おまけ3~幽霊部護符が高値で売れる理由~①
幽霊部活動中(放課後)。
「あの~」
「何だ?」
「俺様先生は、なぜこの場にいるのでしょう?」
ドッピンクの腕章をつけた、俺(式部幽)の隣には、なぜか俺様先生がいた。
ここは幽霊部なのに…。
俺様先生…本名、穂積晶、担当教科…英語、嫌いなモノ…幽霊関係全般。
それなのに、なぜ、この場にいる!?
そんな俺の疑問に幽霊部部長、幽霊王子ことキーファー・S・ローズが答えてくれた。
「あれ?式部君は知らなかったの?穂積先生は、幽霊部の顧問だよ」
「はぁ?」
思わず、素で俺様先生を凝視していたら、デコピンされた…。
地味に痛い…。
「仕方がねーんだよ。ここの護符が一番効くから、必然的に購入していたら、顧問にさせられていたんだよ」
「「晶先生、いつも高値でお買い上げありがとうございま~す♪今日は、どういった護符をご希望でしょうかぁ♪」」
突然、オカマ双子こと小塚サキ&サク先輩が…なぜか今日はセーラー服姿のままあらわれた。
しかも、俺様先生を見た途端、目がカネ色になっていることから、俺様先生がかなりのお得意様だと推測される。
「あぁ、今日は部屋がなんだが、ピッキン、パッキンうるさくてな。それ鳴り止むなら、どんな高値の護符でも買い取るぜ」
俺様先生、それってラップ音です…。
そんな俺の考えも知らず、オカマ双子は慣れた手つきで、「物音関係はこの札だよね~」とか「こっちも良くない?」とか、キャピキャピ札を選んでいく。
その数分後………。
「「毎度ありがとうございま~す♪」」
オイオイ、俺様先生よ~。
俺がそう思っているのには訳がある。
やけっぱち紛いに数枚の護符を握り締め、10万円をポイッと現金で支払っちゃったんだよ、この俺様先生は!
ここの学園の給料ってそんなにいいのか?




