第1話 異世界転移
書き進めた作品がやはり盗作気味な部分があったので急いで新作を書き進めて居ますが時間が足りるでしょうか。
僕の名前は佐藤志弦、14歳の中学3年生です。
中学校の卒業式の後に通っていた古式剣術道場で免許皆伝を貰った日家族に盛大に祝われてから眠ろうとして目を瞑った瞬間にそれでも解るくらいの光に包まれました。
そして目を開くと目の前に絶世の美女が立っていました。
「私の名前は天照大神ですが貴方には異世界を魔王から救って貰います」
「えっ、天照大神?、異世界を救う?」
「早速ですが貴方には異世界の女神からの力として、アイテムボックスと鑑定、そして必要な異世界言語理解を授けます」
「何なんですか、異世界の女神って」
「私からの加護として獲得経験値100倍を授けます」
「分り易く、説明をして下さい」
「では異世界へ行って貰います」
そうしてまたしても光に包まれました。
気が付くと見た事も無い村の近くの草原に立っていました。
理解が出来ずにゲームの様にステータスを見ようと考えてみます。
すると目の前にステータスが表示されます。
そこには職業が雷鳴の勇者でそれなりに優秀なステータスが書かれています。
そして気が付くと日本刀と革鎧を装備している事に気付きました。
考え込んているとゲームのモンスターの様な角の生えた兎に襲われました。
無意識に体が動き兎の首を刎ねていました。
すると脳内にファンファーレが流れます。
もう一度ステータスを開いてみるとレベルが8になっていました。
そして地面にはゲームの様に魔石と角が落ちています。
拾おうとすると地面から魔石と角が消えました。
ゲームの様にアイテムボックスを意識するとリストに一角兎の魔石と一角兎の角が表示されました。
そこでようやく僕にも状況が理解出来ました。
「小説や漫画の様に本当に異世界転移なのか」
そう言うと僕は自棄になり、モンスターを倒し続けました。
やがて夕方になる頃には落ち着いたので村に向かいます。
そして村で漫画の様な看板の冒険者ギルドに入りました。
まずは冒険者登録をしてからドロップアイテムを常設依頼として納品します。
「依頼10件分の納品でギルドランクがFからEに上がりました、そして支払いはギルドカードに入れて置きます」
「手持ちが無いですけど大丈夫ですか」
「商人ギルドや宿屋ギルドに入れる様な普通のお店ならギルドカードでお支払い出来ますよ」
「はい、解りました」
そう言うと宿屋に向かい夕食を食べて一晩泊まりました。
翌日はテント型の魔物よけが付いたコテージと暫く困らないだけお弁当を買うとアイテムボックスに入れて町へ向かいます。
そしてレベル上げをしながら10日かけて大きな町に辿り着きました。
町のギルドで情報を集めますが魔王が存在すると言う話は一切有りませんでした。
仕方が無いのでダンジョンでレベル上げを暫くしました。
レベルが十分に上がると世界を巡りながら新たなダンジョンの攻略をして行きました。
ダンジョンの攻略の合間には錬金術師や薬師にポーション等の作成を鍛冶師に鍛治の基本を魔導具師に魔導具作成を学びました。
3年かけてレベルは3000を超えました。
それでも魔王の情報が無いので大賢者や大聖女に魔法を学びました。
2年をかけて学び終えると魔王の噂が流れる様になりました。
世界を新たに巡りながら魔王の噂を集めます。
僅かづつ凶暴になる魔物を倒しながら旅をして漸く魔王城の在り処が判明しました。
待ち構える魔王の配下を倒しながら魔王城を目指しました。
長い旅の末漸く魔王城に辿り着きました。
魔王四天王を倒しながら魔王の玉座に辿り着きました。
そして魔王に宣言します。
「魔王に罪はまだ無いけど僕が元の世界に帰るために倒させて貰う」
「いかに勇者とは言え簡単に倒せると思うな」
そして僕は魔王と激しい戦いを始めました。
一昼夜にも及ぶ激しい闘いの末、魔王を倒しました。
すると僕は光に包まれました。
すると目の前に天照大神様が居ました。
「魔王退治ご苦労さまです、これにより私も必要な情報を得ました」
「これで僕は元の世界に戻れるんですね」
「私の加護は返して貰いますが元の世界に戻します」
そして僕は元の世界に戻りましたが、同時に佐藤志弦と言う記憶は佐藤雫と言う少女の記憶により塗りつぶされて行きました。
そして翌日佐藤雫と言う少女が目覚めます。