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47/202

*1

「おい大丈夫か?」

「大丈夫? 小山田さんっ」

「あ、だいじょ……」

「わりぃ、わりぃ。俺がやったなこれ」

「おまえぇ、ノックぐらいしろよ」

「そうだぞ。それぐらい常識だろ」

「あの、わた……し」

「女の子に顔面パンチ食らわせるようなもんだぞ」

「ごめんごめん」

「ごめんで済んだら警察はいらねーんだよ」

「そうだぞ、慰謝料くらい払えよ」

「慰謝料なんてとんでもな……」

「わかったわかった。小山田さん、慰謝料がわりにさ、今度また飯でもおごるよ」

「そんなこt……」

「この大馬鹿野郎、おまえこの前も小山田さんと飲み会しやがって。俺、知らなかったぞ」

「あれは歓迎k……」

「二人だったんだってね」

「男と女が二人で飲みに行ったらだめだろ!! 小山田さん!! 杉田には十分に気をつけてくれ。こいつは女性に対してはクズ中のクズだからな」

「あ、そっすか、でもm……」

「クズとかひどくね? 俺は誠心誠意、女性に尽くしているんだからな」

「まあ女癖が悪かったのは昔のことで、杉田は今では一人としか付き合わない派だしな」

「はあ? そんなん当たり前だろ? 俺は杉田と違ってもともと! 一人の人を大切にする派だから!ね? 小山田さん!」

知らんわ。

「まあまあ、二人とも落ち着けって」

「若狭、口挟むなよ。おまえはあれだろ? キャバクラとか行けちゃう派だろ? そんなの論外だぜ」

「そんなの接待でしか行かないの、知ってるよな?」

「バーカ。接待とか言ってキャバ選んでる時点で軽薄なんだっつの。小山田さん、俺は絶対に夜の店は行かない派だからね」

「それは結構なことd……」

「自分は健全アピールまじうざ」


おーい。いつまで続くのこれ。こういうのこそ、居酒屋でやってくれ。


「すみません!!(強)私これで失礼します。(中)何度も言うようですが、異動の件、よろしくお願いします(通常の音量)」


「「「うぃーっす」」」


仲よ。

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