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【プロローグ】 次があるなら
ふらふら…ふらふら…
揺れている。
ゆらゆら…ゆらゆら…
揺れている。
その感覚だけが、自分とこの世界をつないでいる。
永遠にも感じる『間際』の中、心の中で呟く。
(『新しい世界』なんて胡散臭いし、これで終わりならそれはそれでいい。)
ネットで見つけた怪しげなページ。
『異世界で生き直す』とか、『これがあなたの能力です』とか、あんなの馬鹿馬鹿しいにも程がある。
だけど、もし本当に「次」があるなら、ちゃんと生きてみたいと思う。
ちゃんと生きて、死ぬまで生きて、最期まで人間として、生きてみよう。
そこまで考えて、ようやく気付く。
(やっぱり生きたかったんじゃん。俺。
今更だけど、もう手遅れだけど、次があるなら…)
『間際』は終わり、意識が遠のいていく。
皆様初めまして。
8+と申します。
小説家になろう初投稿です。
未熟者の拙作ですが、お読みいただけたら幸いです。
気の向いたときに投稿していきますので、よろしくお願いいたします。




