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水着の王国  作者: 鈴神楽
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水着のプリンセスゼロワン(最終兵器編)

二代目水着プリンセスの活躍の話しです

 むかしむかしある所に、母親を洪水で無くした王女が居ました。

 王女は、そんな母親の死を悼み、二度と同じ悲しみを繰り返さない為に、水着で暮す事を国民の前で誓いました。

 そんな王女は水着が大好きな王子様と結婚し沢山の子供を産みました。

 王女が大きくなった時、隣国との戦争を勃発しました。

 王国は、最終防衛ラインである流れが急な川まで追い詰められてしまいました。

 国王はここに至り、有る決断をしました。

「王女よ、前線に出て、兵士達の志気を高めてくれ」

「はい父上」

 そしてビキニを着た王女は合戦の場に向ったのです。

 その戦いは激しさを増し、橋は落され、両軍が川に入り激しく戦いました。

 そして王女もまた、兵士が騎馬と化し、川の中に入って兵士達を鼓舞しました。

 その中、敵兵の矢が王女のビキニの肩紐に命中し、王女の水着のトップが外れてしまいました。

 王国の兵士は慌てて、後退するのか、敵兵は王女を目指し、猪突猛進したその時、上流からの凄まじい激流が敵兵隊を飲み込みました。

 王国は洪水で大きな被害を出していた為、治水には多大な予算をかけていました。

 そして今回敵にこちらの作戦を気付かせぬ為、王女という囮を使ったのです。

 王女を囮に使う国王にとっては苦渋の選択の末の勝利でした。

 王女の激励と国王の見事な采配で、王国は敵を打ち破り再び平和を手に入れるのでした。



教訓



「合戦にはポロリがつきものです」

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