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デート
てつやは、加奈子と美穂と歩美とゆかりと町でデートをしていた。すると、向こうからてつやの高校時代のクラスメイトの明菜が歩いて来た。
「てっちゃん、あたしも仲間に入れて」
明菜が笑顔で手を振りながら近づいてくるのを見て、てつやは一瞬驚いたが、すぐに微笑んで答えた。
「明菜、久しぶりだね。もちろん、仲間に入ってよ。」
加奈子、美穂、歩美、そしてゆかりも明菜に笑顔を返し、歓迎の意を示した。
「こんにちは、明菜さん。てつと美穂が声をかける。
「そうなの。昔からの友達で、いろんな思い出があるんだ。」
と明菜は答えた。
皆で町を歩きながら、お互いの近況や思い出話に花を咲かせる。てつやは心の中で、こんなに楽しい一日が過ごせるなんて思ってもみなかったと思いながら、仲間たちと一緒に時間を過ごすことの喜びを感じていた。