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VRのその先に  作者: 気まぐれ
第3章 戦争編
13/70

日本武尊の剣

ー1ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結論から言おう。

ヤマトとタケは意気投合したらしく、初対面にも関わらず、一度共闘した俺よりも打ち解けていた。餃子モドキの時のあの青春ドラマは何なんだったんだ一体…


とまぁ、それはともかく。

あの後、スキルディレイによる疲労で倒れた二人が回復するのを待った後、なんとハナにいるプレイヤー全員に対してメッセージが届いたのだ。


「3日後の戦争についての作戦会議を行う」


このメッセージにより、ハナにいるプレイヤーは急遽、ハナの中心部にある建物に集まった。それに俺たちも参加した訳だ。


そして俺たちは今、広い部屋にいる。

真ん中には大きな丸い机が一つ。さながら円卓の騎士気分だ。ここ日本なんだけどな…

しかし、俺はハッキリいって今回の戦争に興味が無い。しかし俺が付いてきたのは理由がある。


「やぁ、諸君、今回はお集まり頂き、誠に感謝する」


その理由が…先ほどの声の主だ。動きやすい様に改造された袴と白い着物を身に纏い、腰には剣をぶら下げている。


「お初にお目に掛かる。この首都ハナの領主、タケルと申す」


そう、彼ーーータケルに会えるからだ。

先に、領主に付いて説明しよう

実はゲーム開始時、領土には村しか存在しない。資金を貯め、それを村長に渡す事で村は発展し、町になった暁にそこの領主になり、一定の資金を得る様になる、つまりはあのタケルがこのハナを作ったと言っても過言ではないのだ。

そして何より、タケルはこの赤の領土で始めて神話に相対したプレイヤーでもある。その証拠にーーー


「そしてご存知の通り、我は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の保持者である」


炎を纏う一振りの剣を掲げた。

刹那、炎は暴れる様に荒れ狂う。

それはまるで、かの英雄が叫んだかの様で

心半ばで途絶えた己の人生を呪っている様で。


日本武尊(やまとたけるのみこと)

野中で火攻めにあい、剣と火打石を使って逆に敵を焼き払った事で有名な人物である。そして彼が持っていたとされる剣、それが天叢雲剣である。

八咫鏡(やたのかがみ)八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)に続く日本の三種の神器の一つ。ヤマタノオロチの尾から出てきたとされる剣である。

現在は太平洋に沈没し、本物は実在しないとされている神器だ。


なんでもタケルは日本武尊を模したボスに勝ち、この剣を手に入れたことでハナを収めているらしい。


しかし、ヤマトが使うブリューナクにしろ、タケルの天叢雲剣にしろ、チート過ぎやしないか?


後は、タケルとタケがいるからややこしくなるくらいだが…まぁ、いいか。


俺を放って会議は始まる。


「では、会議を始める前にこれらを見ていただきたい」


そういって現れたのはウィンドウと巨大な地図。

ウィンドウにはチャットが現れている。地図は…どうやら全体像みたいだな。


「なぁ、ナナシ。俺さ、全体のマップ見るの始めてなんだよな」

タケよ、俺も初めてだ。


初めて見たマップは円形に近かった。

真ん中が初めてログインした時に入る始まりの町で、それを囲む様にフィールドが広がり、それぞれの領土へと繋がる。つまり、各領土は必ず二つの領土と繋がっているという訳か。


「このウィンドウには、ここ以外の町やここに来れなかったプレイヤー達が共同で使えるチャットだ。これを使えば赤の領土に所属する全てのプレイヤーと連絡を取ることが出来る」

なるほど、確かにあれは使えるな。あと、説明してくれた全く知らないおっさん、ありがとう


そして何事も無く、会議は続いていく


ー2ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「待ちたまえ、君達」


大まかな流れが決まった後、会議が終わっていざ帰ろうとした俺たちをタケルが呼び止める

なんかしたっけ?ってか俺?


「そう、そこの、全身を覆ったマントの君とその仲間だ」


マントって言ったら…やっぱり俺だよな。

はぁ、なんか面倒臭い事になったぞ


取り敢えず止まり、他の全員が出て行くと、タケルが俺の前に来て言ってきた


「君は何だ?只のプレイヤーではない事は分かっている、正直に言いたまえ。さもなくば、今すぐ斬るぞ」


………………………………え?


どういう事だ、何で俺がプレイヤーじゃない事が分かった⁈


「私はもしもの為に、全員にプレイヤーネームが分かるスキル『看破』を使用し、怪しい所が無いか調べた。

そこで君だけが、ネームが表示されなかったんだ。他の全員の名前が出てきてお前の名前が出ないとおかしいだろう?」


しまった!

戦闘スキルが有るならば、敵を見破るスキルだってある!お偉いさんであるトッププレイヤーならそれぐらいのスキル、覚えていても不思議じゃない‼︎


共馬からは不自然に思われない為にアイテムを使ったり装備が出来る様になったが、実はスキルよって調べられた場合、それに対する抵抗スキルがあれば話は別だが、全く変装が効かないのだ。手抜きしやがって…

まだ見破る様な奴が居なかったからって対策を立てなかったのが今になって裏目に出るなんて!


「で、どうなんだね?」


どうする?タケルは神器の所有者だ。しかもハナの町長と来た。今逃げても、絶対に見つかるだろう。ならばーーー


「あぁ、俺はプレイヤーじゃない。NPCだ。元、な」


本当の事を言ったろうじゃねぇの‼︎


「そうか…」


え⁈信じた⁈


「そこまで嘘を突き通すか…ならば…死ね」


ですよねー‼︎ そうなると思ったよ‼︎つい口調が変わっちまったじゃねーか‼︎


とまぁ、おふざけは此処までにしておこう。タケルが抜いた天叢雲剣の炎を肌に感じながら、俺はどうするかと悩むのだった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

首都ハナの中心部、つい先程まで会議が行われていた場所に、炎を纏う剣を持った男と黒マントの男がいた。

炎を纏うのは言うまでも無い、天叢雲剣を抜き、黒マントの前に立つタケルとその相手、ナナシである。


既に臨戦態勢にいるタケルと違い、ナナシは何もしなかった。


「どうした、刀を抜かないのか?」


タケルの問いに、ナナシは両手を広げることで答える。

ナナシは答える気なのだ。自分が嘘を付いている訳では無いと、自分がプレイヤーでは無く、元NPCなのだと、わざと攻撃を受ける事で証明しようと言うのだ。


「ナナシ…」

「チッ、何も出来ねぇのかよ…」


ナナシの真意を分かってか、サヤとタケは何も出来ずにいる。シズは既に無言で事の成り行きを見守っている。ナナシがダメージを受けないことを分かってのことか、ナナシを止める気は無い様だ。


「そうか… では、後悔するなよ」


それを見たタケルは遂にその力を使う。剣を横に構え、言葉と共に薙ぎ払った。


「草薙」


言葉のトリガーにより、剣が薙ぎ払った後に変化が訪れる。草が現れたと思いきや、着火して波の様に広がった。


斬撃を火を纏わせながら放つ。現実ではあり得ない、しかし実際に起こった現象は、遂にナナシの腹に突撃する。ダメージを受けず、無傷のナナシが見えたかと思いきや、シズ達の表情は驚愕に染まる。何故ならーーーーー


「く…カハッ‼︎」


そこに炎によって確かに、腹を焼かれたナナシが居たから。

ナナシの顔が困惑の表情に染まる。それはそうだ、ナナシはHPの概念を持たない。故に、スキルと思われた炎の攻撃も効かないーーーーー

筈なのに。

腹を焼かれた痛みが、ナナシにそれは信実だと言う事を思い知らせる。

困惑するナナシを見ながら、タケルはナナシがダメージを受けた理由を話した。


「神器クラスの武器には全て、必ずあるアビリティが備わっている。『存在無視』、このゲームに存在するものが何であれ、このアビリティを持つ武器による攻撃は、全てにおいて影響する」


存在無視

このアビリティが何を影響するのか、唯聞いただけでは分からないだろう。

この世界には、HPを持つオブジェクトと、HPを持たない、つまり破壊出来ないオブジェクトが存在する。建物やNPCなどが後者の良い例だ。

そしてこのアビリティはそのHPを持たない"存在"を無視し、破壊する事を可能とする。

つまり、タケルはその気になればハナそのものを焼け野原と化す事が出来るのだ。

その証拠に、先程の薙ぎ払らいの余波によって建物の壁の一部は黒焦げになっている。

そしてナナシは根本的な部分はNPCの域を出ないのだ。故に、天叢雲剣の『存在無視』の影響を受ける。


「ま、マジか…」


痛覚は無いのだろう、しかし確かに腹を焼かれたナナシの声が響く。その姿はボロボロだ。マントや他の装備は既に焼かれ、外見は刀を持った村人そのものだ。まぁ、村人が刀を持っている事自体、異常なのだが…


「しかし、君は一体なんなんだ?村人の外見なんて、まるでNPCみたいじゃ無いか」


流石に疑問が隠せなかったタケルはナナシに問う。


お前は何だーーーーと。


明らかに怪しげな、しかし確かに目の前に存在する『なにか』に問いかける。そしてその問いにナナシはーーーーーー


「俺は、俺はーーーーナナシだ‼︎」


その一言と共にタケルに向かって飛び出した。

たった一言に、どれだけの意味を込めたのだろうか。自我を持つ事で、何でも無かった彼はイレギュラーという存在になった。

シズをごまかす為に、ナナシと名乗った。名を持たない筈なのに。

そして認められた。空っぽの自分を。ナナシという、偽物の自分を。


だからここで、自分を否定しない。

自分が歩んだこの短くて、でも濃密だった日々は、誰にも否定させない‼︎

「ナナシ」という名前自体が、『自分』が生きてきた証なのだから‼︎


「ウォォォォォォォオオオオオオ‼︎」


ナナシの魂の叫びが、炎を消した、様な気がした。


ー3ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「炎操・火衣(えんそうひごろも)


叫びながら飛び出したナナシを、タケルは炎を纏う事で応戦する。その姿はまるで神の様。

炎神と呼ばれてもおかしく無いプレッシャーを放つタケルを相手に、ナナシは抜刀しながら近づく。


「疾っ‼︎」


タケルまでの距離が2メートルという所でナナシの身体が消える。人間の身体能力を無視し、自力での高速移動に成功する。

常人が真似しようなら足が砕けて動く事もままならなくなる程のそれを、ナナシは何食わぬ顔でこなす。


「なっ⁈」

ナナシのその行動にタケルは驚愕する。それは何故か。それはナナシがスキルを使った痕跡が無いからである。


通常、スキルを使えばシステムによるアシストが入る。故にスキルは必ず、何かしらの光を残さねばならない。

タケ達も使う『俊足』も、必ず足元に青白い光が浮かび上がるのだ。そしてナナシは光を出さず、しかも消えた。俊足の様な一瞬の移動では無い。驚くのも当然である。


そしてナナシが消えた時間はそう長くは無かった。


「なっ⁈どこから?」


タケルの驚きの声が上がる。ナナシがタケルの影から現れたからだ。目の前に居たと言うのに一瞬にして消え、消えたと思ったら今度は自分の影から現れる。

ナナシの完全な奇襲に、タケルは流石と言うべきか、肩を横にずらす事で間一髪、その一閃を避けた。


「な、どうやって…⁇」


タケルは驚くばかりだが、無理も無い


飛天影法師

それがナナシが先程使った技であり、『飛天風車』に続くナナシオリジナルの技である。居合が暗殺術にも長けているという話から生まれた技。

理屈は単純、


瞬間移動で死角に移動し、そこで一度止まった後、もう一度、今度は影から現れた様に移動しつつ斬りつける


それだけである。そして想像出来る通り、誰かが真似出来るシロモノでは無い。

それもその筈、人が備えている脳のリミッターを持たず、しかも傷つく事も、疲れる事も無い身体を持つナナシだからこそ出来る芸当。

むしろ真似できた方がおかしい、「良い子はマネしないでね!」ならぬ、「エージェントでも真似しないでね!」のテロップが流れてもおかしく無いレベルである。


そして放たれた一閃は、タケルの肩に纏われていた炎を風圧だけで消し去った。

奇襲が失敗した事にチッ、と口を鳴らすナナシ。再び瞬間移動で消えようとするも、タケルが許さなかった。


「炎操・火墓」

スキルのトリガーが放たれる。

するとタケルを覆っていた炎はまるで逃がさん、とでも言わんばかりにナナシを覆い始める。

結果、ナナシを閉じ込める炎のドームが出来上がった。


天叢雲剣専用、発声型拘束スキル ー炎操・火墓ー


それがナナシを閉じ込めるドームの正体である。対象が近くに居なければ不発に終わるが、一度決まれば最後。

使用者が良い、と言うまで対象を閉じ込め、挙句の果てには小さくなる事で対象を少しづつ焼くという少し、いや確実に悪趣味なスキルだ。


常人なら直ぐにその暑さで発狂し兼ねない死の墓標。しかし、それが常人であればの話だが…


「ナメるなぁぁぁぁぁぁ‼︎」


ナナシは、そう叫びながら刀を高速で降る。その余りの抜刀の速さに、風圧が発生し自分を閉じ込めていた墓標を破壊した。


…………神器持ちは人間じゃ無い、と良く言われるが、ナナシもその部類に入るのかもしれない。

まぁ、そもそもが人間では無いので、あながち間違ってはいないが……


かくして拘束から逃れたナナシだが、彼を更なる追撃が襲う。


「炎操・火界」

炎が世界を侵食するーーーー

そんな表現が一番正しいだろうと誰もが思った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

荒れ狂う炎の中、ナナシはタケルと剣戟を交える。


ガキィン ガキィン


小刻みに鳴るのは鉄がぶつかり合う音。

これが意味するのは、ナナシとタケルが正面からぶつかり合っている証拠だ。

そしてぶつかり合う事1分、ナナシと互角の戦いをしている中、タケルが腕を出す。


「はっ‼︎」

放たれるは炎弾。ある程度打ち合い、ナナシにスキルを使えないと思わせる事で、タケルはこの一瞬の隙を突いた。そしてこの炎弾は、確かにナナシの肩を貫く。


しかし

ナナシ止まらない

何度、何度食らっても

怯みもせず

攻撃の手を休めない


肩に、膝に、胸に

タケルの炎弾は確かにナナシの身体を貫く。だが止まらないのだ。何度身体を焼かれようと、何度貫かれようと、ナナシの攻撃は止まらない。


そして同時に、データとしてのナナシは確実に削られていた。身体を貫かれようが、痛みを感じない為に、ナナシは止まらない。


しかし、痛みは大事な機能でもある。

痛みがあるからこそ、人間は死を避けられる。

痛みがあるからこそ、身体の悲鳴に気付く事が出来る。


そしてナナシは気付けない。

自分が、「ナナシ」という存在が、炎弾を食らう度に消えていっている事に。

明確な死が直ぐそばにまでやって来ているのに、ナナシは気付けない。いや、気付く事が出来ない。

そしてそのツケはそう遠く無い時にやって来た。


「炎操・火墓」

炎がナナシを覆う。しかし今度は斬られなかった。そして代わりに炎に身を焦がされたナナシが倒れる。


「え………⁇」

「ナ…ナナシ⁇」


サヤとタケの言葉が漏れる。

遂に来たのだ。ナナシの限界が。


只でさえ、最初の『草薙』で分かっている筈なのに、数度に渡る炎弾の被害はーーー

ナナシという「データ」を限界まで焼き尽くすのに、そう時間は掛からなかった。


「イ、イヤァァァァァァァァァァァァ‼︎」


シズの悲鳴が、燃え盛る大地に木霊する。


ー4ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日が落ちかける午後4時

部屋の中に6人のプレイヤーがいる。

しかしその内一人は重症だった

全身は焼き爛れ、身体のあちこちは既に黒ずんでいる。

特に顔が酷かった。顔全体を斜めに二分割したように黒くなっているのだ

そしてその男ーーナナシは、まるで死んだかの様に動かなかった。



タケルとの勝負の末、全身を焼かれ倒れたナナシ。

直ぐにシズ達が駆け付けるも、既にナナシの意識は無かった。

治そうとするもいかんせん、治す手立てが分からない。


HPという概念があったなら良かったものの、ナナシはNPCだ。そしてアビリティ「存在無視」により、ナナシは「ナナシ」というデータそのもの攻撃されたのだ。

言うなれば、ゲーム機ではなく、そのメモリーを消されたのと同じである。

つまり、今のシズ達はナナシを助ける方法を持っていない。


共馬を呼ぶ手も考えられたが、その呼ぶ方法も分からない。

問い合わせをして共馬を呼べる訳でも無い

ハッキリ言って、八方塞がりであった。


それが分かっていたから、部屋の誰もが何も言えなかった

そしてその沈黙が何時までも続くかと思われたその時、それを破った男性がいた


「もうしゃーない。今は良くても、クヨクヨしてたらあかん‼︎」


言わずもがな、ヤマトである。

この暗い雰囲気を脱するため、出来るだけ明るい声を出す。

数分前、ナナシを寝かした後、ヤマトはタケからナナシの事情を聞いた。

ナナシが本当は存在してはいけないという事、それを隠して生きているという事、それら全てを聞いてヤマトはなんとも言えない気持ちになった。マキは泣いてしまった程だ


そしてナナシが動けない以上、この中で最年長である彼は先ずはこの状況を何とかしようと思ったのだ


「そうだな、俺たちはしっかりしないと」


タケが立ち上がりながら言う。それを期に立ち始める面々。しかし、一人だけ立ち直れない人がいた


「ごめん、ちょっと待って…」


シズである


「あぁ、待ってるで」


シズの恋心を知っているため、ヤマト達はシズ置いて出て行く。


「ナナシィ」


二人だけの部屋に、シズの呟きは鮮明に響いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


同時刻、アメリカーーーー

男たちは口の端を吊り上げ、笑う


「it's time for war!!

Let's begin a enjoyment!」


そして、戦争の第1日が幕を上げる


今日中にバレンタインSSも書くつもりなので待ってください

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