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12/202

*1

「すみません、田中さんは課長からの信頼も厚く、色々と書類の管理も任せられているようですので、田中さんが預かっていらっしゃるのではと。大丈夫です。早急にいただきに上がります。ところでコースターのキャラの件ですが、髪色は何色でしたか?」


矢継ぎ早に話して核心に迫る。


お局田中は、まんざらでもない様子で、え? そう? もしかして私たち最高のバディに見える? やだあ、お似合いだなんて、そんなハッキリ言わないで〜〜

なんて、ホクホクしながら、


「ピンクだったよ」


りょ。

ファイブレのリーダー頭脳明晰カナエくんだね。ってことは、レンジくんのコースターは、坂崎課長がゲットしたやつってことか。


『「ごめんね、これ集めてるから」』


真相を知りたい。そう思ってから2日後、さらなる課長の不自然な行動を目撃することとなる。



朝、出勤したら天と地がひっくり返った。

鞄をしまい、ネームプレートを取ろうと引き出しを開けたら、なんとそこにレンジくんのコースターが。


ある。

は?

どゆこと?


私は状況を把握するのに、30秒ほどの時間を要した。


これって。コラボカフェでしか獲得できない、いやコラボカフェでも、ファイブレの人数からいっても1/5の確率、いや運が悪ければさらに倍、倍!! の難関で、まあ手に入らないレンジくんのコースター!


目があ!

目があぁぁあ!!(2回目)


あまりの驚きに、私はびくうっと震えてしまった。

それほどの衝撃波が、私のデスクの引き出しから発せられた。


どんっ!! どんっ!!


繰り返されるかめはめハ〜に、私は恐れ慄いてしまった。

これはアイツだ。アイツしかおるまい。


私は、坂崎課長の方へと、そろり視線を泳がす。


なぜ、私にこれを?


まさか領収書の申請とか諸々、良きにはからえ的な?

水増し請求しろと?

うん、違うな。





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