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File.15


 そんな俺に八緒は、心配性の母親みたいな言葉を続ける。


「幽が心配なんだ。もちろん、部の活動にはあまり参加できないだろうけど、何かあった場合はすぐ力になられるから入部するよ」


「何か俺に問題が起きることを想定してないか?」


「これまでの実績で、何も起きなかったことはないじゃないか」


「………(悔しいが否定できない)」




 その後、放課後に八緒と一緒に幽霊部に向うことになった。


 八緒は入部するために、俺は活動内容を…と、いうか怪しげな部室を確認するために…。




 補足として、合川の坊主の理由が寺の息子ということがわかった。


 だから、何気に霊感が強く、霊的なモノは視えないまでも気配を感知することはできるそうだ。


 その合川の部活は、『放送部』だそうで…(何で幽霊部に勧誘されなかったんだ?)。



 八緒曰く、放送部は生徒会に並ぶほどの力を持った部活とか?


 放送部部長は、宇佐原七生うさはら ななお、八緒の兄。


 俺の幼馴染の1人で、ナナ兄って俺は呼んでいる。


 ナナ兄は、会長職に次ぐ力を手に入れて、この学園では最強権力者らしい。


 まぁ、家柄でも最強ではあるけどね…。




 暇ができたら、ナナ兄や九里栖(八緒の弟)に逢いに行こう。


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