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要検討

 こうして本屋に行った俺達。

 たくさんの本が並んでいるのは印刷出版技術が発達しているからなのだろう。

 いちいち手書きでないといけない、という事はなさそうだ。


 そう思いつつまずは、


「現在の予算だと……またお金を稼いでおかないとそろそろまずいか」

「そのための地図とガイドブックのはずよ、ジングウジ」


 ミネルヴァがそういって一冊の本を渡してくる。

 そこには町周辺冒険ガイド、ランク表示付きと書かれている。


「……ここ周辺で冒険者で日銭が稼げそうな場所……もしくは普通に飲食店でのアルバイトも考慮して……とりあえずアルバイトの本も見ておくか。でもまずはここ周辺のガイドだよな。……この薄い本の中身を見て、購入するかどうかか」


 という事でその薄い本を見ていく。

 本自体が厚くないので、中身の情報はそれほどないのだろうと思っていたが、そこにいる主要な魔物や、採れるものがイラスト付きで表示され、どれくらいの値段で今は取引されているのか、おすすめの時期などが載っていた。

 また初心者駆け出しの行くのにおススメの場所を中心に載せているらしい。


 俺たちはまだ駆け出し……のはずなのでこういったもので慣れる方がいいのかもしれない。

 まだ俺自身、特殊能力チートをどう扱うべきか考えている最中なのだ。

 そう思いながら購入する本はこれにして、他には求人関係の本も見ようかと思ったが、


「そちらはギルドに言って直接どんな仕事があるの紙に行った方がいいわよ?」


 とミネルヴァが言ったのでギルドに一回確認していくことになった。

 その後、冒険者用の道具屋に向かうも、中古の剣だけで大分お金が減ってしまうと気づく。

 するとミネルヴァが、あの“お化け屋敷”を探せば短剣くらいあるかもしれないといった話になって戻って一回探してみることに。


 節約型の状況だが、ゲームでこのような展開はなれている。

 大抵後の方でお金がたまりやすくなっていくのだ!

 といったような希望を持ちながら俺は、次の場所に向かう。


 そこはギルドだった。

 中に入りお仕事募集のものなどがあるが……。


「フリーマーケットのようなものがあるのか。ここで何かを作って売れないか?」

「それもアリかもしれないわね。ジングウジの世界の食事は変わっているから、それを出すとどうなのかしら」


 といったミネルヴァの提案にそれもいいかもしれないと思う。

 ただどういった食材などがあるのか分からないので、今日の夕食はルナが頑張るとのことで、食材のマーケットに行くことに。

 なんでもいろいろなものがそろう総合店がこの町にはあるそうだ。


 ただ八百屋は安かったり、変わったものを置くことで生き延びてはいるらしい。

 そしてそれらを見てみると一通り、見覚えのあるものが沢山あった。

 だから日本の料理も作れそうではある。


 とはいうものの、乾いたうどんといったものは、まるで見当たらなかったので小麦粉から作るしかないが。

 他にも大豆のような豆や麹のようなものはあるのに、しょうゆやみそはここに置かれていない。

 この地域では食べられていないものなのかもしれないし、この世界には存在しないものなのかもしれない。


「そこも要検討だ」


 そう俺はつぶやいたのだった。 


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