イケメンハイスペ三銃士の怪しいと見せかけて実はそんなに怪しくない行動
『坂崎課長、お疲れ様です。これって夢ってことはないですよね?』
んーー現在夜9時33分。じわじわ来てるんだな。遅っっそ。
あれからファイブレ会社への来訪が現実味を帯びてきて、いや待てよ、本当に夢ではないか? いやそんなバカな、ちゃんと広報に連絡があったのだからと、それをひたすら否定、がここで強い願望が勝り夢じゃないと強く自分に言い聞かせたのに、ついに『迷い』が生じて、夢かうつつかの間を彷徨いつつ、でもある瞬間ハッと気づき、ようやく誰かに確認した方が安心して眠れるという究極の地に達したか。
長いな。(←自分もこの道を辿った)
「夢じゃないよ、と」
俺はスマホを打ちながら感激している。
ファイブレ来訪も嬉しいけれど、小山田さんからのLINEさ。初めてだからねこれ。記念すべき第一歩的な。
人類で初めて月に到達したアームストロング船長の足跡より、貴重な小山田さんからの第一声LINE。記念の足跡。
『良っぱった!! ゆえあ!! やっつ冷静になれまるた。ありがとぅござまたー』
全然冷静じゃない。かなりテンパってる。小山田さん、最高に可愛いな。
「今夜は寝れないかもしれないね」
『きっと寝れません。ですが、明日の飾り付けが楽しみです』
「寝不足心配だよ。でも寝不足だったとしてもみんなで飾り付けも楽しいかもね。ファイブレだし!」
『ぜっったい楽しいですよっ課長もちゃんと飾りつけしてくださいね。それでファイT、着るんです……』
あれ?
「小山田さん? 寝ちゃったの?」
『(-_-)zzz』
フェードアウトの仕方が絶妙にわかりやすい!!おじさんとのLINEがめんどくさくなったんだね。涙
でもありがとう。LINEやりとりできて、嬉しかったなあ。今日はぐっすり眠れそうだ。




