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水着の王国  作者: 鈴神楽
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水着のプリンセス(ライバル編)

水着プリンセスのライバル登場です

 むかしむかしある所に、常に水着を着けていた女王様が居ました。

 そんな女王様にも娘が生まれました。

 王家の慣わしにそってその王女もまた毎日水着を着ていました。

 そしてそんな王女にライバル心を抱く隣国の王女がいました。

 彼女は常にゴージャスなドレスを着ていたため、ゴージャスプリンセスと呼ばれていました。

 どうして彼女が水着のプリンセスにライバル心を抱いたかと言うと、それはある舞踏会の事でした。

「流石ゴージャスプリンセスだ、一番目立っている」

「うーんあの見事までな装飾だらけのドレスを着こなししている。常人に出来る業では無い」

 そんな賞賛(?)を囁かれていた時、水着のプリンセスが現れたのです。

 会場中の視線が水着のプリンセスに集まりました。

「あれが噂の水着のプリンセスか?」

「うーん今日はビキニか、寸胴なのに良く着れるなー」

 ゴージャスプリンセスを更に上回る賞賛(?)にゴージャスプリンセスは、強い敵対心を持ちました。

 その後の、ダンスでも水着のプリンセスはまだ十歳の幼さながらも、立派なダンスを踊り、止めとばかりに最後の最後で失敗しました。

 それが周りの人間から感嘆を浴びる事になりました。

「悔しい、あれはわらわの十八番なのに!」

 いつも自分が居る場所に居る水着のプリンセスにもはや殺意すら感じる敵意を持つことになりました。

 そして、ゴージャスプリンセスは一計を案じました。

 ずっと水着を着てるので有名ならば、水着以外の服を着させればきっとその人気が落ちると。

 有り余る財力を元に、ゴージャスプリンセスの暗躍は実を結びました。

 水着のプリンセスにキャミソールレオタード(肩紐のレオタード)を着せる事に成功しました。

 やっぱりというか無節操というか、水着のプリンセスは気に入り、先祖代々の遺伝子的行動原理で城下町を行進しました。

 ゴージャスプリンセスの配下の人間はここぞとばかりに言いました。

「あれは水着ではない。レオタードだ」

 それに驚く国民達そしてその声を聞いたプリンセスが一言。

「そー、これはレオタードと言う名前の水着なんだ。面白いわ」

 その一言で国民達も納得します。

 皆しっているのです、例え下着でも着てる本人が水着だと思えばそれが水着だと言うことを。

 ゴージャスプリンセスの配下が幾らレオタードであり、水着ではないと主張した所で、もうだれも気にしませんでした。

「なんでこーなるのよ」

 ゴージャスプリンセスの怒りの叫び声はそれから暫く続いたそうです。



教訓



「信じるものは救われる。信念を貫く意思を持った人間にはちゃちゃな細工は通用しない」

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