16話 異世界にも温泉が!?
当たり前では無い。日本なんかじゃ誰もが見て見ぬふりをするんだし……。
いや、あちらの世界がそうなだけであって異世界では皆優しいのかもしれないけどな。
……なぜだろう……カリス達の顔が浮かんできた……。
まさかこの世界も!?
あんなに心優しくて超可愛いロリっ子……ううん、ルーミャ様が見守っている世界だと言うのに。
「普通の冒険者さんであればあの状況は誰でも見なかった振りをすると思いますよ? あ、下心丸出しで身体目当ての方なら助けてくれるかも知れませんが……」
えー……。それじゃあ僕が下心丸出しでヒナの身体目当てで助けた変態に周りの人からは見られるってことかよ!?とんでもない世界だな。
暫く沈黙が続いていたがヒナは何かを決心したかのように顔を引き締め、口を開く。
「お、温泉入ってきますね!」
妙に可愛らしいピンクの水玉模様のバックからこれまた可愛らしいピンクの寝巻きを勢いよくとり、バタバタと出て行ってしまった。
「あ、後お風呂上がったらドアノックするので開けてください! 」
これ絶対勘違いされてるよね?ヒナが温泉から帰ってきたら誤解を解かないと……。
てか温泉あるの!? 僕も後で入りらせて貰おう!
……僕はこう見えても大の温泉好きだ。え?引きこもりなんじゃ無かったのかだって?温泉は別だよ。
……っていっても最後に温泉に入ったの5年くらい前だな。
最後の温泉は特別だったから今でも鮮明に覚えてる。
♢♢♢
唯一の友達であり幼馴染でもある優里がいつの間にか僕の横で温泉に浸かってたという不思議な事件。
ごく一般の旅館の温泉なので当然だが混浴などあるはずも無く、いつものように一緒に入ろうとしていた優里は渋々女湯に向かっていき、安堵しながら僕は露天風呂に使っていたのだが……。
「氷月♪ いい湯だね♪♪ (むぎゅぅぅぅぅぅぅぅ」
……。
そう、当然かのように横にいたのである。
この露天風呂の区域は外からは当然、内側には扉がありそこを開かない限り開かない仕組みで、僕はきちんと閉めていたはずだ。
ましてや開けた形跡も閉じた形跡も全くない。
割と劣化してるみたいで開けた時にキキキィィィィィィィィィィィィィと不快な音が耳を圧迫したのを覚えている。
……露天風呂に入るためにはまず男湯を通り抜けないと入れない構図であり、男湯にはちらほら湯船に使っている人も居たはず……。
それを誰にも気づかれずにここまで来ることなんて不可能に近い。
そうーーー。
優里が《空間転移》でもしない限り__________。
♢♢♢
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