力の開花
こんにちは、四宮スノウです!
蓮くん騒動編、今回にて完結です!
そして、今回の題名の意味とはーー!?
それでは、小説の世界をお楽しみください!
「まあ、見てなって」
不敵に微笑んだ花恋は、蓮くんに向かって猛ダッシュ。
『見ツケタ、ゾ』
邪智暴虐の覇王のしもべのようになってしまった蓮くんが、腕を振りかぶって彼女に襲いかかってくる。
普通の人なら恐れ慄いて逃げ出すはずだ。
だが。
花恋は余裕そうな表情で構える。
ガギイイイイイィン!
化け物、いや蓮くんの顔が驚きに見開かれる。
そう。
花恋は、一瞬にして出現させた日本刀で彼の腕を受け止めていたのだ。
そして、余裕の表情で、彼の腕を片手で持った刀で押し返す。
ガギャアアアン!
彼の腕を押し返し、続けて続け様に一瞬で彼の腹に斬撃を入れる。
彼の顔が苦痛に歪む。
だが彼も最強の吸血鬼。
一瞬で転がりながら受け身を取り、体勢を立て直す。
彼の濁った瞳が不気味にひかる。
『死ネ』
彼が伸ばした鋭い爪が花恋に迫るーー!
爪が花恋をえぐる寸前ーー
「ルナ。あとは頼んだ」
『了。自動戦闘状態に移行します』
ーー花恋は不敵な笑みを浮かべ、そう言った。
「何故、避ケラレル!?」
驚きに染まった蓮くんの顔。
なぜなら。
花恋は少し体を後ろにずらしただけで彼の爪を避けたのだ。
『感情的、力任せ。弱点解析ーー。発見。討伐を遂行します』
突然、機械の音声のような声を発する花恋。
「なんだ?今の声…」
月也くんも怪訝そうな顔をする。
ドゴ、ドゴっ!
「うっそだろ…!?」
月也くんが驚きの声を上げる。
『グ、ガアァッ!!』
素手、刀、素手、刀。
そうやって、蓮くんを打ちのめしていく花恋。
凄まじく強い。
だが、なぜか顔には一ミリの感情も見せない。
『チィッ、クソガァ!』
急に力を完全解放した蓮に、花恋の表情が曇る。
『作戦を修正します。可能性がある案としてはーー』
ーー交代だよ、相棒。
突然、彼女の瞳に色が宿り、手を構える。
『死ネエエエエエエ!』
彼女の目には、もう迷いはなかった。
今なら、できるはず。
ーーいや、絶対できる!
ドゴオオオオン!!!
爆音と共に、爆風と衝撃波が飛ぶ。
攻撃を喰らったのはーー
『ナ、何故ダ!?』
ーー蓮の方だった。
花恋の瞳は爛々と輝いている。
その上、無傷だ。
「ーー燃え尽きろ」
花恋がそうつぶやいた瞬間、彼の体が燃え上がる。
『ガアアアアアアア、ギャアアアアアア!!!!』
ーーどさっ。
彼の悲鳴がその場に響き渡り、崩れ落ちる。
「あぶ、なかった…」
対する花恋も、安心したのか膝から崩れ落ちた。
「お、おい!!大丈夫か!?」
月也くんの声が、ひどく小さく聞こえる。
ーーよかっ、た…。
そうして、花恋の意識は途絶えるのだったーー。
崩れ落ちた蓮と花恋。
どうなるのでしょう?
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それではまた!




