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となりにはアンデッド  作者: 仁ぐうす
火竜のオアシス
41/57

【41】ルーズ・チャスタティ・アンデッド

一方、取り残されたアマリスとツグサは、懸命に脱出の方法を考えていた。



「ああっ!もうどうしたらいいのかわかんないよ~…」


「回復魔法が使えないなんて…もう私の存在意義が…」



頭を抱えて悩んでいる2人にも、ついに呼び声がかかった。



「おい!そこのメス2匹!次はテメエらだ、来い!」


「嘘…!…ってことは、メリア達はもう…?」


「ああ神よ…どうかあの2人に祝福を…」


「ごちゃごちゃ言ってねえで早く来い!」



2人は手錠をかけられ、少し広めの部屋へと誘導された。



「ここって…」



2人は部屋を見回す。左右の壁際には棚があり、右の棚には、何やら怪しげな薬がたくさん並んでいる。

左の棚には、細長い金属の棒や、(とげ)のついた鉄球など、拷問(ごうもん)に使われるのであろう器具がずらりと並んでいる。

そして、部屋の中央には、拘束具(こうそくぐ)付きの分娩台(ぶんべんだい)のようなベッドが2つ用意されていた。

それを見た2人は、顔を真っ青にして泣き始めた。



「あたしら…これから何されちゃうのよぉ…!」


「ああ神よ…どうか私たちに神のご加護を…!」


「おい!泣いてないでさっさとそこのベッドに寝ろ!」



2人は拷問官に引っ張られ、強引にベッドに寝かせられ、拘束された。



「やだぁ!これって完全に出産する体勢じゃないのよぉ!」


「あぁ…私の純潔が…」


「言っておくが、貴様らの処刑は他の者に任せてある。入って来い!“ベローズ”!」



拷問官がそう呼ぶと、カツカツと足音を立てて、背の高いサラマンダー族の女が入ってきた。



「はぁーい♪私があなた達の処刑を任されたベローズよ!よ・ろ・し・く♡」



ベローズは、スタイル抜群な体に、ぴちぴちの黒いセクシーボンテージ衣装を(まと)い、目の部分には仮面をかぶり、手には(むち)を持っていた。



「処刑というより…おしおきされちゃうんじゃないのかしらこれ…」


「いくら同性だとしても不純ですっ…あんまりです…!」


「では、後は頼んだぞベローズ。こいつらは好きにして構わん」


「まかせて頂戴(ちょうだい)♪私がぐっちゃぐちゃにしちゃうんだからっ♪」



拷問官が部屋から出ると、ドアが固く閉ざされた。



「さぁ…サイコーのショータイムの始まりよぉ~!!!!!」


「「いやぁーーーーーっ!!」」





ーリナリアの拷問場ー


「うっ…うう…アル、メリ、ア様…」


「あなた、随分(ずいぶん)とあの男に肩入れしてますねえ。もしかして…“恋”をしているのではありませんか?」


「こ…い…?」


「まさかアンデッド族にも心がある個体がいるだなんて…前代未聞(ぜんだいみもん)の大発見ですよ!これはもっと解剖(かいぼう)して調べなければ…!!」


ジョキジョキジョキジョキジョキ!!


「ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ッ!!!」


(助けてっ…怖いよぉ…早く、会いたい……アルメリア様…!)


アマリスとツグサの拷問シーンは本編ではカットします。(ちょっとアレなため)

後で個人的に書きたいなと思ってます。

もしかしたら載せるかも…?

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