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水道水の備忘録。  作者: 水道水。
6/22

水道水の憂鬱。

あるのは駄文だけで、オチも何もないよ。

ハレ晴レユカイっていいよね。

今日、僕は無印に行った。

無印に行くことになった動機としては、昨日自室でテスト勉強をしていたところ、赤下敷きで色が隠せると重宝していた薄ピンク色のボールペンのインクが切れてしまったことだ。

だが、無印のボールペンを選んだ動機としては、なんとなくである。

無印は、僕の家からチャリで二十分圏内の辺りに一店舗、学校の帰り道に一店舗ある。

今日が平日だということもあり、学校帰りに無印によることにした。

協調性のない水道水を体現するべく、いつも一人でイマジナリーフレンドとの会話を楽しみながら帰ってる僕としては、

「ごめん、今日無印よるから」

と、断りをいれる相手がいないので、よりやすかったというのもある。

昨日三十分ほど時間をかけてサーチをしたので、迷いなくノック式のボールペン本体とピンクのインク二本、それとちゃっかり80円のボールペンをかごに入れ、レジまで持って行こうとしたのだが、同級生のリストカッターがやたら無印のカッターを推していたのを思い出し、カッターも買ってみることにした。

ミニカッターと通常サイズのカッターがあり、通常サイズのカッターのほうが60円高かった。

ミニカッターも通常のカッターも天下のダイソー様のものなら既に手に入れているので、別にどちらを自分のものにしてよいのだという点が、よりいっそう僕を迷わせた。

結局決め手となったのは、ミニカッターと通常サイズのカッターの替刃が、枚数と値段が同じだという点である。

どうせミニカッターを使い切った時にも死ねてないのだろうから…と、通常サイズのカッターをかごに入れた。

ちなみに、買い物の合計金額は480円だった。

家に帰ってくるまでにカッターを開けたい欲が僕を支配し、電車が来るまで電車のホームでカッターを眺めてみようと思い、刃を少し出してみたら、少しボディが削れていた。

480円は安すぎたのだ…と、悟った。

ボディが削れていて、幾本か腕に傷を作ろうと思っていた気持ちが萎えたので、本命のボールペンを組み立ててみることにした。

さっそくボールペンのボディ本体を触ってみたのだが、どこが空け口か一向に分からず、下手にいじって壊してしまうのも嫌なので、ボールペンの組み立ては家までお預けとなった。

余った時間を有意義に消費するべく、知念実希人氏の『傷跡のメッセージ』を読んでいたら、気が付けば最寄り駅だった。

家につき、カップヌードルのシーフード味を頬張りながら、無印の公式が出しているボールペンの組み立て動画を見ながらボールペンを組み立てた。

組み立てが終わり、眠気にほだされながらうとうとしていると、母親から電話がかかってきて

「米を炊いておいて」

と、頼まれた。そこで意識は途切れた。

意識が覚めると、母親はもう帰ってきていて、米も炊かれていた。

母親との通話を終えた後、僕はどうやら寝落ちをしたらしい。

誰にも見られなかったからよかったはものの、家族であろうが、廊下で仰向けになって、左手に受話器を握りしめながら爆睡している姿を見られていたら、羞恥心に殺されていた。

母親に一言

「ごめんなさい。」

と誤ったが、母親は僕を怒りはしなかった。

色々あって夕飯後、テスト勉強をしながら、今日買った無印の発色を試すことにした。

ボールペンが赤シートで隠せなかった場合のことを考え、理科のノートの隅に『斜線堂有紀』と試し書きをしてみた。

まさかのまさかだった。

色が濃すぎて、赤シートで隠せないという事態が発生した。

つまり、僕が廊下での爆睡という今にも赤面しそうなエピソードと引き換えに得たのは、今欲していない色のボールペンと、ボディが削れているカッターだった。

憂鬱だなぁ…と思った。








私へ。

結構鬱な事書いてあるから、受け止められないだろうし、読まない方がいいよ。





こんな生活が毎日続いても、自分自身になら、(発達障害の)グレーだし、しょうがないって言い訳は出来るんだけど、学校ではグレーであることも、一人にしか明かしてないし、最近出来た友達も、もうそろそろ僕を見限る頃合いでしょう。

グレーだなんて言えない。

何より、忘れ物をしたとき、自分自身にしか言い訳出来なくて、

「水道水は記憶力悪いから」

って済ませてくれる先生がいるのはありがたいんだけど、精神的安定は、

「お前やる気あるんか?」

って軽い説教をされるときに、根こそぎ持ってかれるから気の利いた言葉の1つも言えなくて申し訳ない。

万人受けどころか、家族受けもしない性格なのも辛い。

ASDのグレーも入ってるとか、生きにくい。

こんな他人に言い訳出来ない状況で、受験とか就職があるんだって分かってるから、死にたい。

なろうに駄文をあげてるのだって、文を書く練習だし、なろうに備忘録あげだしてから、文を書くのがマシになった気がする。


本当に読書が好きって絶望だよね。

頑張って図書館まで行かないといけないし。

僕が知ってる一番大きい図書館って学校の図書館だもん。

頑張って授業受けて、本借りて、リスカして。

このルーティンがきつ過ぎて。

不定期に自殺未遂とかいうイベントもぶっこまれるね。

こんな人生は全部、嘘だって。嘘だから、平気だって。

私はさしずめ、あれだね『砂糖菓子の弾丸』だね。

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