Φブレインとその仲間たちの特に怪しくない行動
そうして、私たち社員とファイブレのメンバーは、会社から徒歩5分の場所にある、スミレ幼稚園に向かった。
もちろん撮影クルーも一緒に。実を言うと園側には事情を話してあったが、子どもたちには内緒にしてもらい、サプライズを決行する予定だった。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、Φブレイン。もちろん園児や小学生からの人気も熱い。
たくさんの園児が、わらわらとホールに集まっていた。
もちろん、先生たちの顔は高揚している。その気持ち、わかりみ♪
「みなさーん、お楽しみの時間ですよ〜今日は、とぉっ ても人気のあるお兄さんたちに来てもらいました〜」
ドアに置いた衝立の向こうから、ファイブレが踊り出る。レンジくん筆頭にメンバーは子どもたちに向かって手を振ってくれている。
さすが神。(←そんなもんで神認定の推し界隈)
「こんにちは〜!! 僕たちのこと、知ってる?」
「もちろぉぉん!!」(by わい)
子どもたちがわあっと騒がしくなり、「ファイブレだよね! 知ってるう」と盛り上がる。
ファイブレ頭脳派のカナエくんが、
「今日はみんなにプレゼントがあってやってきました〜」
「わーーーーい!!」(by わい)
「まずは、『SSK企画』という会社のお兄さんお姉さんから、絵本のプレゼントでーす」
テレビスタッフの人が、事前に用意しておいた絵本が入った可愛いクマさんの紙袋を、すかさずファイブレメンバーに渡す。
そして。一人ずつに絵本を配っていく。
「わあ!! ありがとっっ」
「かわいいウサギさんのご本だぁ」
「はやくよみた〜い」
なんつー可愛らしさや。園児の反応、最高に可愛い。この光景、まじでほのぼのする〜〜。
レンジくんも絵本を渡しながら、子どもの頭を撫でていく。尊い……が、私にもください。
レンジくんは、お父さんを早くに亡くされて、お母さんがレンジくん兄弟を一人で育てあげていらっしゃって。そんなお母さんを楽にしてあげたいと、ダンスを独学で頑張り、そしてダンススクールの奨学生となり、デビューにこぎつけてる。
そんなところが、私は本当にすごいと思ってて。




