表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
となりにはアンデッド  作者: 仁ぐうす
火竜のオアシス
33/57

【33】バトル・スタート・アンデッド

2日目

アルメリア達はラックの巣穴にて戦闘への最終準備をしていた。



「まずは一連の流れを確認しよう」


「えーっと、とりあえず俺らが先陣切って敵を蹴散らすんだよな」


「それを見た他の住人たちが希望を持ち、私達の傘下に入るってわけね」


「表現の仕方が引っかかるけど…まあそんな感じだな」



戦闘の流れを確認した一同は、次に陣形(じんけい)を考えた。



「戦闘での立ち回りなんだけど、アマリスとラックって支援魔法使えたりしないか?」


「あたし魔法はからっきしなの、ごめんね~」


「あ、俺使えるぜ!“ファスト”と“グロウ”」



それを聞いたアルメリアは、ますますラックの姿がチェンスに見えてきた。



「上出来だ!じゃあラックは戦闘直前にその強化魔法をかけてくれ」


「オッケー!お安い御用(ごよう)だぜ!」


「アマリスは僕と一緒に敵に特攻(とっこう)だ」


「望むところだわ!」


「アルメリア様、私は」



アルメリアは、リナリアの役割を考えていなかったため、適当な役割を与えた。



「リナリア、君はもし他の住人が襲われそうになったら守ってやってくれ。今回は別行動だ」


「そう、ですか」



その時のリナリアの表情は、少し悲しそうに見えた。

何がともあれ、大まかな作戦は決まったため、後は明日の戦闘を待つばかり。

一同はイメージトレーニングをひたすら繰り返し、夜が()けていった。


そしてついに戦いの日は訪れた。巣穴から出てみると、すでに住人たちが武器を持ちスタンバイしていた。だが、皆どうもやる気のなさそうな顔をしていた。



「けっ、どいつもこいつもやる気のねえツラしやがって…」


「皆今日の戦いで全滅すると思ってるんだな…」


「しかぁーし!あたしたちが必ず阻止(そし)して見せるわっ!」


「アルメリア様、私はお先に見渡しの良い場所に行ってまいります」



そう言うと、リナリアはそそくさとどこかへ行ってしまった。



「気のはえーメスだ。ま、早めの準備は大事だけどな」


「…」



最近のリナリアの行動に、アルメリアは思うところがあった。



「そういえば…リナリアの事、まだ何も知らないな…」


「え?何か言ったか?」


「え?あ、いやなんでもない!」


「ねえメリア、そろそろあたしたちも移動しとこうよ」


「そうだな」



アルメリアとアマリスは最前線へ、ラックはその少し後方にそれぞれ移動した。

それから少し()った頃、遠くから多くの足跡が聞こえてきた。



ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザ


「…きた!」



ついにオアシスの兵士達が戦いをしかけてきた。

一同は覚悟を決め、武器を構えた。


次回、集落防衛戦

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ