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三十七話

俺(作者)のことは嫌いでも、レイナのことは嫌いになら(((


はい、書けましたー(鼻血を出しながら)

なんだか文がおかしい気がするけれど……まあ、いつもの事だよねー

今回はレイナ視点だけど、レイナの口調ってなんだか難しい…

あと、自分で考えた設定なのに、たまにってかよく、キャラの容姿や髪型を忘れる(髪の色も)

まあ、矛盾たっぷりだけど、直したり直さなかったり(高確率で放置)しながらまだまだ続くよ!(たぶん)

ってことで物語スタート!

「大丈夫ですか、ゆえ様?」


 転移で空中に飛んでしまったゆえ様を優しく受け止め、声をかけましたが……私の顔を見て安心したように気を失ってしまいました。


「グリス。ゆえ様をベッドに運んでくるのでメルとミーニャ、そこの4人をお願いします。しばらくしたらまた戻りますが、そのときまで」

「分かった」

「ソリア。お湯と体を拭くための綺麗な布を数枚、持って来なさい」

「は、はい!」


 これでゆえ様が気を失っているとはいえ、2人きり。

 途中、ソリアが物を運んできますけれども、受け取ってすぐに追い返しますし。

 まずはそれでゆえ様の体を綺麗にしなければ。服は……ふふっ。


「失礼、します」


 ゆえ様が寝泊まりしている部屋へと入ると、気のせいであるはずなのにまだ、あの行為の匂いが残っているようで自分でも頰が少し赤くなっているのが分かります。

 汚れるのは仕方ありませんが、まずはそのままベッドに寝かせなければ。替えのシーツも持ってこさせるべきでしたね。


「レイナさん、持ってきました〜」

「……全部私がやるので、そこのテーブルの上に置いていきなさい」

「は、はい」


 言われた通り、ソリアはテーブルの上に置いてすぐに部屋から出ていきます。


ゆえ様。失礼します」


 寝ているとはいえ、一言かけてから血で汚れてしまった服を脱がせます。

 風邪を引いてしまうといけないので、まずは上半身だけを。

 脱がせた服はイスの背もたれにかけておき、改めてじっくりと月様の体を眺めます。

 多少の肉は付いているけれども、同年代……いや、2つ3つ下の子よりも華奢で、少し力を加えると壊れてしまいそうなほどに細く、長い前髪で隠れている童顔で中性的な顔立ちと合わさり、女のように見えなくもないです。

 一体、この体のどこにあれほどの力があるのか。

 用意された綺麗な布を湿らせて、壊れ物を扱うかのように優しく、丁寧に血を拭き取っていきます。


「…………?」


 血を拭き終え、綺麗になったゆえ様の体をもう一度眺めていると、私から見てヘソの右下に、よく見なければ分からないほどの傷跡があります。

 私が知る範囲では、このような場所に怪我を負った記憶はない。であれば、私が知らないどこかで怪我を負ったのか、もしくは昔に負った傷なのか。いずれにしても、私の知らないゆえ様。

 ゆえ様の目が覚めた時、また2人きりの時間をいただいて全部教えていただかなければ。

 とりあえず今は、月様の体を綺麗にしないと。

 ズボンを脱がそうと、そちらに目を向けた時。


「……ふふっ」


 寝ていても体は反応するのですね。

 自己主張をしています。


「だけどまだ、ダメですよ。綺麗にしてからでないと」


 ズボンを脱がし、イスの背もたれにかけてあるシャツの上に重ねるようにして置く。パンツ越しにソレを優しく撫でる。


「……ダメ、なのに私の体が反応しちゃいますね」


 左手で月様のソレを。

 右手で自身のソレを。

 興奮して頰が赤くなり、抑えがきかなくなってくるのが分かります。

 できれば、ゆえ様が目を覚まして激しく罵りながら叩かれてしていただくのが一番なのですけれど……欲求に負けてしてしまい、目が覚めた時にお仕置きをされるか。我慢して目が覚めた時にご褒美としてもっとしてもらうのか。

 ――答えは一つですね。


「……ふぁ、んん!」


 ゆえ様のソレに顔を近づけ、その匂いにいまにも咥えたい欲求を我慢しながら自分のソレを弄りまわす。

 物足りなさに何度も最後の砦(パンツ)ぬがしそうになっりましたが、手が届くのに手に取ることができないもどかしさが、さらに私を興奮を誘います。


「ぁ! んん! ……ふぁ! ぁぁ!」


 絶頂へと達したときに力が一気に抜けてへばり、ゆえ様のソレに向かって顔全体を押し付けてしまい、その匂いでさらに昇天してしまいました。


「……はぁはぁ」


 このままだと体がおかしくなってしまうので、何とか頑張って顔をずらすことにする。


「…………」


 右手を見てみると、光に反射していやらしく光っています。

 その手を綺麗にした月様の上半身へと持っていき――。


「ふふっ。ゆえ様に私の匂いを染み込ませて……あぁ、これだけでまた、体が火照ってしまいます……早く目が覚めてご褒美を下さい。めいいっぱい罵り、叩いてください」


 私の愛液を塗りつけていきます。

 上半身だけでなく、少し休んで動くようになった体を動かして……ゆえ様の首、頰と伸びていき、指を口の中へと。

 意識を失っているはずなのに、私の指を舐めてくるため、またお腹の下がキュンとしてしまいます。

 さすがに、いろいろと片付けてメルたちのところへ戻らないと。

 戻ると言った手前、戻らないとこちらにきっとくるだろう。


「……仕方ないですね」


 ゆえ様が連れてきた4人の女性(メスブタ)のこともありますし。まあ、あれは勇者たちに押し付けて送ってもらえばいいでしょう。

 勇者たちも、いなくなってゆえ様も喜ぶと思いますし。

 思い立ったが吉日。

 さっさと行動しないと勇者たちが部屋に戻って寝てしまいます。先ほどはだいぶ、ましになっていましたが戻ってきた時の顔は真っ青でしたし。

 未だ、覚めぬ興奮に酔いしれつつ、片付けを始める。

 ソリアに替えのシーツなどを用意を頼むことを忘れないようにしなければ。あとは血で汚れた布とお湯を新しいものに替えてもらうことも。


「また来ますね、ゆえ様」


 扉に手をかけたときにはいつもの私でいるように一度深呼吸をして落ち着き、切り替えます。血で汚れた布をお湯の中に浸しながら桶を持ち、部屋を出てメルたちのところへ。


☆☆☆


「レイナ! ゆえ様は?」

ゆえさんは大丈夫ですか!」


 メルたちのところへと向かうと、メルとミーニャが押し倒す勢いでやってきて尋ねてくる。


「2人とも。ゆえ様は気を失っているだけだから安心してください。だけど、世話する人以外はあまり入らない方がいいので、しばらくの間は会うのは我慢しなさい」

「どうしてレイナだけ!」

ゆえ様のためよ」

「……うぅ」


 予想通り、メルが文句を言ってくるけれども、月様のため。と言うと悔しそうにしながらも引き下がる。


「あ、あの、レイナさん。ゆえの様子は……」

「呼吸も安定していましたし、しばらくは寝たきりだと思いますが死ぬことはないと思います」

「そう、ですか」


 たしか、響でしたか。ゆえ様が心を許していると勘違いして引っ付いているお気楽集団の。

 明日にでも出て行ってもらうつもりなので、今日が最後ですね。

 そのためにも、説明をしなければ。


ゆえ様が助けたそこの4人。どこの国ですか?」

「は、はい。私たちは――」

「やっぱりいいです。送るのは私たちではないので」


 何故かは分からないけれど、聞いてはいけないような気がした。勘、のようなものだけれど、今回は外れているような気がしなかった。

 多少冷たい対応になってしまったが、相手がゆえ様でないので別に問題はない。


「勇者様がた。彼女たちを親元へとお願いします」

「え? ……で、でも。レイナさんたちの方が強いし、俺たちよりも適任では? それにまだ、ゆえが寝ているし……」

「護衛はいい経験になると思います。ゆえ様のほうは私たちにお任せください」

「そ、そうですか」

「ええ、後はよろしくお願いしますね。何かあればグリスに聞いてください。メル、ミーニャ、レナ、ミオ。しばらくの予定を話すので月様の部屋に行きますよ。……ソリア。替えのシーツをいますぐ持って来なさい」

「は、はい!」


 いつまでも汚れたままのシーツではいけないので、部屋に行ったのならばまずはシーツを替えなければなりません。


「レナとミオは大丈夫だと思いますが、メル、ミーニャ。騒いだりしたら分かりますよね?」


 優しく問いかけると、真剣な顔をして首を縦に振ってくれたので大丈夫でしょう。


「れ、レイナさん。シーツ持ってきました」

「あとはもう一度、お湯と布を」

「はい!」


 替えのシーツをソリアから受け取り、大きな音を出さないように気をつけながら部屋へと入っていきます。ちゃんと言ったとおり、メルとミーニャが部屋に入った瞬間、騒ぐということは無いようで。


「まずはシーツを替えます。私がゆえ様を抱えている間に替えてください」


 ゆえ様の膝裏と首の後ろに手を回し、お姫様抱っこをします。そして抱えてから気がついたのですが、月様の着替えを用意していなかったのでパンツ一枚だというのを忘れていました。

 ……これは非常にマズイです。

 ある意味においては嬉しい限りですけれど、いま、この場ではそんな悠長なこと言ってられないです。抑えがきかなくなったらメルたちが見てる前で絶頂に――。


「レイナ? 終わったけど」

「……分かりまし、た」


 私とゆえ様が引っ付いているのがそんなにも嫌だったのか、メルとミーニャの行動は早かったようです。……そのお陰で少し助かった部分もありますけれど。


「さて、今後の予定について決めていきますよ。ゆえ様が寝ている今、ただ過ごしているだけではいけませんからね」


 メルとミーニャはゆえ様の脇に。レナとミオはイスに座らせている。

 今後はまた、このメンバーで過ごしていくため、緊急時にゆえ様がいなくても動けるようにしなければ。それがゆえ様のためになると信じて。


「この5人でクエスト受けて、ミーニャ、レナ、ミオの経験積ませれば? 私とレイナでアドバイスとかしていけばいいと思うし…………なに?」


 珍しくメルがまともな意見を言ったため、驚いて何も言えません。

 (ゆえ)月様が来てから少しおかしい言動が目立っていましたが……。


「いえ、メルの意見でいきましょうか。3人は何かありますか?」


 ミーニャたちに尋ねても特に意見は無いですし、それでいきますか。

 その間の面倒はソリアに任せましょう。本当は私がしたいのですけれど、抜け駆けと言われたら否定できませんので。

 すべてはゆえ様のために。

そろそろ就職のあれとかで忙しくなるけど、頑張りたい!

ってか、今書いてるこれ、前に書いてたほのぼの学園もの、ヤンデレ学園もの

この3つのほかにも4つぐらい頭の中に物語が…

まあ、それ書くとコレが書けなくなるの分かってるから我慢してるんよ、うん

名前とか考えるの面倒とか思ってないからね!

ってことでグダグダ書いてて何書きたかったのか忘れたけれど、また次回〜

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