2.練習計画
さて、前回語ると宣言したのだからやるしかない。生温く軽蔑した目線でいいので見ていて欲しい。
ありえない速さで強豪校となった理由の一つには、小学校という大きな養成組織が存在する。
小学校の吹奏楽部は、その数年前からそれなりの強さだったのだ。この面白いくらいに飛躍した年の三年は、小学校でとあるコンテストで見事最優秀。そういうよりかは、文部科学大臣に応援されてしまった。
まあこんな調子で書けば、ちょっと探すだけで母校がバレバレになってしまうからちょーっとだけ自重と脚色というか少しレベルを下げてみたりする。極力、できることなら絶対に特定禁止でお願いします。
さっさと次に進んでほしいという声が聞こえる。まあ自慢に聞こえるのは辞めて進むことにする。
もうひとつの理由には、練習量と質の悪魔が存在する。
参考として、七月頃の土曜日のスケジュールを晒す。まあフリー素材レベルで自由にご利用ください。吹奏楽の作品書くときなんかにいいんじゃないですか。もっとソフトにして使ってください。吹奏楽には幻想が必要なんです。
8:00 学校の門が開く
9:00 全員チューニング・基礎まで終了した状態で集合〜基礎体操〜ブレス練習
9:30 パート毎に散らばってハーモニーやパート基礎、パートチューニング
10:00 全体での基礎練習・基礎合奏
10:40 うまくいけばコンクール曲、ただし先生の機嫌がとても悪ければ基礎は昼まで
12:20 昼休み
13:00 午後練習スタート
17:00 ここまでぶっ通しで練習、ここから片付け
17:30 挨拶して終了(機嫌がよければ)
〜18:45 最終下校まで残って個人練習する人間もいる
まだ軽い、君はそう言うのか。仕方がない。全米が笑いだしたくなった月間予定まで晒してやろう。
八月に五日間の休み。コンクール後に二日ほどの休み。あとは先生の都合で三日休み。
あとは三年生の都合で(集まらなすぎる)で何日か休み。終了
ここ日本だよね? と疑いたい。こんな感じの量の練習をしていても、県予選落ちの学校もいる。端的に言うとその学校はかなりまずい。練習方法の改善をしたほうが良いと思う。
もっと少ない練習量で業績が出る学校たちよ。本当に、恵まれている。羨ましい。
三年の、受験準備のための休みも潤沢には取らせて貰えていなかった。私が三年生の世代には、三ヶ月前申告でもぎ取らせていただいたが、その前年度の先輩達は休んでいる様子が見えなかった。
本当に、ブラック企業だった。
軽くバズるのを目標に、誰かがこんな部活もある事を知っておいてほしい。
そんな思いなので……




