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水着の王国  作者: 鈴神楽
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水着のプリンセス(砂浜編)

水着プリンセスのライバル再登場編です

 むかしむかしある所に、常に水着を着けていた女王様が居ました。

 そんな女王様にも娘が生まれました。

 王家の慣わしにそってその王女もまた毎日水着を着ていました。

 そしてそんな王女にライバル心を抱く隣国の王女がいました。

 彼女は常にゴージャスなドレスを着ていたため、ゴージャスプリンセスと呼ばれていました。

 そんな二人が何故か一緒に海に行く事になりました。

 ゴージャスプリンセスはここぞとばかりにゴージャスな水着を着てました。

「ホーホホホ、毎日水着着てる貴女でもこんなゴージャズな水着は着た事がないでしょうね」

 そう宣言したゴージャズプリンセスの前に、白い少し茶色が入った貝殻のビキニを着た水着のプリンセスが居ました。

「何それ?」

 ゴージャズプリンセスは呆然としてしました。

 しかし、浜辺の人間は水着のプリンセスを褒め称えました。

「流石は水着を着慣れている。この海岸に合う水着という物を知っている」

「しかし、常人ではあの水着は着れないよなー」

「まだまだ成長過程だが、未来の姿を考えたら萌えますねー」

 そんな姿を見て、ゴージャズプリンセスは対抗を意識を燃やしました。

 そして代えて来たのは、真っ白な綺麗な貝殻のビキニを着てきました。

「どうこの美しい真っ白の貝の水着、そんな混じりがある貝とは比べ物にならないでしょう!」

 それに対して、浜辺の人間が小さい声で言い合いました。

「解ってないなー、真っ白な貝なんて不自然だろ」

「そうそう、真っ白じゃ一見普通の水着と変わらないだろうが」

「あの自然的な配色がいいんじゃないか」

 そんな事を呟かれてるとも知らず、ひたすら自分の水着を見せびらかすゴージャズプリンセスでした。



教訓



「中途半端な知識で、相手の領分に入るのと墓穴をほります」

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