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昼食を食べ終えた涼は律にいわれウィラメットのシミュレートをしていた。
シミュレートといってもスカイアーツとは無関係なロボット物のゲームであり、
スカイアーツは身体とリンクさせて動かすので実際の操作とは異なるのだが。
それでも状況をシミュレートするという意味では意味がある、と律は思ったのだが……
「このゲーム、そこそこやってるんだけどな……」
「へえ。涼は料理や掃除が趣味だからゲームはあんまやらないかと思ってたわ」
そう茶化す律に涼は若干むすっとしながらこう返す。
「僕も男の子だからね。こういうゲームにも興味はあるよ」
「はいはい、分かったって」
茶化されてる感じは否めない涼だったが、彼はゲームをハードモードでプレイする。
「いきなりハードなんてやるわね」
「そりゃ、シミュレーションなんだから本気でやらないと」
律儀な涼に律は感心したようだが、その後こう問うた。
「でも、やりこんでいるわけじゃないなら……」
「だからこそだよ。これでダメだったらウィラメットも乗りこなせない」
涼はそういった後ゲームに集中する。
様々な方面からくる敵を薙ぎ払い、強敵の攻撃に対処する。
涼は所謂『無双系』のゲームをプレイしているのだが、苦戦しているようだ。
「いわんこっちゃないわね」
「いや、大分動きには慣れてきた。行けるよ!」
その言葉ははったりではないようで、涼は強敵の攻撃を見切りつつ攻撃を入れて行く。
操作キャラの体力を半分切ってしまっていたが、そのまま逆転できる勢いだった。
「いうだけはあるわね。見直したわ、涼」
「まあ、期待されているならこれくらいはね」




