水道水の憂鬱。
あるのは駄文だけで、オチも何もないよ。
ハレ晴レユカイっていいよね。
今日、僕は無印に行った。
無印に行くことになった動機としては、昨日自室でテスト勉強をしていたところ、赤下敷きで色が隠せると重宝していた薄ピンク色のボールペンのインクが切れてしまったことだ。
だが、無印のボールペンを選んだ動機としては、なんとなくである。
無印は、僕の家からチャリで二十分圏内の辺りに一店舗、学校の帰り道に一店舗ある。
今日が平日だということもあり、学校帰りに無印によることにした。
協調性のない水道水を体現するべく、いつも一人でイマジナリーフレンドとの会話を楽しみながら帰ってる僕としては、
「ごめん、今日無印よるから」
と、断りをいれる相手がいないので、よりやすかったというのもある。
昨日三十分ほど時間をかけてサーチをしたので、迷いなくノック式のボールペン本体とピンクのインク二本、それとちゃっかり80円のボールペンをかごに入れ、レジまで持って行こうとしたのだが、同級生のリストカッターがやたら無印のカッターを推していたのを思い出し、カッターも買ってみることにした。
ミニカッターと通常サイズのカッターがあり、通常サイズのカッターのほうが60円高かった。
ミニカッターも通常のカッターも天下のダイソー様のものなら既に手に入れているので、別にどちらを自分のものにしてよいのだという点が、よりいっそう僕を迷わせた。
結局決め手となったのは、ミニカッターと通常サイズのカッターの替刃が、枚数と値段が同じだという点である。
どうせミニカッターを使い切った時にも死ねてないのだろうから…と、通常サイズのカッターをかごに入れた。
ちなみに、買い物の合計金額は480円だった。
家に帰ってくるまでにカッターを開けたい欲が僕を支配し、電車が来るまで電車のホームでカッターを眺めてみようと思い、刃を少し出してみたら、少しボディが削れていた。
480円は安すぎたのだ…と、悟った。
ボディが削れていて、幾本か腕に傷を作ろうと思っていた気持ちが萎えたので、本命のボールペンを組み立ててみることにした。
さっそくボールペンのボディ本体を触ってみたのだが、どこが空け口か一向に分からず、下手にいじって壊してしまうのも嫌なので、ボールペンの組み立ては家までお預けとなった。
余った時間を有意義に消費するべく、知念実希人氏の『傷跡のメッセージ』を読んでいたら、気が付けば最寄り駅だった。
家につき、カップヌードルのシーフード味を頬張りながら、無印の公式が出しているボールペンの組み立て動画を見ながらボールペンを組み立てた。
組み立てが終わり、眠気にほだされながらうとうとしていると、母親から電話がかかってきて
「米を炊いておいて」
と、頼まれた。そこで意識は途切れた。
意識が覚めると、母親はもう帰ってきていて、米も炊かれていた。
母親との通話を終えた後、僕はどうやら寝落ちをしたらしい。
誰にも見られなかったからよかったはものの、家族であろうが、廊下で仰向けになって、左手に受話器を握りしめながら爆睡している姿を見られていたら、羞恥心に殺されていた。
母親に一言
「ごめんなさい。」
と誤ったが、母親は僕を怒りはしなかった。
色々あって夕飯後、テスト勉強をしながら、今日買った無印の発色を試すことにした。
ボールペンが赤シートで隠せなかった場合のことを考え、理科のノートの隅に『斜線堂有紀』と試し書きをしてみた。
まさかのまさかだった。
色が濃すぎて、赤シートで隠せないという事態が発生した。
つまり、僕が廊下での爆睡という今にも赤面しそうなエピソードと引き換えに得たのは、今欲していない色のボールペンと、ボディが削れているカッターだった。
憂鬱だなぁ…と思った。
私へ。
結構鬱な事書いてあるから、受け止められないだろうし、読まない方がいいよ。
こんな生活が毎日続いても、自分自身になら、(発達障害の)グレーだし、しょうがないって言い訳は出来るんだけど、学校ではグレーであることも、一人にしか明かしてないし、最近出来た友達も、もうそろそろ僕を見限る頃合いでしょう。
グレーだなんて言えない。
何より、忘れ物をしたとき、自分自身にしか言い訳出来なくて、
「水道水は記憶力悪いから」
って済ませてくれる先生がいるのはありがたいんだけど、精神的安定は、
「お前やる気あるんか?」
って軽い説教をされるときに、根こそぎ持ってかれるから気の利いた言葉の1つも言えなくて申し訳ない。
万人受けどころか、家族受けもしない性格なのも辛い。
ASDのグレーも入ってるとか、生きにくい。
こんな他人に言い訳出来ない状況で、受験とか就職があるんだって分かってるから、死にたい。
なろうに駄文をあげてるのだって、文を書く練習だし、なろうに備忘録あげだしてから、文を書くのがマシになった気がする。
本当に読書が好きって絶望だよね。
頑張って図書館まで行かないといけないし。
僕が知ってる一番大きい図書館って学校の図書館だもん。
頑張って授業受けて、本借りて、リスカして。
このルーティンがきつ過ぎて。
不定期に自殺未遂とかいうイベントもぶっこまれるね。
こんな人生は全部、嘘だって。嘘だから、平気だって。
私はさしずめ、あれだね『砂糖菓子の弾丸』だね。