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英雄曰く俺は凄い人らしい。  作者: エーリス
1/1

0話 どうも主人公です。

初投稿です*_ _)

よろしくお願いします

カシカ村─俺の出身地であるロトレ王国に属する辺鄙な田舎村は現在奇跡の村と呼ばれている。らしい。

三年の月日を経て魔王を討伐し世界に安寧をもたらしたとされる7人の英雄、その中の最年少組である勇者、賢者と呼ばれる魔法使い、大陸最高と名高い槍の名手がこの村出身なのだ。

そして俺こそがその中の勇者!…という訳でもなくただの幼馴染(同い年)です。はい。

ただ、普通と変わっている点を挙げるとすると─俺は所謂(いわゆる)転生者ってやつだ。


──────────────────────


俺─アルクには産まれた時から前世(?)の記憶があった。

が、地球という惑星の日本という国で平凡な生活を送っていただけでなんの面白みもない記憶だ。

そして肝心の死んだ(?)時の記憶はなく18歳頃の記憶で途切れていてその後どうなったかは分からない。

ただ、今の顔が前世の土砂崩れよりかはよっぽどマシになっていることから別人なのは間違いがない。

そんなわけで転生したと判断した俺は「チートや!無双や!」と期待していた。


──────────────────────


カシカ村自体は大したことのない田舎の小さい村だ。

村全体としては温かい空気に包まれており不便なところに目を瞑ればのびのびと暮らせる環境であることは間違いなかった。


そして俺の同い年には三人の女の子がいる。

よく同じ年にこの過疎地域に4人も生まれたなと思う。


そうしてまだ幼い俺はこのド田舎でできる限りの努力をした。

村長の家に入り浸り言語、文字を覚え、本を読み漁り色々な知識をつけ、体力をつけ………


そうこうしているうちに分かったことが何点かある。

・この世界には魔法と呼ばれる代物が存在する

・スキル、特殊ユニークスキルと呼ばれるものもある

・エルフやドワーフ、獣人などの種族が存在する

・魔王や魔物が存在する ………etc




フッ…なるほどね、俺の出番やん。


──────────────────────


結論から言わせて貰おう。

俺はチーターでもなければ英雄でもなかった。

現実は非情である。

但し、才能が一切無いわけでもなかった。

頑張った分だけは伸びるタイプである。


そう、()()

先述の通り俺には三人の幼馴染がいる。


本物の英雄(チーター)は彼女たちだった。


──────────────────────


レイ──文字通り《勇者》。銀髪で前髪ぱっつん。オッドアイで左目はルビーのように赤く、右目はサファイアのように青い。俺たちの中では一番身長が低く、天真爛漫。あどけなさは残っているものの個人戦闘力は間違いなく大陸最強。因みにめっちゃかわいい。


ハク──弱冠15歳にして《賢者》と称されるマジモンの天才。オレンジ色のロングヘアー。基本無気力でやる気がないが魔法の腕は超一流(オールラウンダー)。5歳の頃に俺がひけらかした前世の知識をしっかり理解されたことは一生モノのトラウマ。因みにめっちゃかわいい。


ノエル──《大陸最高》と評される槍の名手。薄い青色のショートカット。男勝りな性格だがこの中だと一番女子力が高い。バカだが真面目なので俺がテキトーに言ったことを真に受けて修行してたりする。重度のシスコンの兄がいる。因みにめっちゃかわいい。


これは減らず口と下手な前世の知識とある特殊スキルのせいで色々勘違いをされる一般転生者がなんやかんやで切り抜けていく(いこうとする)物語である。




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[一言] どのような話になるのかまだ分かりませんが、続きが気になります
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