つきまとうな!
最後までお読みいただきありがとうございます。




