表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水着の王国  作者: 鈴神楽
6/14

水着のプリンセスゼロ

始まりの水着プリンセスのお話です

 むかしむかしある所に、母親を洪水で無くした王女が居ました。

 王女は、そんな母親の死を悼み、二度と同じ悲しみを繰り返さない為に、水着で暮す事を国民の前で誓いました。

 そして国王は、国の再建の為に国民に重い税をかけていました。

 そんなある日、大臣が言いました。

「国王は私腹を肥やす為に、再建を急いでいる。今は、国民を救う為に、税金を安くするのが本道だろう」

 そういって、国民にその事実を書いた書面を蒔きました。

 国民の中からも、それに同調するものが現れ始めました。

 そんな中、王女は泳ぎ易い競泳水着姿のまま町を行進し言いました。

「今は苦しいかもしれません。しかし、私達は未来の人間に、よりよい国を受け継がせる責任があります。その為力を会わせて行きましょう」

 これこそが、水着での行進の始まりと言われるものでした。

 王女の言葉に国民は感動し、特に男性は更なる努力をし国を栄えさせることになりました。



「しかし、国王様よく国民は王女様の言葉を信じましたなー」

「国民を扇動しようとしたのは良かったが、書面を使ったのが失敗よ。この国の識字率は一割だぞ、そんなたった一割の人間が幾ら叫んだ所で、残り九割の人間、特に発言力が在る男性に直接話しかけた王女の言葉の方が支持されるのは当然だ」

「なるほど」

「ここに書かれている企みが全て真実であった所で、それを信じるものが少なければ、虚言になると言うことだ」

「流石は国王様。それと、橋の工事の業者ですが」

「それはもう決まっている。商いが良くわかっている奴が居って、私の大好物の金のビスケットの詰め合わせを持って来た」

「ほーこれはこれは美味しそうで」

「おまえにも一つ分けてやろう」

「ありがたき幸せ」



教訓



「百の正論より、一の行動の方が人々を動かす」



影のテーマ



「上に立つものは、悪であれ正であれ、正しく下の者を理解し、有効に動かせなければいけない」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ