【41】ルーズ・チャスタティ・アンデッド
一方、取り残されたアマリスとツグサは、懸命に脱出の方法を考えていた。
「ああっ!もうどうしたらいいのかわかんないよ~…」
「回復魔法が使えないなんて…もう私の存在意義が…」
頭を抱えて悩んでいる2人にも、ついに呼び声がかかった。
「おい!そこのメス2匹!次はテメエらだ、来い!」
「嘘…!…ってことは、メリア達はもう…?」
「ああ神よ…どうかあの2人に祝福を…」
「ごちゃごちゃ言ってねえで早く来い!」
2人は手錠をかけられ、少し広めの部屋へと誘導された。
「ここって…」
2人は部屋を見回す。左右の壁際には棚があり、右の棚には、何やら怪しげな薬がたくさん並んでいる。
左の棚には、細長い金属の棒や、棘のついた鉄球など、拷問に使われるのであろう器具がずらりと並んでいる。
そして、部屋の中央には、拘束具付きの分娩台のようなベッドが2つ用意されていた。
それを見た2人は、顔を真っ青にして泣き始めた。
「あたしら…これから何されちゃうのよぉ…!」
「ああ神よ…どうか私たちに神のご加護を…!」
「おい!泣いてないでさっさとそこのベッドに寝ろ!」
2人は拷問官に引っ張られ、強引にベッドに寝かせられ、拘束された。
「やだぁ!これって完全に出産する体勢じゃないのよぉ!」
「あぁ…私の純潔が…」
「言っておくが、貴様らの処刑は他の者に任せてある。入って来い!“ベローズ”!」
拷問官がそう呼ぶと、カツカツと足音を立てて、背の高いサラマンダー族の女が入ってきた。
「はぁーい♪私があなた達の処刑を任されたベローズよ!よ・ろ・し・く♡」
ベローズは、スタイル抜群な体に、ぴちぴちの黒いセクシーボンテージ衣装を纏い、目の部分には仮面をかぶり、手には鞭を持っていた。
「処刑というより…おしおきされちゃうんじゃないのかしらこれ…」
「いくら同性だとしても不純ですっ…あんまりです…!」
「では、後は頼んだぞベローズ。こいつらは好きにして構わん」
「まかせて頂戴♪私がぐっちゃぐちゃにしちゃうんだからっ♪」
拷問官が部屋から出ると、ドアが固く閉ざされた。
「さぁ…サイコーのショータイムの始まりよぉ~!!!!!」
「「いやぁーーーーーっ!!」」
ーリナリアの拷問場ー
「うっ…うう…アル、メリ、ア様…」
「あなた、随分とあの男に肩入れしてますねえ。もしかして…“恋”をしているのではありませんか?」
「こ…い…?」
「まさかアンデッド族にも心がある個体がいるだなんて…前代未聞の大発見ですよ!これはもっと解剖して調べなければ…!!」
ジョキジョキジョキジョキジョキ!!
「ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ア“ッ!!!」
(助けてっ…怖いよぉ…早く、会いたい……アルメリア様…!)
アマリスとツグサの拷問シーンは本編ではカットします。(ちょっとアレなため)
後で個人的に書きたいなと思ってます。
もしかしたら載せるかも…?




