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弥生小春日/心の雑記

作者: 瞑想


::::::::::::::::


君が語れば

万の笑顔に

君の涙は

万の涙に


私はそれを知っている

私はそれを知っている


ひとに目があり

その数ふたつ

ひとには心が

その数ひとつ


理解(わか)りあいたい

心がひとつ

理解(わか)りあえない

心がふたつ

ひとといふもの

ひとといふもの


『朝…希望とともに目覚め

 昼…懸命に働き

 夜…感謝とともに眠る

 そんなに人間は単純じゃあない

 でもそうありたいと願うのです』


友の心根こころね/知ることかなわぬ

友の心根こころね/知ることできぬ

月と太陽/まんじりともせず

出会い頭の事故もあるのか


『私が何かに迷ったときは

 貴方が声をかけてくれたでしょう

 とても救われたのを覚えています

 だからこうして私も筆をとるのです』


如月(きさらぎ)去れば

弥生(やよい)の迎え

童/肩荷かたに

過多かたになさらず


その荷は重く

肩に紐づく

ならばと船を

言葉の船を


誰かの悲しみ

自分のものに

誰かの喜び

自分のものに

来たれ死神しにがみ

あの時のように


山あり谷あり

大波おおなみ小波こなみ

新月/満月

時に喜び


急流きゅうりゅうならば身を任せ

九龍きゅうりゅうっ首半分頂く


『悲しみの深さは想像もできませぬ

 どんな名著でもその深さの1/6しか

 解消はできないでしょう…只

 それを同じように悲しむものが

 それを同じように悲しむものが

 居るのを知っておいてくださいませ』


交わる心

(ゆえ)に切なく

交わる心

(ゆえ)に楽しく


時に交差し

時に反転す


貴方が教えてくれたもの

貴方が与えてくれたもの

心のバランス

時間と相手

熱量と手際


如月(きさらぎ)去れば

悲しみの海

如月(きさらぎ)去れば

新たな出会い

弥生(やよい)に告げよう

風の時代に春風を

友の心に春風を


『俺は10日にもう一度

 出会いと別れの季節がくる

 涙を拭こう

 感謝を告げよう

 出来る限りで構わないから』


ひとといふもの

ひとといふもの

悲しみ深く/深い(あお)


弥生(やよい)小春日(こはるび)/心の雑記

灯し蛍火(ほたるび)/せめて(くれない)

知れないまでも

分かちあいたい


※消えてはいかぬ


::::::::::::::::



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