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初恋

作者: 龍聖

 初恋ってなんだろう。

 小さい頃に好きだった「あの子」?それとも、思春期や大人になって、気になり始めた「あの子」に対してのことを初恋と言うのだろうか。

 初恋とは人それぞれ考え方が違うから色々な考えがあるだろう。

 けど、よく考えてほしい。

 あのとき、こうしておけば良かった、ああしておけば良かった、なんて後悔したことはなかっただろうか。

 けど、今の自分というのは、「あの子が笑ってくれたから」とか、「あの子」がいたからこそいるのだと思う。

 初恋とはよく叶わないものという。そんなのは当たり前かもしれない。だって、僕達、私達はまだ「恋」なんてものをしらないのだから。したこともないのだから。

 初恋があってこそ、だからこそ人は成長もするし、頑張れる。

 たとえどんなことだろうと頑張れる。けど、時にはあきらめてしまうこともあるだろう。そんなときにまた思い出してみてほしい。「初恋のあの子」のことを。あのときの気持ちを。

 「あの子」に振り向いてほしくて、「あの子」に認めてもらいたくて頑張っていた純粋な自分と諦めて投げ出してしまった今の自分を。

 今、その自分の初恋をしていた「あの子」が見たらどっちの方が立派に見えて、どっちの方がかっこいいを思うかを。

 だからこそ、たまに初恋を思い出してほしい。

 ほろ苦くて、ちょっぴり甘い、あのときを。

 寝ても覚めても思い出して、

 その人に存在を認めてほしくて、

 勉強も頑張ったし、きれいになりたいと思ったあのときを。



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