第40話 T-1 Grand Prix !!!
某格ゲー風キャラ紹介①
仇名す獲物はぶった斬る!
ツンデレ友情の無法者!
如月 慎!
慎「俺は負けん!」
我が家の舞踊は世界一!
ロジカルダンスでバーンナップ!
霜月 天音!
天音「さて、舞おうかね!」
その紅は鮮血、その白は純真(?)!
ダブルフェイスの暴力巫女!
博麗 霊夢!
霊夢「アンタが異変の犯人?」
朝・原校H2-3の教室
天音「というわけで、2週間後は体育祭だ。」
霊夢「たいいくさい?」
慎「身体能力を学園内で競い合う、お祭りみたいなものだ。」
勇太「通称T-1な。」
剛「こちらは初夏に開催するでござるか。転校前の学校では、秋に開催していたでござるな。」
栞里「学校によって開催時期は異なるからな。」
天音「体育祭は、クラス対抗で行う。一人が出場していい種目は1つまで。」
早苗「慎さんがいれば、ぶっちぎりで優勝できそうですね。」
魔理沙「幻想郷勢も負けてらんねぇな。」
木乃香「げんそうきょう……?」
彩愛「わー、わー、何でもない、何でもないから。」
木乃香「?まぁいいや。でも、確か……」
勇太「慎は出場禁止だぞ?」
幻想郷勢「えっ?」
天音「中学二年・三年の時に、慎のあまりの暴れっぷりに、クラス対抗ではなく全クラス対慎という構図になってな。」
天音「それだと開催コンセプトというか、あまりよろしくないと運営側が判断したらしい。」
慎「俺は解説だとよ。もう一人解説に疋田と、それから運営から実況が一人。この三人は出場しない。」
咲夜「リーダーは、それでよろしいので?」
慎「面倒事は嫌いだしな。傍観してる方が楽しい。」
天音「そんなわけで、皆には、慎を除いたメンバーの中からキャプテンを決め、そして自分の出場種目を決めてもらう。」
体育祭当日
勇太「なんで俺がキャプテンなんだよ!!!もっと他にいるだろ!!!文月とか!!!魔理沙とか!!!」
モブ「腐月にキャプテンやらせたらいつどこで脱がされるか分かんねぇしな。」
モブ「霧雨さんも、確かに行動力はあるけど、少しくらい慎重な方がいいわね。」
彩愛「がんばれ、キャプテン♪」
剛「もっとシャキッとせんか!それでは、皆を引っ張ってはゆけぬぞ!!!」
勇太「うう……分かったよ、やるよ……。」
妖夢「他己推薦、見事に文研部のメンバーしか上げられませんでしたね。」
栞里「これも慎の人柄が為せる業だな。」
魔理沙「それ単に押し付けられただけじゃ……?」
放送『えっと、皆さん、静かにしてください。』
モブ「なんだ?放送か?」
モブ「声が小さくて聞こえねーよ!!!」
放送『静粛に、静粛にお願いします……』
剛「……マイクの調子でも悪いのでござろうか?」
咲夜「ただ単に、本人の声が細いだけかと。」
放送『えっと、話しを……』
放送『いい、俺がやる。』
放送『えっ?でも、これは運営の仕事で……』
放送『このまま収集が付かない方が問題だと思うけどね。』
放送『たしかに、でも……ってああっ!?』
彩愛「慎くんの声だね。」
霊夢「どうせ慎の事だから、揉めてるんじゃない?」
勇太「マイクでもぶんどってそうだな。」
放送『静まれえええええいい!!!』
モブ「なんだなんだ?」
モブ「今のって、如月先輩?」
モブ「2年の如月か!」
放送『漢の中の漢たちぃ、出て来いヤァ!!!』
モブ「ウオオオオオオオオーーーーッ!!!」
放送・慎『これより、第78回、高天原学園体育祭を、開催するぜェーーーーーッ!!!』
モブ「ウオオオオオオオオーーーーーッ!!!」
魔理沙「凄い沸き様だな。」
放送・慎『司会進行は、高天原学園イベント実行委員の、H1-1、夏目沙織だっ!!!』
放送・慎『そして実況・解説は、実行委員の夏目と、俺、如月慎!!!そして!!!』
放送・拓海『僕、疋田拓海でお送りするよ。』
モブ「ウオオオオオオ……オ?」
モブ「誰だ?疋田って」
モブ「誰だか知らないけど、如月先輩の横にあんなに堂々と座るなんてッ……!!!」
モブ「お前は鏡見てから出直して来い。」
放送・慎『それじゃ、レギュレーションの確認だッ!!!夏目!!!』
放送・沙織『えっと、それじゃあ、ルールの説明を……』
モブ「なんだ?聞こえねーよ!」
モブ「如月に戻せー!」
放送・拓海『もうちょっと声張らないと、僕の紋章蟲に食べられちゃうかもよ?』
放送・沙織『ひぃいっ!?!?分かりました、私も覚悟を決めます!!!』
桃華「タクったら、何やってるのよ……」
早苗「慎さんと拓海さんって、意外といいコンビ?」
放送・沙織『や、野郎ども~、聞きやがれ~!』
放送・沙織『本大会は、クラス対抗の得点制によって行われるっ!』
放送・沙織『各種目の順位の高い方から点数が入り、最下位は0ポイントだっ!』
放送・沙織『そしてもし競技中の反則行為が発覚した場合は、その場で失格、以後出場禁止とするっ!』
放送・沙織『以上っ!……こんな感じで、いいんですか?』
放送・慎『まぁ、及第点といったところか。』
放送・拓海『スポーツマンシップをガン無視するような反則行為を見つけた場合は、人道をガン無視した九重先生の餌食になってもらうからね。』
放送・慎『まぁ、正々堂々やれば何も問題は無い。』
九重「疋田のヤツ、よほど実験体になりたいようだな。」
天音「まぁまぁ師走先生、落ち着いて。」
放送・慎『審判は全て実行委員が執り行うッ!』
放送・慎『お前らの『意思』、見せてみろやァッ!!!』
放送。慎『今ここにッ!第78回、高天原学園体育祭、通称T-1GPッ!開催をッ!宣言するぜェーッ!!!』
モブ「ウオオオオオオオオオオーーーーーーーーッッッ!!!」
霊夢「……慎ってこんなキャラだったかしら?」
勇太「……気にしたら負けだと思う。」
???
ハットを被った男「なんだぁ?『今回』は『いつも』とはすこし……どころじゃなく、結構違うじゃねぇか。」
ハットを被った男「そもそもおかしいのは8年ほど前からだよなぁ。『今回』に限って、十二宗家を追い立てるような動きがある。」
ハットを被った男「俺も仕事として取りあえず『あの夫婦』を殺しといたが、まさか差し違えられるとはな。それはいいとして……」
ハットを被った男「『高天原』……この国に伝わる神話における、神の住まう地……」
ハットを被った男「そこに封神を集めて、一体何がしたい?」
ハットを被った男「それに、『いつも』だと今頃は既に如月の長男が意識不明になった報道が出ている頃だが……」
ハットを被った男「『今回』はピンピンしてやがる。さらに、戸籍に登録のない人間まで現れている。」
ハットを被った男「どういう訳か知らねぇが……ようやくこの下らない繰り返しも変わりつつあるって事かァ?」
ハットを被った男「何回だ!?何十回だ!?何百回だ!?何千回だ!?何万回だ!?何億回だ!?何兆回だ!?一体何回繰り返した!?」
ハットを被った男「ようやくだ……ようやくこの世界が変わる……」
ハットを被った男「さぁ……俺の世界をぶっ壊した次は……今度は俺にどんな夢を観測せてくれる?」
ハットを被った男「帝さんよォ……!!!」




