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5話 お手本のような悪冒険者と金髪ツインテールの美少女


暫くして目を開くと爽やかな森の中にいた。多分転生に成功したのかな?




「じゃあ気ままにゆっくり生きますか!」





空を見上げながらそう宣言すると一瞬キランと光ったような気がした。

もしかしたらロリっ子神様が返事してくれたのかな。そう思うとクスッと笑いが込み上げてきた。





えーとまずは街を目指したらいいのかな?周りを見渡してもThe森って感じで人っけが全くなくて現在地が分からない。



いやまぁ、街に突然人が現れたら怪しまれたりして大変だからあのロリっ子神様が考えて配慮してくれたのかもね。




歩きながら俺は、それにしても綺麗な場所だなと思った。




こんなのどかで緑が綺麗な場所、日本ではあまり見た事ない景色。




いや、俺が家から出てないだけか。




こんなに綺麗な場所だと異世界でも観光地的な場所かな?どんだけ邪悪な心を持っていてもここにいたら皆会心しそうな……




「やめて!なんでこんなことするのよ……」


「なんでってお前が……だからだろうがァァァァァァァァ!!!!!! 」




なんだなんだ。異世界の自然を実感していた所に。





暫く森の中を歩いているとそう声が聞こえ、聞こえた方向に目を凝らして見てみる。





気に囲まれている少し開けたところで緑色のワンピースっぽい服を着ている金髪のツインテールの少女が3~4人の男達に殴られたり蹴られたりしていた。




ざっと見た感じ男達はあれだ。

冒険者とやらな気がするな。ゲームでよく見かける装備をつけ、武器を少女に向けている。




さっき少女を殴っていた男がパーティーのリーダーなのか怒鳴り散らかしながら剣を突きつけている。





なんで転生早々こんなクズな場面に出くわすんだよ……

けど助けないって選択肢はない。ふと、前世で死ぬ瞬間が意識を支配したが強引に意識を戻し、少女の所に向かった。




「おいクズ共、何をしている?」


「あぁん?誰だてめぇ」





怖い怖い。正直言うと今すぐ逃げたい。だが俺にはロリっ子神様から貰ったスキルが有るから大丈夫なはず……。





大丈夫だよね?

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