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裏エピローグ(一章終了)

ふふふ…エピローグを書いているときに裏エピローグをメモ帳で書き進めていたのだよ!

まあ、短いんだけど

ってことで物語スタート!

「うふふ、月はやっぱり凄いな。さすが、”もしかしたら僕を作った人”。だから僕は君の望んだ世界を……」


 白は大きなベッドにうつ伏せで寝転びながら、円の形をしているけれど、輪郭が歪んでいるような”物”で月のことを見ていた。

 ”物”と表したが、それは手を伸ばしても届きそうで届かないような。届いたとしても触れることが出来ないような曖昧な。だけれど確かにそこに存在する”物”。

 白が体勢を変えると白の見やすい位置へと勝手に動いている。


「神様……ってのは誰かに願われないと存在しない。昔は僕の他に居たかもしれないらしいけれど、時間が経つとともに減っていった……らしい。ただ、そういった記憶があるだけで、今は僕1人だけ」


 そこで区切り、白は仰向けになり、両手両足を投げ出すように広げて大の字になる。


「僕は新参者だからね。月の年齢が二桁になる前に強く願われて僕は造られたばかり……と言いたいところだけどほんと、記憶が曖昧だ」


 右に寝返りをうったり、左に寝返りをうったりとゴロゴロしながら白の独り言は続く。


「僕の中の大部分は月だ。だけど月が生まれる遥か前。それこそ地球の誕生、宇宙の誕生の記憶が僕の中にある。それなら僕はいったいいつから存在するんだ……。確か、月が元いた世界の日本ではこういったのを、卵が先か、鶏が先か。って言うんだっけ?……笑えてくるね。神様だってのに自分のことが分からないんだもん。だから僕は僕の中にあるこの気持ちに素直になるよ。特定の人物にばかり構うよ。他のことなんか知ったことないね……と言いたいとこだけど」


 白は”物”に写っている月……ではなく、その周りにいるらしいです女3人に目を向ける。


「……邪魔だな」


 ハイライトのない目をしながらそう呟く。だが、すぐに頭を振って自制する。


「……月のために造った世界。月が楽しんでくれてるんだからいいじゃないか。……それにずっと離れ離れってわけでもないんだ……」


 そこで白は頰を赤くし、照れ隠しのためか枕を手に取り、ベッドにバフンバフンと打ち付ける。


「…………そういえば」


 枕を打ち付けたところで動きを止め、”物”に写る映像を月から”ある人物”へと切り替える。


「なんでこいつ、月のことを覚えていたのかな?……いや、思い出したのかな? やっぱりユニークスキルのせい? 月に関する記憶を支障ない程度にいじったから大丈夫だとは思っていたんだけど……ま、いっか。思い出したとしても特に問題はないと思うし。月は旅にでてるから邪魔にもならないだろうからね」


 枕を抱きしめて再び横になる白。


「実力があって月が好印象を抱いた人たちをこの世界に勇者として呼んだのはいいけど……半分でもよかったかな? 10人超えたのは多すぎたと今では思うけど……人間関係とか面白そうだからいっか」


 またうつ伏せになった白は”物”に月を写す。そしてポツリと呟く。


「僕は月が大好きだよ」

次に、登場人物紹介を載せていこう思ってるけど…もう少し時間かかるかも

できるだけ早く載せられるように頑張るけど

あ、ほのぼの系もメモ帳で書き進めてたから載せたよ!(読んでる人はいないと思うけど)

ってことでまた次回!

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